
そんなモヤモヤを解決します。
今も昔もなんとかなってる。
でも「うまくいってる」とまでは言えない。
確かに「これでいいのかな?」とずっと感じてはいる。
でも、何が問題なのか、そもそもどうしたいのか、よくわからない。
そんな状態が、いちばん厄介で、動きづらいですよね。
「なんか資金繰りがうまくいかない状態」を、そのままにしないほうがいいですよ。
後回しが、思わぬ事態を招くかもしれません。
この記事では、なぜ資金繰りがうまくいかないか?その真相とずっと解決されない理由に迫りました。
ぜひ最後までお読みください。
そして、資金繰りも気持ちも楽になる経営を勝ち取ってくださいね。
追伸:記事の中で『あなたの資金繰り、どこでつまずいてる?診断シート』を無料配布しています。
なんか資金繰りがうまくいってない気がしませんか?
「これまで資金繰りに余裕を感じたことがない」
「苦しくはない。でも、順調とも言えない」
「なんとかやってきた。でも、これでいいと思えたことがない」
実は、こうした“なんか金繰りがうまくいっていない”という感覚を抱えている経営者の方、意外と多いです。
原因も、不安の正体も、解決策も見えない。
「良さそう」と思った方法を色々試してるけど、どれもイマイチ効果がない。
そんな状態で日々を過ごしていると、想像以上にエネルギーを奪われてしまいますよね。

実は、なんかうまくいかない資金繰りは1番危険!
私はこれまで、順調な企業から、かなり厳しい状況の企業まで、さまざまな会社の調査や支援をさせていただきました。
そんな中で、1番危険を感じるのが、「なんかうまくいかない」資金繰りが続いている会社です。
「もっと余裕があってもいいはずなのに、余裕を感じたことがない」
「苦しくはない。でも順調とも言えない」
そんな感覚のまま、なんとか日々やりくりしていると、ほんの小さなきっかけで一気にお金が回らなくなることがあります。
昨年は受注があったのに、今年はなかった。思ったより出費がかさんだ。取引先からの入金が遅れた。税金支払いが想定以上だった。仕入価格が短期間でぐっと上がった
ちょっとした想定外が積み重なって、気づいたときには、もう手が打てない。
そこまで状況が悪化していたケースが、実はよくあります。
「うちは資金繰りが良くない」と自覚している会社の場合は、なんだかんだで何とかなるものです。
状況を把握して、対策を考えて、耐える準備をしているからです。
でも、「なんかうまくいっていない」状態だと、心構えも準備もできていない。なので一気に崩れてしまいやすい。
ドキッとした方、いらっしゃいませんか?
わたしが信用調査会社で見てきた倒産は、急に崩れた会社ばかりではありませんでした。
「良くも悪くもない状態」が続いていて、ちょっとした変化で崩れてしまったケースもたくさんあります。
「なんかうまくいかない」は、それだけで大きなリスクになってしまいます。
なんかうまくいかない資金繰り、実は銀行や取引先はこう見てる
「なんか資金繰りがうまくいっていない」
この状態は、今すぐ危ないわけでも、すぐ倒産わけでもありません。
だから、「そこまで悪くは見られていないだろう」と思っていませんか?
その考え、少し甘いです。
私はこれまで、調査員として、現在は経営者支援の立場として、銀行や取引先の“審査部門”の方々とお話をしてきました。
実際、企業を見る“プロの目”は、みなさまが思っている以上に厳しいです。
前のパートでもお話ししましたが、「なんかうまくいっていない」状態は、心構えや準備ができていないぶん、崩れるときは一気です。それ自体が、大きなリスクです。
会社を見るプロたちは、その“将来的な不安”を、かなり敏感に察知します。
たとえば、こんな経験はありませんか?
・とくべつ悪い材料があるわけでもないのに、融資が通らない
・なぜか大手企業から取引を断られた
・直接取引ではなく、「代理店を通して」と言われた
どこが悪いのかよくわからない。けれど、うまくいかなかった。
なんか資金繰りがうまくいかない状態が、まわりから「将来リスクの兆し」として見られた可能性がありますね。
思うように進まない原因になったのかもしれません。
なんか資金繰りがうまくいかない状態だと、気持ちもモヤモヤします。小さなきっかけで経営も崩れてしまいやすい。
さらに、まわりからも「いい会社」とは見てもらえません。
できれば早めに解決しておきたいところです。

うまくいかない資金繰り、なぜ解決できないのか?
「資金繰りのことちゃんと考えてる」「対策もしている」
でも、なぜかうまくいかない。
その原因はなにか?経営者のみなさまが陥りがちな”解決できないパターン”をご紹介します。
みなさまの会社がどこでつまづいているか、確認してみましょう。
変わりたいのに変われない現象
「資金繰りがうまくいかない」を解決できない理由の1つ目は、変わりたいと思っているのに変わっていないからです。
わかっているのに、いつも同じことを繰り返してしまう。結局うまくいかない。そんな状況が続いてしまうのですね。
考え方や習慣化した行動パターンを変えるには、意識して努力することも必要です。
複雑すぎて頭が大混乱
「資金繰りがうまくいかない」を解決できない理由の2つ目は、複雑すぎて頭が整理できていないからです。
資金繰りがうまくいかない原因は複数あったり、内容自体が難しいことも多いです。
何が問題なのか混乱してしまい、うまく対処できない状態が続いている経営者の方もいらっしゃいます。
理想の資金繰り像がボヤボヤ
「資金繰りがうまくいかない」を解決できない理由の3つ目は、理想とする資金繰りがイメージできていないからです。
「どうなれば安心なのか」が曖昧だから、何をすればいいかも定まらない。
明確な目標設定がなければ、日々の判断もブレやすくなってしまいます。
対策も“なんとなく”
「資金繰りがうまくいかない」を解決できない理由の4つ目は、なんとなく対策しているからです。
その場その場の成り行きで動いてしまい、重要度や優先順位が曖昧なまま進んでしまうのですね。
根本的な問題はずっと解決されず、なんとなくうまくいかない状況が繰り返されてしまいます。
どうも考えが片寄りがち
「資金繰りがうまくいかない」を解決できない理由の5つ目は、考えが片寄っているからです。
無意識に自分のやり方にこだわって、視野が狭くなってしまうのですね。
視野が狭くなると、ほかの解決策や改善案に気づきにくくなってしまいます。
圧倒的な『信用』不足
「資金繰りがうまくいかない」を解決できない理由の6つ目は、資金繰りの重要な場面で『信用』が足りないからです。
取引先との取引量や決済条件の交渉、銀行からの資金調達や返済交渉など、資金繰りは相手ありきです。
「この会社は信頼できる」「いい会社だな」と思ってもらえなければ、有利な条件は引き出せません。改善もいばらの道です。
実は”真実”はそこにはない
「資金繰りがうまくいかない」を解決できない理由の7つ目は、本当の原因に気づいていないからです。
自分が思っている原因と、実際の問題が違っている可能性があります。そのままでは対策もズレてしまい、いつまでたっても状況は改善しません。
本当の原因を見極めるための冷静な分析が必要です。

資金繰りがうまくいかない”本当の原因”の見つけ方
さて、効果的な解決策を見つけるには、まず『本当の原因』を把握することが大切です。
本当の原因を見誤っていると、対策もズレてしまい、いつまでも問題を解決できませんからね。
中には見つけるのに時間がかかるケースもあります。でも、腰を据えて、しっかり見極めましょう。
その原因を見つける方法を6つご紹介します。
真実は会社の“歴史”にあり!
資金繰りがうまくいかない原因の1つ目の見つけ方は、過去から現在までの状況を整理することです。
たとえば、決算書や売上の推移を並べてみる。商品・サービスが変わったタイミングを思い出す。新しい取引先が加わった、長年の取引先との関係がなくなった時期を確認する、など。
状況がどう変わっているか。何が起きたときに変わっているか。変わったタイミングで、どう資金繰りに影響したのか。確認していきましょう。
資金繰りがうまくいかなくなった原因が、少しずつ見えてきます。
まるで専門家のように会社を見渡す
資金繰りがうまくいかない原因の2つ目の見つけ方は、経営全体を客観的に見ることです。
専門家になったつもりで、「私ならどこを指摘するだろう?」と、自社の資金繰りを見てください。
意識や視点を変えるだけで、意外な問題点や改善のヒントが見えてくることがあります。
いつもの考え方を一旦リセット
資金繰りがうまくいかない原因の3つ目の見つけ方は、いつもの考え方を一旦リセットしてみることです。
ふだんの思考パターンはいったん脇に置いて、気持ちも切り替えましょう。初めて自社を見るような気持ちで資金繰りを見直してみてください。
同じところばかりにこだわっていた視点を手放すことで、新しい解決策が見えてくることがあります。
“世の中で上手くいってる”が成功のカギ
資金繰りがうまくいかない原因の4つ目の見つけ方は、他社の成功事例からヒントを探すことです。
自分たちのやり方だけにこだわらず、世の中でうまくいっている成功事例を探しましょう。
自社に不足している視点や発想が見つかることがあります。
経営者の世間ばなしが意外とイケてる!
資金繰りがうまくいかない原因の5つ目の見つけ方は、ほかの経営者と情報交換をしてみることです。
同じ立場だからこそわかる話の中に、原因や対策のヒントが隠れていることがあります。
悩みを共有することで、新しい発想や思いがけない解決策が見つかることも多いです。
最強のプロフェッショナルを味方にする
資金繰りがうまくいかない原因の6つ目の見つけ方は、信頼できる専門家に相談してみることです。
経験豊富で信頼できる専門家と話すことで、自分では気づけなかった原因が見えてくることがあります。
専門的な知識や客観的な視点からのアドバイスは、解決の近道になります。
資金繰りがうまくいかない”本当の原因”の見つけ方をまとめます。
自社の状況を十分に確認せずに、「なんか良さそう」と思った方法を試しても、十分な効果は期待できません。

あなたはどこでつまずいてる?簡単チェックシート【無料】
ここまで、資金繰りがうまくいかないのはなぜか?“本当の原因”をどう見つければいいのか?という話をしてきました。
「とはいえ、うちの場合はどれがあてはまるんだろう…?」
「なんとかなっているから今はいいや」
そう思って、原因を見つけるのを後回しにしてしまう方もいらっしゃるかもしれないですね。
そこで、会社のいまの立ち位置をかんたんに確認できるチェックシートをご用意しました。
『あなたの資金繰り、どこでつまずいてる?危険度×混乱度で確認するセルフ診断シート』です。
資金繰りの状態を「危険度」と「混乱度」、2つの軸で診断。
会社の実態と、あなた自身の感覚、その両方を整理して、「今どれくらいマズいのか」「何から手をつければいいか」をはっきりさせるシートです。
「実は思ってるほど悪くない」「実は悪いのに気づけていない」そんな状態にも気づける内容です。
このシートを記事をお読みの方限定で、無料でプレゼントしています。
私が個別相談やセミナーでも実際に使っている実践仕様のリスト。
質問は全30問。よくある小難しい内容ではなく、「はい」「いいえ」で簡単にさくっと回答できます。
ただし、無料配布はいつまで続けるかわかりません。必要な方は、今すぐダウンロード&保存をおすすめします。
お名前とメールアドレスを下記フォームに入力するだけで、すぐに受け取れます。
資金繰りが変わると、経営はもっと楽になる
「なんか資金繰りがうまくいかない」状態は、今すぐ倒れるほどではありません。
だからこそ、改善がつい後回しになってしまいがちです。
でも、これまで7,000社以上を見てきた私から、あえてお伝えしたいことがあります。
「苦しいというほどではないけど、余裕がない」
「何とかなっているけど、いつもどこか不安」
そんな状態で続ける経営と、「うちは資金繰りは心配ないよ!」と胸を張れる経営では、日々の心持ちがまるで違います。
その変化は、まわりにも伝わります。
従業員や取引先、銀行からの「見られ方」も変わり、
「この会社、いいな」と感じてもらえる場面が確実に増えていきます。
話がスムーズに進んだり、思わぬチャンスが舞い込んだり。
気が付けば、「経営がラクになってきたな」と思える瞬間が、自然と増えていくでしょう。
小さな不安、小さな引っかかり。
放っておけば、気づかないうちに慣れてしまうかもしれません。
でも、それに向き合い、一歩踏み出すことができれば、経営はもっとずっと楽になります。
この記事が、その一歩のきっかけになれば嬉しく思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
会社信用ドットコム代表 佐藤絵梨子
審査に通る会社になるメルマガ
―融資・補助金・大手企業の取引―
あらゆる審査を突破する秘訣をお届けするメルマガです。審査現場の生の情報満載です!
このような方におススメのメルマガです
- 融資の審査を確実に突破したい
- 補助金申請で一発で採択されたい
- 取引先の審査に問題なく通りたい
- 信用調査で良い評点を取りたい
- 与信管理を極めて信頼される会社になりたい
登録はお名前とメールアドレスの入力のみ。解約はいつでも可能です。
毎日登録者が増えている人気メルマガです。
以下のフォームからご登録ください。