補助金一発採択の必勝法 事業承継・引継ぎ補助金

【採択率の危険な罠】事業承継・引継ぎ補助金に学ぶ補助金一発採択の極意

2021年12月31日

事業承継・引継ぎ補助金は採択率が80%なんですね!これならうちも採択されますよね!?

それは完全な誤解です。

この記事を書いている私は、企業信用調査会社(株)東京商工リサーチで7,000社以上を調査した元・調査員です。現在は企業審査のプロフェッショナルとして、融資や補助金の審査突破をサポートしています。

事業承継・引継ぎ補助金の採択率は50〜80%と高めですが、決して簡単な補助金ではありません。

事業承継・引継ぎ補助金の概要解説とともに、高採択率の裏側と、高採択率=簡単な補助金ではない理由を解説しました。

事業承継・引継ぎ補助金の申請を検討中の方は、ぜひ必読の内容です。

ぜひ最後までお読みください。

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。2017年同社を退職。現在は大手企業との取引実現から銀行融資・補助金獲得まで支援するサービスを展開。小さな企業の救世主として期待されている。
*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411

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事業承継・引継ぎ補助金とは?

事業承継・引継ぎ補助金は、事業承継をきっかけに新しい取り組みを行う会社や、事業を引き継ぐ会社を支援する補助金です。

政府が発表した2022年度(令和4年度)当初予算案にも、事業承継・引継ぎ補助金は予算総額16億円で盛り込まれています。

 

現在は経営革新型・専門家活用型の2タイプがありますが、2022年度からは廃業・再チャレンジという類型も加わって、必要とする方によりピンポイントで届く支援になりそうです。

すぐに活用することはなくても、これから使うことがあるかもしれません。

補助金は知っていてなんぼの世界ですので、

「こんな補助金がある」と頭の片隅に置いておくと良いですね。

 

事業承継・引継ぎ補助金の採択率

2021年に行われた公募の結果はこちら。

2021年の採択結果

公募期間 採択件数申請数採択率
令和3年6月11日〜7月12日経営革新167件335件49.8%
専門家活用346件412件83.9%
令和3年7月13日〜8月13日経営革新187件375件49.8%
専門家活用330件419件78.7%
令和3年9月30日〜10月26日経営革新75件136件55.1件
専門家活用236件270件87.4%

経営革新は50%ほど、専門家活用はなんと80%以上の高採択率です。

最近は採択率30%台の補助金も多いですよね。80%もあるなら私でも申請すればきっと採択されるはず!

そのように思った方、残念ながらそうはいかないです。

次の審査基準のパートをご覧になってください。

あれ?思ってたのと違うな?と思うはずですよ。

 

事業承継・引継ぎ補助金の審査基準

事業承継・引継ぎ補助金の審査ポイントをチラっと見てみましょう。

「経営革新」と「専門家活用」のそれぞれの審査基準を抜粋しました。

経営革新型の審査ポイント

専門家活用型の審査ポイント

経営革新は次の4つの観点が審査ポイントになっていますね。

独創性・実現可能性・収益性・継続性

 

専門家活用型はこちらの3点がポイントになっています。

  • 財務内容が健全
  • 取り組みの目的・必要性
  • 取り組みの効果・地域経済への影響

これを見たら「やはり簡単だ!」とはならないはずです。

「独創性やら実現可能性をどう伝えたらいい?」

「必要性や効果を伝えろと言われても・・・」

のように戸惑いませんか?

専門性の高い分野ですし、専門家のサポートも必要な補助金です。難易度が低いわけがありません。

ではなぜ採択率が高いのですか??

その答えは次のパートでお伝えします。

 

事業承継・引継ぎ補助金が高採択率な理由【1つだけ】

事業承継・引継ぎ補助金の採択率が高い理由。

まず最初に結論から。

ズバリ、

結論:本気の申請者しかいないから

事業承継・引継ぎ補助金は申請のハードルが高めです。

  • お金が欲しいだけの人
  • 丸投げで何とかなると思っている人

このような人が即脱落するであろう高い壁があるのです。

本気でないと越えられない5つの壁

  • 事業承継・引継ぎが必要
  • 補助金の内容が難しい
  • 専門家の支援が必須
  • 審査レベルが高い
  • 丸投げ厳禁!!

そもそも本気ではない方が「事業承継しよう」とは思わないですよね。

難しい制度内容を理解しようとも思わないでしょう。

専門家に頼むことや、レベルの高い審査に挑戦することもしないはずです。

最終的に申請までたどり着くのは、高いハードルを越えた本気の事業者だけです。

本気だから計画の質も高い。数少ない本気の人が質の高い計画を持って集まるから、採択率も高くなる。理由はいたってシンプルなのです。

 

最後に試されるのは経営者の本気度

補助金申請サポートを数多く経験させていただいてわかったことですが、補助金で採択される会社には”傾向”があります。

こんな会社が採択されている

  • 会社の未来を真剣に考えている
  • 当事者意識を持って補助金申請に臨んでいる

このような会社だからこそ、レベルの高い事業計画を立てることができます。

そして、申請手続きも完璧に終えられる。

その結果、採択されています。

  • ただお金が欲しいだけ
  • 真剣ではない
  • 誰かに丸投げ

このようなお考えでは採択はされません。

補助金は申請者の本気度が試されるものです。どうぞお忘れにないでくださいね。

 

補助金の採択可能性をより高めるなら

「採択される可能性を高めたい」

そのように思われるのであれば、信頼できる専門家への相談を検討することもおすすめです。

信頼と実績のある専門家なら、貴社に真摯に寄り添ってくれるはずです。そして、採択に向けた最適解を示してくれるはずです。

身近に相談できる専門家がいない方はご相談ください。お力になります。

これまで200件以上の採択サポートをしてきた補助金の審査突破サポートでは、確実な採択と将来成長への道筋を示します。

▶補助金の審査突破サポートはこちら

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みなさまが補助金で採択され、事業をますます成長させていかれることを願っています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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