良い会社に見せるとっておきのコツ

取引先に嫌われる『NGな求人広告』

2021年3月1日

求人広告か〜。応募者が知りたいことをわかりやすく掲載するってことくらいしか気をつけてないな〜

求人広告がどう見られてるかは深く考えたことがないね。早く採用が決めればいいなとは思ってるけどさ

うちは大手サイトに求人を載せているから内容も完璧だよ!

 

みなさまは、

求人広告=応募者だけが見るもの

と思っていませんか?

 

実は、

  • 既存のお取引先
  • お取引先を探している会社

なども
みなさまの会社の求人広告を
チェックしていることをご存知でしょうか?

 

本日のブログでは、

取引先に嫌われる『NGな求人広告』

について解説します。

 

お取引先にとって求人広告は、
「安心して取引できる会社なのか」
を見極める判断材料の1つです。

 

求人広告を見ただけで、
その会社の良し悪しが
わかってしまうこともあるんです。

 

具体的に
どんな求人広告がダメなのかと、
ダメな理由も解説しました。

 

ぜひ最後までお読みになってみてくださいね。

 

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、審査の突破で売上・資金を勝ち取るサービスを展開中。中小企業の救世主として期待されている。

*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411

詳しいプロフィールはこちら

求人広告を見ているのは求職者だけではない

みなさまの会社の求人広告を見ているのは
求職者の方だけではありません。

  • お取引先
  • お取引先を探している会社

なども、
みなさまの求人広告を
注意深くチェックしています。

 

実際、
新しい取引先候補を
インターネットで探していて、
求人広告を見つけたことがきっかけで
取引が始まったというお話はよく聞きます。

 

求人広告を見ると、
その会社の良し悪しがわかるので、
取引先の審査でもチェックされたりするんですよ。

 

「たくさん応募者が来てくれるといいな」
「早く採用が決まるといいな」

と応募者によく見えることだけに
気を取られていると、

お取引先からは、

「もしかしてこの会社危ないのでは?」
なんて思われている可能性もあるんです。

 

取引先は求人広告で会社の良し悪しを見極める

「この会社とは安心してお取引ができるかな」
ということを見極めたいお取引先にとって、

求人広告は会社の良し悪しを
判断するための重要な情報源です。

 

しかも、
お取引先は
色々な会社の求人広告を見ているので、
おかしな求人条件はすぐにわかりますし、

「この会社は危ないかも」
とすぐにピンときます。

 

とくに、

  • 経営状態の悪さを感じさせるもの
  • 応募者(働く人)に対して
    不誠実さを感じさせるもの

このような求人には敏感に反応します。

みなさまの会社への印象が
すこぶる悪くなってしまうので
注意してください。

 

みなさまはそんなつもりはなくても、
お相手には悪く見えている
ということもありえます。

 

次の項目では、

”こんな求人広告に
  なっていないか気をつけよう"

というものをご紹介しますので、
ぜひ参考にしてください。

 

危ない求人広告に見える5つのダメなポイント

”こんな求人広告は危ない会社に見える”
というものを5つご紹介します。

危ない会社に見えてしまう
理由も解説しました。

最後に番外編として【意外な盲点】も1つご紹介しています。

 

取引先の審査をしっかりしていたり、
新しい取引先を探している会社では

求人広告は1つの情報源として
とてもよくチェックされています。

ご紹介する5つ+番外編は
どれも実際にわたしがよく耳にするものですので、
ぜひ参考にしてくださいね。

 

大量退職があったように感じる

とにかくたくさんの人を採用したいんだ!

という求人広告には
採用目的をきちんと記載しましょう。

理由が記載されていないと、

「一気にたくさん人が辞めたのかな?」
と思われてしまう可能性があります。

そうなると要注意会社になりかねません。

 

人を増やしたい理由が
会社を大きくするためなのであれば、

「新しい支店開設に伴い」
「事業拡大のため」

のように
しっかり記載しておくことをおすすめします。

「会社が好調なんだな」
というアピールにもなりますよ。

 

従業員を大切にしていないと感じさせる

従業員は
売上をつくったり、
業務スムーズに回すなど
会社にとって欠かせない存在です。

”従業員は会社の宝だ”
と公言するような会社があったり、

ブラック企業と呼ばれるものが
社会問題にもなっている世の中で、

”従業員を大切にしていない”
と感じさせることほど
会社の印象を悪くさせるものはありません。

 

お取引先は色々な会社の求人広告を
チェックしていますので、

”厳しい労働条件”

はすぐにわかります。

 

みなさまの会社の経営状況や、
会社に都合の良い条件で採用をしたい
という気持ちはわかるのですが、

”まわりからどう見られているか”

“従業員を大切にし、長く健全に会社を続けていくには”

ということも気にかけて、
採用条件を決めることをおすすめします。

 

ほかの求人広告との整合性が取れない

その時々で色々なサイトにお願いして求人広告を出しているよ

このような
複数のサイトに求人広告を
出している会社によくあるのは、

”同じ時期の募集なのに
  サイトによって条件が違いすぎる"

というものです。

 

もちろん、
運営サイトによって
同じ条件でも記載の仕方が変わってくると
いうこともありますが、

”それにしてもサイトによって違いすぎる”

というのは見る側に不信感を抱かせます。

 

「もしかして条件が定まっていないのかな?」
「その場しのぎで適当なのでは?」
「応募者の混乱を招いて不誠実だな」

という印象を抱かせてしまうので、
注意しましょう。

 

ずっと求人を出しっぱなし

これは
中小企業にとても多いです。

とくに、
自分の会社のホームページで
何年もずっと同じ求人を載せっぱなし
という会社をよく見かけます。

 

いちいちホームページを修正するのも面倒でさ

なんて声が聞こえてきそうなのですが、

チェックしている会社は
ずっとチェックし続けているものなんですよ。

 

このような求人に対しては、

「あの会社、
 ずっと求人を出してるんだけど大丈夫かな?」

「人が集まらないのは
 何か社内で問題があるからなのかな?」

「ずっと求人を出してるってことは、
 退職する人が多いってことなのかな?」

という不安の声をよく耳にします。

 

求人広告は本当に必要な時だけ
掲載するようにし、

条件が変わった時は、
面倒くさがらず速やかに書き換えましょう。

 

他の会社に比べて給料が高いのに理由がわからない

給料が高い求人はやはり目を引きます。

そして、
”高い理由”が気になるものです。

 

給料が高いのに
その理由が書かれていないと、

「人が集まらないから給料が高いのかな?」
という誤解を生みやすいです。

 

人を上手く採用できない会社は、

”社内に問題があって人が定着しにくい”
と思われやすいので注意が必要です。

 

歩合給や残業代が多かったり、賞与が良かった場合を想定して、最大の金額を載せてるんだよね

という会社もありますが、

きちんと採用活動をしている会社からすれば、
そのような書き方は応募者に不誠実であり、

「人を大切にできない会社なのでは?」
という邪推をされかねません。

 

  • 年齢別の年収例
  • 給与に含まれるもの(残業代や賞与の内訳)

などをきちんと載せる工夫をしましょう。

 

【番外編】意外な盲点

業者さんに頼まず、
ご自身の会社でホームページを
管理している会社に多いのですが、

”ホームページの
  採用情報のページを見ることができない”

という会社が結構あります。

  • ページが真っ白になっている
  • そもそもページが開けない
  • 文字化けしている

という状態をよく目にするので、
定期的に確認することをおすすめします。

 

よくあるのは、
大手の求人サイトに求人広告を載せ、

会社のホームページにも
”採用情報”というページがある場合に、

会社のホームページの”採用情報”
のページが開けないというパターンです。

 

求人サイトを見た人は
どんな会社なのかを詳しく知るために
必ずホームページを確認します。

そこで採用情報のページが
開けなくなっていては格好がつきません。

 

「ホームページのチェックやメンテナンスも
 まともに出来ない会社なのか」

なんて思われてしまっては大変です。

 

求人広告に記載する内容だけでなく、
ホームページもしっかり確認してくださいね。

 

あとがき

いかがでしたでしょうか?

取引先や新しい取引先が求人広告をチェックしているなんて考えたこともなかった

という方は、
少し考え方を変えて、

ご自身の会社の印象にも配慮した広告を
掲載することを考えてみてくださいね。

 

会社の信用を高め、
良いお取引をどんどんつかんでいきましょう!

 

 

本日のブログはここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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