経営革新計画申請のご相談をいただいていた経営者様から、「無事に計画が承認された!」と嬉しいご報告がありました。
「#経営革新計画 が承認されました!」と嬉しいご報告をいただきました。
書類審査と面接審査を通過された社長が実践された“面接での見せ方”はまさに完璧でした!ご本人の許可をいただき、その対策とご感想の一部をご紹介しています。https://t.co/jIIw2xsAx0
— 佐藤絵梨子@会社信用クリエイター (@satoeri7) November 26, 2025
本制度では支援者名は公表されないこと、また、革新的な計画ゆえの機密漏洩防止の観点から、概要のみ紹介させていただきます。
- 承認日:令和7年10月
- 計画期間:3年
- 業種:日用雑貨製造・販売業
- 従業員数:1〜5人
これまで日用品雑貨の製造販売を行っている事業者様。新しい事業を開始し、製品改善と供給体制の強化、販路拡大を進めるご計画です。
社長はもともと、会社信用ドットコムには信用調査の対策でご相談に来られました。
よくよくお話をうかがってみると、「信用調査会社の評価アップをして大手との取引につなげたい」というだけでなく、今後は融資確認のご計画もあり、「会社の信用力が高まることなら、何でもしておきたい」とのこと。
そして、今後の事業展開含めお話を丁寧に伺っていたところ、とても素晴らしい新規事業のご予定があると判明しました。
そこで「経営革新計画の承認取得に挑戦してみては?」とお話をし、申請準備を進めることになったのです。
ほぼ社長お一人での事業を行っていることもあり、当初は「うちのような小さな会社でも通るのでしょうか?」と不安そうなご様子もありましたが、見事に承認を勝ち取られました。
経営革新計画は、書類審査だけを行う都道府県もありますが、この事業者様の都道府県では書類審査に加えて、面接審査もありました。
社長とは承認獲得後にもお話をし、面接で気を付けた点を教えていただきました。
審査突破や高評価獲得を目指す経営者の皆さまには、大変参考になる内容ですので、シェアしますね。
社長が審査で注意した点(一部抜粋)
当日はスーツネクタイはもちろん、入室時の挨拶、
質疑応答では、類似品を審査員が購入したが、他社と何がちがうのかと聞かれ、佐藤さんのアドバイスを思い出し、こちらは細かいところをあちこち改良していて、そのノウハウは他社にはない。会社とは違います。弊社は既存の事業で1から製品を作る力があり、新しい事業もニーズに合わせた改良を行っていると伝えたところ、審査員は深くうなずいていました。
また、このノウハウは他のジャンルの企業でも応用できるので、国内での利益の循環に貢献できるということを力説しました。ここでも審査員が唸っていたような感覚がありました。
社長には、ご計画は大変素晴らしいものだということ、ただし、その計画の良さを審査員に理解してもらうには『審査員がどこを見て評価しているか』『彼らの知りたいことは何か』を意識して説明ことが大切だとお伝えしていました。
他社との違いや自社の優位性を明確に伝えられたこと、そして、その違いや優位性がニーズ調査に基づいていることまで丁寧に説明されたことで、審査員に深い納得感を与えられたと思います。
さらには、それが他の企業でも応用できる、社会貢献性があることまでアピールしたことも、高評価につながりましたね。
そして、ご自身の外見の印象や振る舞い、資料の紙質といった細かい点にまで気を配られたのが、大変すばらしい!
些細なことと思われるかもしれませんが、このような細かな気配り1つで企業やその計画に対する印象は変わり、最終的には評価にも大きく影響します。
社長が良さを理解してもらうために行った“見せ方”はまさに完璧でした!
本業がお忙しい中、計画構想の練り上げから書類作成、プレゼン練習や発表資料のご準備まで、かなり大変だったと思います。
そのような中でのこの度の承認の取得。
本当におめでとうございます!
社長の想いがつまったご計画が実現し、ますます事業が発展していくことを心から応援しています!
会社信用ドットコム代表 佐藤絵梨子
経営革新計画について詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みになってください。承認取得のメリットや申請の流れを解説しています。
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