良い会社だと思わせるとっておきの秘策

事業計画はあるのに書けないのはなぜ?経営者と審査員の「言葉の壁」を超えるコツ

2026年1月15日

事業計画はあるのに、書けないのはなぜ?経営者と審査員の間の「言葉の壁」の正体をプロが解説|会社信用ドットコム

「計画は固まってるのに、事業計画書が書けない…」

事業計画書の添削をして、こんなふうに悩んでいる経営者の方をたくさん見てきました。

準備不足なわけではありません。

事業のイメージも進め方も決まっている。

書き方ガイドや記入例も確認している。

それでも、いざ書こうとすると手が止まってしまうんですよね。

パソコンの前に座っても、最初の一行が出てこない。

「自分は何を書くんだっけ」と、わからなくなってくる。

実は、本気で考えている経営者ほど、計画書を書けなくなりやすいです。

この記事では、年間200件以上の事業計画書を添削してきた立場から、なぜこの状態が起きるのか解説してみようと思います。

この記事を書いている私のプロフィール

佐藤絵梨子(さとうえりこ)
会社信用ドットコム代表・会社信用クリエイター

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。2017年同社を退職。現在は大手企業との取引実現から銀行融資・補助金獲得まで支援するサービスを展開。小さな企業の救世主として期待されている。

*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411

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<メディア掲載情報>

■SMBCグループの経営層向け会報誌『SMBCマネジメントプラス
「危険な取引先・優良な取引先がわかる 決算数字と信用調査の活用法」

■日本実業出版社『企業実務』
「元調査員が教える!信用調査会社の上手な使い方」
「信用調査会社に会社を高く評価してもらうコツ」 

■東洋経済オンライン 2026年1月
「経営者の言動」も大きなポイントに…元調査員が明かす
【信用調査会社の評価】を上げる4つのコツ

(※Yahooニュースでも掲載) など

メディア掲載情報|会社信用ドットコム

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なぜ計画が固まっているのに書けないのか

なぜ計画が固まっているのに書けないのか|会社信用ドットコム

皆さまの頭の中には、すでに事業の完成イメージがありますよね。

誰に、何を、どう提供するのか。

なぜこの事業を行うのか。

どう進めるのか。

ある程度整理できているはずです。

ところが、その内容を事業計画書に落とし込もうとすると、急に書けなくなることがありませんか?

書こうとしても、

「これで伝わるだろうか」

「自分の考えと少し違う気がする」

という違和感が出てくる。

これは、考えがまとまっていないからではありません。

頭の中にある事業のイメージを、“他の人に伝わる形”に整理し直そうとしているからです。

この作業、想像以上に大変です。

 

経営者が考えていることと、審査員が知りたいことは違う

経営者が考えていることと、審査員が知りたいことは違う|会社信用ドットコム

実は、事業計画書の添削をしていると、もったいないと感じることがよくあります。

本当はすごく良い計画なのに、書き方のせいで、その良さが伝わっていない事業計画書です。

なぜ、そんなことが起きるのかというと、

経営者と審査員では、事業計画書を見る時の視点が違うからです。

経営者は、

「こんな計画を立てている」

「こんな方法でやる」

「こんな成果が出る」

というふうに考えていますよね。

でも、審査員は違います。

「どうしてその計画なの?」

「なぜその方法なの?」

「なぜそれで成功するの?」

と納得できる説明を探しながら読んでいます。

審査員が求めるものを出そうと思うと、事業計画書を書くのが難しく感じるんですよね。

これができなくて、本当にたくさんの経営者の方が悩んでいます。

 

書けないのは真剣に伝えようとしている証拠

書けないのは真剣に伝えようとしている証拠|会社信用ドットコム

さて、「なかなか書けない」と悩まれる方の中には、

「計画が良くないのではないか」
「書くのが下手だ…」

と悩んでいる方もいらっしゃると思います。

ですが、実際には逆なことも多いです。

本当に事業計画や審査について考えているからこそ、

この説明で誤解されないか

この数字で納得してもらえるか

この流れで伝わるか

と、慎重になっている。

だからこそ、簡単には書き進められなくなるのです。

むしろ、何も悩まずに書ける方が、圧倒的にポイントを外していることが多いです。

「書きづらい」と感じるのは、相手にきちんと伝えようとしている証拠です。ぜひその姿勢を大切にしてください。

 

「自分視点」を「審査員視点」に変える

「自分視点」を「審査員視点」に変える|会社信用ドットコム

事業計画書は、相手が判断しやすいように、情報を整理して伝えるものです。

まずは、

●相手は何を判断するためにこの事業計画書を読むのか?

●その審査では、どんな会社が評価されやすいのか?

●逆に、どんな点がマイナスポイントになりやすいのか?

●審査項目や評価ポイントなど、公開されている情報を確認したか?

を確認してみてください。

そして、

「自分の考えを書く」から、「相手が判断できる形に整理する」ことを意識しましょう。

意識するだけで、「何を書けばいいか」がはっきりして、書き進めやすくなりますし、ズレたことを書いてしまう失敗も防げます。

取引先や融資、補助金、株主など、企業が事業計画書を出す場面はたくさんあります。

自信を持って事業計画書を出せるように、そして伝わる言葉で説明もできるようにしておきたいですね。

事業計画の言語化や説明方法の指導も引き続きお受けしています。必要とされる方はこちらからご連絡ください。

⇒会社信用ドットコムへのご相談の流れ

皆さまが素晴らしい事業計画書を作成で審査を突破し、ますます成長していかれることを心から願っています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 


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