信頼される社長・経営者とは

取引先から信用されない社長の口グセ12選

いつも商談で相手の反応がイマイチなんだよなぁ
いつも取引を断られてしまうんです

そんなお悩みはありませんか?

 

その取引が成功しないのは、
社長ご自身が信用されていないから
かもしれません。

 

本日のブログでは、
社長がついつい口にしてしまっている
『会社の信用をなくす言葉』をご紹介します。

 

ポイントを先にお伝えしておきますね。

信用をなくす言葉もどれもみな、
会社にとって正しい判断ができない社長に見えてしまう言葉なんです。

 

会社にとって正しい判断ができない社長に見える言葉の特徴

  • 自信がない
  • 責任感がない
  • 会社の状態をわかっていない
  • 不満を解消する努力をしていない

 

俺(私)はそんなこと口にしないよ!

と自信満々な皆さま、

本当に大丈夫でしょうか?

 

ご紹介する12の言葉は、
すべてわたしが実際に耳にしたものです。

”意識せずポロっと言っている”
なんてこともあるかもしれませんよ?

 

”その言葉がなぜ信用されないのか”
もさくっと解説しています。

記事の1番下には、
とっておきのアドバイスも書かせていただきました。

ぜひ最後までお読みになってくださいね。

 

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子
会社信用クリエイター

新卒で企業の信用調査会社に入社。10年間で延べ7,000社以上を取材し、大手企業との取引は無理だと諦めている経営者が多くいることに気づき一念発起。現在は、数字に自信がない中小・零細企業が大手企業から取引先として選ばれるためのサポートを展開。ブログやツイッターでは会社が信頼されるコツを伝える。※詳しいプロフィールはこちら

取引先から信用されない社長の口グセ12選

うちはたいしたことないから

これは本当に
たくさんの社長が口になさいます。

この言葉には続きがあって、
たいしたことない会社だから、

「〇〇なんてできないし」
「大企業みたいにはいかないよ」
「これが精一杯だよ」

というように
ネガティブな話題で登場します。

 

謙遜しておっしゃるもいますが
お相手に与える印象は、

  • 自信がなさそう
  • トラブルがあったらそれを理由にして逃げそう

のように、
決してプラスなものではありません。

とくに2つ目の「逃げそう」は、
とある大企業のベテラン審査マンもおっしゃっていたことです。

気心の知れたお仲間との
会話で口にするのは構いませんが、
大事なお取引の場面で口にするのは控えましょう。

 

決算書の数字は良いから

決算書の数字がすべてだと
思っている社長がよく口になさいます。

断言しますが、

会社の良し悪しは、
決算書の数字だけでわかるほど
簡単なものではありません。

取引先として適しているか、
そうではないかを見極めるとなれば、
ほかにもたくさん情報が必要です。

お相手が
そのことをよく理解している方だった場合、
決算書の数字が良いと言われても、
「だからどうした」
くらいの気持ちでいるはずです。

"この社長は決算書ですべてが決まるとでも思っているのか?”
という不信感にもつながります。

すべてを決算書の数字に頼らず、
お相手が求める情報にもきちんと耳を傾けましょう。

 

先のことなんてわからないものですよ

この言葉は、

  • 今期や来期の業績
  • 将来の事業計画

の話をしている時によく耳にします。

いや〜今のことで精一杯で、先のことなんてわからないですよ〜

という軽いノリで口にする方が多いのですが、

聞き手は、
「え!将来を考えてない会社なんて心配!大丈夫!?」
と思って聞いています。

”この先長く会社を続ける能力がない社長”
と思われかねない言葉なので、
口にする場面は注意なさってください。

 

銀行はお金を貸してくれないですからね

「銀行がお金を貸してくれない」
と口にすることは、
『うちの会社は銀行から信用されていない』
と宣言して歩くようなものです。

 

当然ながら、
銀行は良い会社に
お金を貸したいと思っています。

銀行も商売なので、
本当はたくさんお金を貸したいのです。

それなのにお金を貸してもらえないのは、

”その会社が銀行から
 評価されていないから”

だと思われてしまうので注意しましょう。

 

あいつのせいで焦げ付いた

焦げ付き(こげつき)とは

取引先の倒産などで代金が回収できなくなること
貸し倒れ(かしだおれ)とも呼ばれます

「あの会社が倒産したから焦げ付いた!」
とお怒りになっている社長によくお目にかかりますが、
お取引の前にお相手の会社を調べましたか?

焦げ付きは、
お相手の会社をきちんと調べていれば
ほぼ防げるものです。

焦げ付いたと口にすることは、
「うちは相手の会社をよく調べずに取引しています」
と宣言しているようなものです。

取引先の管理もしていない、
しょっちゅう焦げ付いて利益を減らしている
会社だと思われてしまいます。

この先も焦げ付きが発生するかも・・・
と思われたら、取引はしてもらえませんので注意しましょう。

 

景気が悪いから

”優良企業”や”大手企業”と呼ばれる会社
を経営なさっている社長で、

経営が上手くいかない理由を
”景気の悪さのせいにしている”方と
お目にかかったことがありません。

社長は会社のすべてを決定する方です。

お取引のお相手も、
社長ご自身が景気が悪さを乗り切る方法を考えるものだ
と思ってあなたのことを見ています。

そうではない社長は、
責任感がないと思われてしまうので
注意しましょう。

 

数字は経理に任せているもので
営業は担当者に任せてるもので

  • 業績や財務
  • 新規顧客

などの話題で登場する言葉です。

 

お相手からこの話題を振られて、

いや〜うちは担当者に任せてますからね〜(俺〈私〉に聞かれてもよくわかりません)

なんておっしゃって、上手く逃げていませんか?

一見すると、
社員に重要な仕事を任せる良い社長
のようにも見えますが、

社長ご自身が何もわかっていないことは
しっかりお相手にバレています。

 

決算書の数字や新規顧客は、
これから会社をどう経営していくかの
大切な判断材料になります。

社長が内容をご存知なければ、
経営判断を間違える可能性が高まります。

ですので、お相手も、
何も知らない・回答できない社長のことを
不安に感じてしまうのです。

 

どこの会社もこんなものですよ

業績が悪かったり、
財務がイマイチだった時に
よく耳にする言葉です。

ほかの会社と同じなら、
ご自身の会社も少しくらい悪くてもいい
なんてことは決してありません。

聞いているお相手からすれば、
ほかの会社が良かろうが悪かろうが、
あなたの会社が悪いという事実は変わりません。

世の中にはたくさんの会社があります。

悪い時は悪いなりにフォローをしないと、
お相手はほかの会社と取引をしてしまいますよ。

 

昔のことはなかなか思い出せないですね

過去のことをよく覚えていない時に
よく口から出てしまう言葉です。

どうだったかな〜年を取るとなかなか思い出せなくて

のように軽くおっしゃる方も多いのですが、

お相手にとってその話題が
取引するか・しかいかを見極めるための
重要な判断材料だったらいかがでしょう?

 

とくに、
過去の取引の記憶が曖昧なのは危険です。

お相手に、
「この会社は1つ1つの取引を軽く扱っているのでは?」
という印象を与えてしまいます。

 

忘れっぽいと思われてしまうと、
この記事でも書いた
”約束を守らない会社”だと思われかねません。

軽い言葉で
お相手の質問をかわすのはやめましょう。

 

理由なんて特にないですよ(わかんないよ)

「こんなこと言う!?」
という声が聞こえてきそうですが、
割と多くの社長が口になさる言葉です。

 

  • 業績が変動した理由
  • 取引先が増えた(減った)理由 

などの話題でポロっと出がちです。

 

中小企業では、
1つの取引が今期に入るか翌期に入るかで、
業績が大きく変動しがちです。

スポット取引のあり・なし
なども業績の変動に影響します。

どちらもよくあることです。
いちいち把握してられない
という気持ちはよくわかります。

 

ですが、
お相手にそれは通じません。

”きちんとした理由を答えられない
会社のことを把握していない社長”

と思われておしまいです。

 

本当はあんな会社と取引したくない

お相手と打ち解けてきた頃に
口にしがちな言葉です。

  • 早めに支払わなければいけない
  • 納品スケジュールがきつい
  • 儲けが少ない

それでも、
売上のために取引は続けている。

そんな取引のお相手に
陰で文句を言いたくなる気持ちはよくわかります。

ですが、
ほかのお取引相手の前では
絶対に取引先への不満を口にしてはいけません。

 

「うちの会社も
 きっと他の会社の前では同じように言われている」
という不信感をお相手に与えてしまいます。

実際に
「ほかの取引先のことを悪く言う会社との
 取引するか・しないか悩んでいる」
というご相談を山のようにいただきます。

 

言うなとは申しません!

ですが、
お相手と場所はしっかり見極めましょう。

 

うちの社員は全然ダメ

たくさんの中小企業を見てきた経験から断言します。

中小企業は社長のあり方で決まります。
決して従業員だけが悪いということはありません。

そして、
中小企業の良し悪しが社長次第だということは、
多くの人が感覚的に理解しています。

当然ながら、
自社の社員を悪く言れば、
「社長自身はどうなんだろう?」と思われます。

 

もう1つ気をつけなければならないのは、
”商談のお相手のポジション”です。

社長同士の商談であれば、
社員へのダメ出しも共感を持って
受け止めてもらえるかもしれません。

ですが、
商談のお相手が”いち社員”だった場合、
あなたへの印象はぐんと下がります。

「この社長はすべて社員のせいする」
「従業員を大切にしない会社だ」
とネガティブな感情をもたれることは間違いありません。

あなたの会社とは取引をせず、
もっと気持ち良くお取引ができる会社を
選んでしまうかもしれません。ご注意を。

 

社長にお伝えしたいこと

いかがだったでしょうか?

ご自身でも
口にしている言葉はありましたか?

「口にしたことがある」という方は、
次回からはお相手と場所にご注意なさってくださいね。

一語一句同じではなくても、
似たようなニュアンスの言葉を
使ってしてう方も注意が必要です。

 

会社は社長の言動1つで
良くも悪くも見えてしまうものです。

どんなに良い製品やサービスを提供していても、
どんなに決算書の数字が良くても、
どんなに長く会社が続いていても、

社長がダメだったら会社もダメに見えます。
決してお相手から信用されません。

逆に言えば、
社長の言動を良いものにすれば、
会社の信用を高めることはできるのです。

 

ご自身の会社に自信が持てない。
ついつい謙遜する言葉が口から出てしまう。

わたしもそうですので、
そのお気持ちは本当によくわかるのですが、

”社長ご自身がそう思っているだけで、
 実はそれほどダメではない”
という会社もいっぱいあります。

 

あなたの会社は
社長ご自身の言動1つで、
本当はもっともっと
信用してもらえるんです。

 

このブログのほかの記事でも、
『会社や社長が信用されるためのヒント』
をたくさん発信しています。

自信をなくさず、諦めず、
ぜひ参考にお読みになってみてくださいね。

 

本日の記事が、1人でも多くの経営者の方のお役に立てれば嬉しいです。

 

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