補助金一発採択の必勝法 事業再構築補助金

【第11回公募対応】事業再構築補助金の様式・目次の構成|事業計画書の書き方を解説

2022年4月29日

事業再構築補助金の様式・目次の構成|事業計画書の書き方を解説

事業再構築補助金の事業計画書には決まりがある?構成はどうしよう。

このようなお悩みを解決します。

補助金で採択されるには、事業計画書で計画の良さを正しく伝えることが必要です。

作成のルールを守り、自社の計画に最適な構成で事業計画書を作成しなければなりません。

本記事では「構成をどうしよう」と悩んでいる方のためにおすすめの目次(見出し)の構成もご紹介しています。

事業再構築補助金の事業計画書の書き方を150件以上指導してきたノウハウ満載です。

ぜひ最後までお読みくださいね。
 

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、審査の突破で売上・資金を勝ち取るサービスを展開中。中小企業の救世主として期待されている。

*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411

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事業計画書の作成前に確認する2つのこと

事業再構築補助金の様式・目次の構成|事業計画書の作成前に確認する2つのこと(様式・記載すべき項目)

補助金の事業計画書は、審査員が知りたいことに答える書類です。

 

決められた様式や、記載すべき項目がありますので、必ずルールを守って作成しましょう。作成前に以下の2つの確認が必要です。

 

作成前に必ず確認する2つのこと

  1. 事業計画書の様式
  2. 事業計画書に記載する項目

 

1つずつ解説しますね。

 

①事業計画書の様式

事業再構築補助金の事業計画書には「枚数は●枚まで」「■ページ目に▲▲▲を記載する」というように”様式”が決まっています。

 

まずはその様式を確認しておきましょう。

 

事業再構築補助金の事業計画書の様式

  1. 枚数は15ページ以内で作成する(*1)
  2. 1ページ目に事業者名を入れる
  3. 各ページにページ数を入れる
  4. ファイル名は「事業計画書(事業者名)」
  5. ファイル形式はPDFにする
  6. 1ページ目で「製品・サービスに事業者にとっての新規性があること、新製品・新サービスを通して既存事業と異なる市場に進出すること」を説明する
  7. 2ページ目以降はフリーフォーマット

*1:補助金額1,500万円以下は場合は10ページ以内複数事業者が連携して事業に取り組む場合は20ページ以内

 

最新の公募要領の場合、以下の箇所に「事業計画書の様式」について記載があります。確認しておきましょう。

▶︎事業計画書の様式はココをチェック

「10.事業計画作成における注意事項」
第11回公募要領のP43)

*ページ数はPDF下に表記されているページ数です

 

1ページ目については、書くべき内容が決められています。補助金事務局が公開している1ページの参考様式大切な記載ルールもあります。1つずつ解説します。

 

▶︎1ページ目の参考様式

1ページ目には参考様式があります(※補助金事務局が「このフォーマットで作成すると良いよ」と公開している様式です)。

 

まずはこの参考様式を公式サイトで確認しましょう。

 

参考様式が掲載されている場所
(※タイミングによって場所が変わることがあります)


 

Wordファイルを開くと、下記の表注意事項が記載されています。

 

事業再構築補助金の事業計画書1ページ目の参考書式


 

注意書きの文章は削除し、表を埋める形で作成しましょう。

 

▶︎1ページ目に記載する内容は決められている

公募要領には、

1ページ目に、既存製品と新製品、既存市場(顧客)と新市場(顧客)、既存事業と新事業などについて、これまでのものとこれからのものが、それぞれ何が異なるかを具体的に記載してください。 

とありますので、漏れなく記載しておきましょう。記載すべき内容は参考様式の2ページ目にも載っています。

 

▶︎1ページ目の審査で「事業再構築」の定義に合致しないと判断された場合は不採択になる

これは要注意です。事業再構築の定義に合致しない計画はもちろんですが、審査員に合致していることを上手く説明できていない場合も不採択になる可能性があります

 

②事業計画書に記載する項目

公募要領には「事業計画書に記載すべき項目」も書かれています。

 

最新の公募要領では、以下の箇所に記載されています。2箇所あるので、どちらも確認しておきましょう。

記載項目・審査項目はココをチェック

▶︎10.事業計画作成における注意事項
(第11回公募要領 P46〜48)
*ページ数はPDFに表記されているページ数

     

▶︎審査項目・加点項目
(第11回公募要領 P49〜54)
*ページ数はPDFに表記されているページ数

 

審査項目では「事業計画書を見るときはココを見て評価します」と教えてくれています。

 

事業計画書には、審査員が知りたいことを過不足なく、わかりやすく記載しておきましょう。

 

事業計画書の目次の作り方

事業再構築補助金の様式・目次の構成|事業計画書の目次の作り方

事業計画書の目次はどうしたらいいですか?

 

事業再構築補助金の事業計画書は、基本はフリーフォーマットです。

 

1ページ目に記載する内容は決まっていますが、2ページ以降に記載する項目の順番はとくに決まっていません(だからこそ悩むんですよね)。

 

目次がうまく決められない方は、以下のように目次をつくってみることおすすめします。

 

公募要領の「10.事業計画作成における注意事項」に記載されている”記載すべき項目”を並べる→審査員がスムーズに読めるように項目を入れ替えて4部構成にする

 

私が書き方をご指導させていただく社長様には、以下の目次をベースに作成いただいています。ご参考まで。

 

事業計画書の目次(コピーOK)

1:補助事業の具体的取組内容

(1)事業再構築要件について(*1)
(2)現在の事業内容
(3)SWOT分析
(4)事業環境
(5)事業再構築の必要性
(6)事業再構築の具体的な内容
(7)既存事業の縮小・廃止・省人化について(該当者のみ記載)

2:将来の展望

(1)ユーザーと想定顧客ニーズ
(2)マーケット及び市場規模

(3)競合との差別化
(4)既存事業とのシナジー効果
(5)想定される課題・リスクとその解決策
(6)その他(審査項目の政策点の項目など)

3:本事業で取得する主な資産

4:収益計画

(1)実施体制
(2)実施スケジュール
(3)事業化の見込み・目標時期
(4)資金調達計画
(5)収益計画
(6)売上高の算出根拠
(7)付加価値額の算出根拠

【重要】
↓失敗しないために必ず確認↓
 

見出しの項目・順番について
読みやすさや流れを考えて、公募要領に記載されている「記載すべきこと・審査項目」とは順番や内容を入れ替えています。必ず上記の目次にする必要はありません。貴社の計画にあわせて項目を追加したり、順番を変えるなど工夫してください。
  
申請枠等によって記載項目が異なります
上記の目次・見出しはどの申請枠でも記載すべき項目です。申請枠によっては追加で記載が必要な項目もあります。必ず公募要領で貴社が申請する枠の情報をご確認ください。

 

貴社の会社の計画にあわせて目次を工夫し、ベストな事業計画書を作成してください。

 

貴社の計画が採択され、事業がますます発展していくことを心から応援しております。

 

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