補助金一発採択の必勝法

補助金と助成金の違いとは?賢く確実にもらうコツとメリットを解説

2021年5月30日

補助金と助成金の違いとは?確実にもらうコツと活用の注意点|会社信用ドットコム

補助金と助成金は何か違うの?確実にもらうコツも知りたいです

そんなご要望に応えます。

コロナをきっかけに補助金や助成金に興味を持つ事業者様が増えていますね。

「補助金・助成金の違いは?」

「上手く活用するにはどうすれば良い?」

そんなご質問をいただくことも増えました。

そこで、本記事では補助金と助成金の違いをわかりやすく解説します。

違いやメリットだけでなく、確実にもらうコツや活用の注意点にも触れました。

補助金・助成金の獲得は、事業成長性の可能性を高めます。

本気で獲得を目指す社長様は、ぜひ最後までお読みください。

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、審査の突破で売上・資金を勝ち取るサービスを展開中。中小企業の救世主として期待されている。

*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411

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補助金・助成金とは?

補助金・助成金とは?

補助金や助成金はどちらも国や地方公共団体が事業者を支援する制度です。

うまく活用するために、補助金と助成金のメリットや違いを理解しておきましょう。

次のパート以降で順番に解説します。

 

補助金・助成金のメリット

補助金・助成金のメリット

まず補助金や助成金のメリットをご紹介します。主なメリットは以下の4つです。

返済不要なお金がもらえる

補助金・助成金のメリットの1つ目は、返済不要なお金がもらえることです。 

銀行融資とは違い、補助金や助成金は審査を突破して所定の手続きを終えれば、返さなくても良いお金が手に入ります。

補助金や助成金の最大のメリットですね。

 

会社の将来設計ができる

補助金・助成金のメリットの2つ目は、会社の将来設計ができることです。

補助金や助成金をもらうには大量の申請書や報告物が必要です。さらに、「現在の会社の状態」や「会社の将来像」を考え、言語化もしなけばなりません。

将来像を強くイメージすることは会社の成長にプラスになること間違いなしです。

 

将来プランを実現しやすくなる

補助金・助成金のメリットの3つ目は、将来プランを実現しやすくなることです。

すでに触れましたが、補助金・助成金の審査を突破すると、返済不要なお金をもらうことができます。お金を持っている方が、会社の将来プランを断然実現しやすいでしょう。

将来プランの実現可能性を高めるものとして、補助金・助成金を取るという選択肢も持っておきたいですね。

 

会社の信用が高まる

補助金・助成金のメリットの4つ目は、会社の信用が高まることです。

補助金や助成金を取ることができるのは、経済産業省や厚生労働省が提示する条件を満たし、審査を突破した企業です。そんな実績があれば、社会的な信用も高まり、銀行や取引先からの評価アップも間違いありません。

銀行や大手企業から「取引をしましょう!」と言われることも夢ではないです。

 

補助金・助成金のメリットをまとめます。

補助金・助成金のメリット

  1. 返済不要なお金がもらえる
  2. 会社の将来設計ができる
  3. 将来プランが実現しやすくなる
  4. 会社の信用が高まる


 
補助金のメリットについては、こちらの記事でも詳しくお伝えしています。必要な方はご覧ください。

詳しくはこちら
補助金獲得のメリットを徹底解説!補助金を取る会社に起こる7つの魔法|会社信用ドットコム
補助金獲得のメリットを徹底解説!補助金を取る会社に起こる7つの魔法

補助金のメリットを知りたい方向けの記事。お金をもらえることだけが補助金のメリットではありません。知らないと損する「真のメリット」をお伝えします。

続きを見る

 

補助金・助成金の違い

補助金・助成金の違い

補助金と助成金には違いもあります。違いを理解して、必要な場面で最適なものを選べるようにしておきましょう。

主な違いを表にまとめました。
 
補助金・助成金の主な違い

補助金・助成金の主な違い

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支給対象や目的、管轄、支給金額、申請期間だけを見ても、大きな違いがありますね。

そしてなんと言っても、最大の違いは審査の難易度でしょう。

助成金は要件を満たせばほぼ支給されます。一方、補助金は他社と比較され、より良い内容で申請した企業がもらえるものです。

補助金は要件を満たしていても、審査を通過できなければもらえません。

人気の高い事業再構築補助金やものづくり補助金などは、採択率が30%台から50%ほどです。狭き門ですね。
 

補助金と助成金の違いご注意点

ここでお伝えした違いはあくまでも一般的な違いです。「補助金」や「助成金」という言葉は必ずしも明確に区別されていません。例えば、経済産業省が「助成金」を募集したり、「助成金」という名前でも「補助金」の性質が強く見られるものもあります。個別の補助金・助成金の内容をよく調べて、活用するようにしましょう。

補助金・助成金を申請する時は内容をよく確認します!

 

補助金・助成金活用の注意点

補助金・助成金活用の注意点

補助金や助成金は公的な資金を原資にしていますので、もらうためには厳格なルールに従って手続きをしなければなりません。独特だと感じるルールも多いですね。

そこで、補助金・助成金活用の注意点を4つご紹介します。

支給までに時間がかかる

補助金・助成金活用の1つ目の注意点は、支給までに時間がかかることです。

助成金は概ね2〜3ヶ月ほど。長いものでは入金までに半年から1年かかることもあります。

補助金はさらに時間がかかります。事業再構築補助金やものづくり補助金といった大型の補助金では、申請から入金までに2年ほどかかるケースも多いですね。

 

手続きミスが命取り

補助金・助成金活用の2つ目の注意点は、手続きのミスが命取りになることです。

補助金の申請には膨大な提出書類や報告物が必要です。提出書類の記載が不十分だったり、必要な書類が揃っていないと、補助金や助成金を支給してもらえません。審査を突破した後にミスがわかれば、取り消しや減額になることもあります。

準備期間を十分に取り、1つ1つ確実に準備を進めることが必要でしょう。

 

不正や法令違反は御法度

補助金・助成金活用の3つ目の注意点は、  不正や法令違反は許されないことです。

補助金や助成金は税金や事業者の雇用保険料を原資としていますので、当然ながら、不正や法令違反はあってはなりません。

発覚すれば、採択決定取り消しや補助金・助成金の返還、刑事告訴や逮捕となる可能性もあります。「軽い気持ちだった」は通用しないですし、会社の信用回復も簡単ではありません。十分に注意しましょう。

 

検査が入るケース

補助金・助成金活用の4つ目の注意点は、検査が入るケースがあることです。

お金が正しく使われているかや、正しく手続きが進められているかをチェックするために、管轄事務局や会計監査院などの検査が入ることがあるんです。

検査と聞くとビックリしてしまいますが、検査が入ったからといって必ずしも不正を疑われているわけではありません。ルールに従い、申請内容どおりに事業を行っていれば問題ないです。

検査が入る・入らないにかかわらず、事業は適切に進めましょう。

 

注意点をまとめます。

補助金・助成金の注意点

  1. 支給まで時間がかかる
  2. 手続きミスが命取り
  3. 不正や法令違反は御法度
  4. 検査が入るケース

責任感を持って正しく手続きをしましょう
佐藤絵梨子

 

補助金・助成金を確実にもらうコツ

補助金・助成金を確実にもらうコツ

補助金・助成金のメリットや違いはわかりましたか?

「ぜひとも貰いたい」と思った事業者様のために、このパートでは確実にもらうコツを3つご紹介します。

最適な補助金・助成金を選ぶ

補助金・助成金を確実にもらうコツの1つ目は、自社に最適な補助金・助成金を選ぶことです。

補助金や助成金には膨大な種類があり、それぞれ目的や対象が異なります。例えば、以下のようにです。

 

助成金の例

▶︎雇用調整助成金
→経済上の理由などでやむを得ず従業員に休業をさせる場合に、その間の給与のうちの一定額を支援する助成金

▶︎キャリアアップ助成金
→非正規雇用の労働者のキャリアアップを促進する取り組みを支援する助成金


 
補助金の例

▶︎事業再構築補助金
→ウィズコロナ・ポストコロナの時代の経済社会の変化に対応するために、思い切った事業再構築に挑戦する企業を支援する補助金

▶︎ものづくり補助金
→革新的サービス開発や試作品開発、生産プロセスの改善を行って生産性を向上させるための設備投資を支援する補助金

 

会社の規模や従業員、対象期間などの「対象」に当てはまるだけでは不十分です。

補助金や助成金の「目的」にも当てはまっていることを確かめて、自社最適な補助金・助成金を申請するようにしましょう。

 

事務手続きのミスを撲滅する

補助金・助成金確実にもらうコツの2つ目は、事務手続きのミスを撲滅することです。

補助金や助成金は手続きが複雑で、大量の提出物や証拠書類が必要です。公式サイトや説明資料も文字がビッシリですし、表現が難しくて、理解するまでに時間もかかるはずです。

まずは十分に準備期間を取りましょう。可能であれば、社内で補助金・助成金の担当者を数名選んで、相互にチェックしながら準備を進めるとベストです。

公式サイトに記入例が掲載されている場合もありますので、確認しながら進めるとミスも減るはずですよ。

 

専門家のサポートに頼る

補助金・助成金を確実にもらうコツの3つ目は、専門家のサポートに頼ることです。

補助金や助成金は自分で申請できるものですが、書類準備や申請手続きはかなり大変です。助成金では就業規則や労働条件の確認も必要でしょう。補助金では事業計画書の作成や電子申請という難易度高めの作業もあります。

経験豊富な専門家に頼れば、上手くいくコツやスムーズな手続方法も教えてもらえます。審査突破の確率も高まるでしょう。

自社だけで対応するのが難しい方は、上手く活用することをおすすめします。

 

補助金・助成金を確実にもらうコツをまとめます。

補助金・助成金を確実にもらうコツ

  1. 最適な補助金・助成金を選ぶ
  2. 事務手続きのミスをなくす
  3. 専門家のサポートに頼る


 
補助金の審査突破を強力にサポートしています。必要であればご相談ください。

 

補助金・助成金は成功のチャンス

補助金・助成金は成功のチャンス

本記事では補助金・助成金についてお伝えしてきました。いかがでしたでしょうか?

補助金や助成金という返済不要な資金があれば、資金繰りに余裕が生まれ、会社の継続や成長加速につながります。

審査を突破することで会社の信用も高まり、金融機関や取引先からの評価アップも期待できるでしょう。

補助金・助成金に関心がある社長様はぜひ挑戦をして、成功をつかみとってくださいね。

この記事が、補助金・助成金の獲得を目指すみなさまのお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

補助金の審査を突破する3つのプログラム

会社信用ドットコムでは、200件以上のご相談を解決した信頼のプログラムで補助金獲得をサポートします。

このような補助金のお悩みを解決します

  • 資金繰りを円滑にするために補助金を取りたい
  • 補助金の事業計画書の作成が難しく、次に進めずにいる
  • 業績や資金繰り改善のために補助金を取りたい
  • 不採択の原因や効果的な改善策がわからない

サポートをさせていただいた経営者様からお喜びの声をいただいています。許可をいただきましたので、一部ご紹介いたします。

弊社事業計画の本質的なことを理解をしていただけるコンサルタント会社がなく、審査も2回落ち、時間ばかり経過してしまい、どうしたら良いか悩んでいました。

弊社事業計画について非常に深いところまで理解をしていただき、また弊社事業の可能性についても大変期待してくださったため、ご依頼しました。

1回目で採択されたことに大変感謝するとともに、このような申請について他社と比較して随分と差があることを感じ、もっと早く知っていればよかったと思う程です。

これまで31年事業をしてきた中で、私は様々な申請業務を自分でやってきました。理由は、専門家様にご相談をしても、どうもキャパオーバー的で無責任、仕事が雑なわりに、お金は高い、というイメージがあるからです。

会社信用ドットコム様は、違いました。相手の利を先によく考えた、提案力、スピード、解決力、どれもプロだと思いました。

<情報通信業 東京都 G社社長様>

この度は大変お世話になりました。 ご相談の段階から丁寧にご対応いただいたことで、ハードルの高さを感じていた申請について前向きに取り組んでいくことができました。

自力ではどう頑張ってもこれほどのものは作成できませんでしたし、改めて自身の事業や今後の計画・課題を可視化できたことも大きな収穫の1つです。

初歩的な質問にも親身になって答えてくださり、最後まで何度も助けていただきました。 またどうぞよろしくお願いいたします。

<飲食料品小売業 S社長様>

ご感想をいただき、ありがとうございます。

他にもたくさんのお喜びの声を頂戴しています。下記からご覧ください。

サポートがお役に立つか確認いただくために無料の初回相談も行っています。

対面だけでなく、Zoomのオンライン面談もご用意しています。全国対応も可能です。

お申込み方法や日程は下記をご覧ください。

お困りの経営者様は、まずは無料でご相談ください。

サポートの詳しい内容は下記のページでご紹介しています。

詳しくはこちら
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補助金の審査突破サポート

補助金の審査突破を3つの強力なプログラムでサポート。申請準備から入金まで併走。ものづくり補助金、事業再構築補助金、大規模投資成長補助金、小規模事業者持続化補助金、事業承継・引継ぎ補助金に対応。認定支援機関。全国対応。初回無料相談受付中。

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