


このように思っていませんか?
みなさまの会社も、
東京商工リサーチや帝国データバンク
などの信用調査会社から、
取材をしたいという連絡を
もらったことがあると思います。
”会社の情報は全てオープンにしてあるから、
調査会社に依頼するはずがない”
”既存先としか取引をしていないから
調査なんてされるわけがない"
”知りたいことは何でも聞いてくれと言ってあるから、
わざわざ調査会社で調べるはずがない”
どれも、
社長がよく口になさる言葉なのですが、
これはとんでもない誤解です。
会社がどのような時に調査されるのか
をわかっていません。
本日のブログでは、
『どんな時に信用調査が入るのか』
をわかりやすく解説しています。
これを知らずに
信用調査会社の取材を断っていると、
貴重な取引の機会を逃してしまいます。
ぜひお読みになってくださいね。
この記事を書いている私のこと 佐藤絵梨子 新卒で企業の信用調査会社に入社。10年間で延べ7,000社以上を取材し、大手企業との取引は無理だと諦めている経営者が多くいることに気づき一念発起。現在は、数字に自信がない中小・零細企業が大手企業から取引先として選ばれるためのサポートを展開。ブログやツイッターでは会社が信頼されるコツを伝える。※詳しいプロフィールはこちら
会社信用クリエイター
”信用調査が入りやすい”のはこんな時です
調査が入りやすいのは、
このような時です。
調査が入りやすいタイミング
会社が調査をしようと思うタイミングは、
新しい取引を始める前だけではありません。
“いまお取引をしている会社が、
あなたの会社を調べたい”
ということも多々あるんです。
会社によっては、
新規で取引をする会社は必ず調査したり、
既存の取引先でも年に1回は必ず調べる
のようなルールがある会社もあります。
社長にありがちな誤解


とおっしゃる社長によくお目にかかるのですが、
︎調査をすることを
わざわざお相手に伝える会社ばかりではありません。
お相手に伝えないのは、
このような理由があるからです。
調査することを伝えない理由
- 調べる=疑ってると感じる人もいる。
調べていると知られると、取引がしづらくなりそうだから言わない - 取引を検討している段階だから、
お相手にあまり期待を持たせたくない - まだ世間では公開していない新製品・新サービスの取引先を探している。
まだ取引すると決まっていない相手に声をかけて情報が漏れたら困る
など、様々な理由があります。
“こっそり調べたい”
という会社も結構多いんですよ。
「相手から調査をするなんて聞いてない」
という理由で
信用調査会社の取材を断っていると、
貴重な取引の機会を逃します。
ご注意なさってくださいね。
『お相手の会社が信用調査で知りたいこと』はこんなこと

”調査される=悪いところをほじくり返される”
ようなイメージがある方が多いと思います。
ですが、
調査する=あなたの会社を疑っている
というわけではありません。
確かに
「危ない会社じゃないかな?」
「信用しても大丈夫かな」
というように、
ご自身の不安を解消するために
調べる会社もありますが、
他にも調べる理由はたくさんあります。
こんな理由で調査をする会社も多いです
- どれくらいの金額まで取引をするかの参考資料にしたい
(取引限度額を決めたい) - 取引を拡大できるかの判断材料にしたい(取引額の増額など)
- 自分たちが期待している技術を持っているか知りたい
- "こんなことを頼んだらやってくれそうか"知りたい
などなど、
みなさまが想像なさっている以上に
前向きな理由で調査をなさる会社が多いのです。
”こっそり調査をしたい”
という会社もたくさんありますので、
調査が入った理由を調査会社に尋ねても
教えてもらうことは難しいです。
(調査をかけた会社がバレてしまう可能性があるので)
ですが、
本日のブログで、
様々なタイミングと理由で
みなさまの会社に調査が入ることは
ご理解頂けたと思います。
”取材を受ける・受けない”
ご自身の会社にとって
最良の選択をなさってくださいね。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
「誤解して取材を断ってばかりだったな」
「いつも調査会社に情報出さずにいたよ」
という経営者の方も多いのではないでしょうか?
調査が入る理由を誤解したまま
ご自身の手でお取引の機会を逃してしまうのは
大変もったいないです。
本日の記事が
経営者のみなさまの誤解を解き、
これからのお取引の機会をつかむ
お役に立てれば嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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