「専門家がついてるから大丈夫」と思っている社長が上手くいかないワケ

2021年2月28日

銀行から融資を受けるために資金調達の専門家にサポートをお願いしたんだけど、融資を受けられなかったよ。専門家にサポートをお願いしても意味ないね

ちょっと特殊な取引の商談で専門家に同席をお願いしたんだけど、成約できなかった。あの専門家はダメだな

 

このような経験があるという
経営者の方も多いのではないでしょうか?

 

専門家がついていたのに
上手くいかなかったお取引やお借入。

 

上手くいかなかった理由は、
専門家のサポートが
悪かったせいなのでしょうか?

専門家がサポートしてくれさえすれば、
お取引や借入、信用調査の評価も
すべて上手くいくものなのでしょうか?

 

 

先に結論を申し上げると、

上手くいく・いかないは、
”社長ご自身の言動”
にかかっています。

 

 

本日のブログでは、

専門家に頼りすぎて
大切なことを見失っている社長

に向けて書きました。

 

わたしが信用調査会社の
調査員をしていた頃の体験も
ブログの最後に書いています。

 

ぜひ最後までお読みになってみてくださいね。

 

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子/会社信用クリエイター

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、大手企業との取引実現から銀行融資や補助金獲得まで支援するサービスを展開中。
*詳しいプロフィールはこちら           

”会社が信用できるか”を見極める場で1番見られているもの

延べ7,000社以上の会社を
評価をしてきた経験から申し上げますと、

会社の経営状態や今後について
社長ご自身が話すことができない会社は
お相手から信用してもらえません。

 

銀行借入の面談や
お取引先との商談、
信用調査会社の取材などの場では、

お相手は
”その会社が信用できるか”
を見極めようとしてきます。

 

そのような場面で
1番見られているのは
社長ご自身なんです。

 

 

社長は会社のすべてを
決める立場にいる人です。

会社を動かしている人です。

そのような立場にいる社長が、

”しっかり考え判断できる人物なのか”
ということは、

信用できる会社なのかを
見極める上での最重要ポイントです。

 

1番見られているのは、

  • 社長が会社の内情を把握し、
    しっかりとした経営判断ができる人物なのか
  • 社長は会社を健全な状態で
    存続させることができる人物なのか

ということなんです。

 

専門家のサポートがあっても
うまくいかない会社には

”社長ご自身が見られている”
という視点が抜けています。

 

「専門家がやってくれるから大丈夫」という誤解

うまくいかなかったし、あの専門家はダメだ!

とおっしゃっている
経営者のみなさまに1つ質問です。

その専門家の方に同席してもらって
お相手と面談をした時、

社長ご自身は
何をしていたのでしょうか?

 

  • すべて専門家に任せて、
    ご自身は何もしなかった
  • ほとんど専門家の方が説明をして、
    ご自身はほどんど話さなかった
  • もちろん自分でも説明した。
    でも、逐一専門家に聞きながら話した

このような対応をしていませんでしたか?

 

残念ながら、
これではお相手から信用してもらえません。

 

繰り返しになりますが、
会社が信用できるかを見極めたい
と思っているお相手は、

社長が何を考え、
どう判断するのか
を見ています。

 

そのような場で社長が
何も話さなかったり、
すべて専門家に聞いていたのでは、

”社長ご自身は考えがない”
”社長1人では何もできない”

と宣言しているようなものです。

 

少し厳しい言い方になりますが、

専門家の横で偉そうに座っているだけだったり、
自分でほとんど話をしない社長ほど
無能に見えるものはありません。

 

こういった社長は
いくら専門家の方が頑張ってくれても、
お相手から信用してもらうことはできないんです。

 

専門家のサポートは”社長への信用”があって初めて生きるもの

お相手は
会社のすべてを決める社長の言動から
”会社が信用できるか”を読み取ろうとします。

普段会社に関わる決定をする立場にない専門家が、
一人で頑張っても限界があります。

 

専門家だけが頑張っているとこんなことになってしまいます

 

お相手から信用され、
ご自身が求める成果を出したいのなら、

社長ご自身の言動で
”信頼できる会社であること”
を示さなければいけません。

 

主役は常に社長なんです。

 

 

サッカーで例えるなら、
アシストをするのが専門家で、
ゴールを決めるのは社長ご自身です。

専門家ができることは、
あくまでもサポートなんです。

 

信用調査の現場で見た”専門家に任せっきりな社長”

信用調査会社で調査員をしていた頃、
取材に弁護士や税理士を同席させる
社長がよくいらっしゃいました。

社長がご自身の口で
今の経営状況と今後の計画を説明し、
専門家の方が時々細かい説明をしてくださる
という会社がある一方で、

ずーーっと専門家の方だけが話し、
社長はほぼ話さず腕を組んで座っている。

たまに
専門家の説明に”ダメだし”をしたりする。

そんな会社もありました。

 

みなさまは
どちらの会社を信用しますか?

 

”この会社は信用できるかな”
という目で見てくるお相手の前では、

その場だけ無難におさまればいい
という作戦は通用しません。

 

社長ご自身の言動が
お相手からの信用を獲得する肝となること、
ぜひ心にとどめておいてくださいね。

 

あとがき

経営者のみなさまには
耳の痛いお話もあったかもしれませんが、

”この会社は信用できるかな?”
を見極めようとする人たちは
社長の姿を見ています。

 

専門家はあくまでも
主役である社長のサポーター。

会社の信用は
社長ご自身の手で勝ち取るものです。

 

ご自身の会社の信用を高め、
求める成果をしっかりつかんで下さいね。

 

本日のブログはここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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