良い会社に見せるとっておきの秘策

取引先に会う前に会社の信頼感を高めておくコツ

2021年7月24日

しっかりした会社は取引を始める前に相手の会社を調べているものなんでしょ?どんなところがチェックされているんだろう?少しでも印象をよくできないかな???

新しい取引先を開拓したいとか、たくさんの会社に取引の声をかけてほしいという経営者の方から、よくこのような質問をされることがあります。

 

取引先に会う前に少しでも会社の印象アップができたら嬉しいですよね。

 

この記事を読めば、相手がみなさんの会社と会う前にチェックする情報や、みなさんがどう対応しておけばよいかがわかります。

 

ぜひ最後までお読みくださいね。

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。2017年同社を退職。現在は大手企業との取引実現から銀行融資・補助金獲得まで支援するサービスを展開。小さな企業の救世主として期待されている。

*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411

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会社の印象は会う前に決まっている!?

みなさんの会社の印象は、取引先と会う前の段階である程度決まっています。

 

なぜかというと、新しく取引を始める場合、多くの会社では相手の会社のことを調べるからです。

 

みなさんも新規開拓をする時は、事前にホームページなどを見て、『この会社なら大丈夫そうだな』と思った会社に電話やメールで連絡をしたり、商談の約束を取り付けますよね?

 

それと同じです。

 

 

では、事前に信頼感を高めておくためのポイントは何なのかというと、

 

『お金やものを安心してやり取りできる会社だ』と思ってもらえるようにすること 

 

この取引の基本中の基本を、しっかり相手に伝えることです。

 

意外と出来ていない会社が多いんですよ。

 

商品やサービスをアピールすることばかり意識していたり、自分の会社が『安全に取引できなそうだ』と思われていることに気付いていない会社は出来ていないことが多いですね。

 

 

では、どうすれば良いのか。

順番に説明していきますね。

 

取引先の事前チェックで会社の信頼感を高めるポイント

取引先に会う前に信頼感をアップさせるために、具体的に何をしておけばいいのか。

 

それは、

取引前にチェックされる情報を整えておくこと

 

最低でもこれだけはやっておいてください。

 

当たり前のことなのですが、できていなかったり、情報の整え方が甘い会社が多いんですよ。

 

逆に、しっかりできていれば、まわりの会社に思いっきり差をつけられますよ!

 

 

どのような情報を整えておけば良いのか、1つずつポイントをさくっと解説しますね。

 

商業登記

大手企業はほぼ間違いなく商業登記を事前にチェックしています。

 

次のようなケースに当てはまる場合はとくにしっかり対策をしておきましょう。

  • 情報を変更していない
  • 頻繁に変更がある

 

情報を最新のものに変更していない場合はすぐに変更すること。いつまでも古い情報のままだと、ルーズな会社だと思われてしまいます。

 

頻繁に変更をしている場合、何の説明もないと『計画性のなさ』や『詐欺会社のやり口に似ている』ことを不安がられてしまいます。

 

ホームページの企業沿革に頻繁に変更がある理由を記載したり、商談で聞かれたらスムーズに答えられるようにしておきましょう。

 

ホームページ

ホームページはとりあえず『あること』が大事です。

 

ホームページがないと、そもそも取引の声をかけてもらうことも難しいですからね。

 

 

ホームページに載せている情報が、商業登記の内容と相違がないかもしっかりチェックしてください。

 

相違があると、ものすごく胡散臭く思われてしまうことがあります。

 

 

余力がある方は、こちらの記事でご紹介している内容も載せておくと信頼感がアップしますよ。

 

 

許可登録

たまにニュースにもなっているのでご存知だと思いますが、世の中には許可登録なしで経営をするような悪い会社も多いです。

 

なので、『きちんと許可登録を取っている会社なのか』も事前にしっかりチェックされることが多い項目です。

 

 

例えば、建設業者や宅建業者などは国土交通省のサイトで調べることができるんですよ。

 

 

こんなふうに、許可登録はふつうの人でもインターネットである程度は調べられるものですが、相手に手間をかけさせないようにホームページなどに情報を載せておくと親切ですね。

 

意外と許可登録番号を掲載していない会社も多いので、載せておくと信頼感はぐっと高まりますよ。

 

決算公告

決算公告も事前にチェックしている会社が多いです。

 

官報に掲載している場合は、官報情報検索サービス(有料)で調べたりしますね。

 

決算公告に載っている簡易貸借対照表を確認することができれば、その会社の財務状況を事前に把握できます。

 

安心して取引できる会社なのかの良い判断材料になるんですね。

 

 

決算の公告は会社法で義務づけられていますが、中小企業では公告をしていない会社が本当に多いです。

 

わたしも信用調査会社で散々チェックしましたが、あまりに公示していない会社が多すぎてビックリしたくらいです。

 

掲載するのにお金もかかるし、注意されたことがないからいいやと思っている方もいるかもしれませんが、みなさんの会社の管理体制がしっかりしているかどうかは、このような決算公告の公示をしているかどうかを見ただけでわかってしまいます。

 

公開すべき情報はしっかり公開しておきましょう。

 

インターネット記事・新聞・雑誌・本

これも調べる会社は事前にきちんと調べていますね。

 

ホームページで整理して公開しておくとしっかりした印象を与えられますし、探す側にとっても見つけやすくてありがたがられます。

 

余力があればやっておくとよいですよ。

 

取引先と会う前に信頼感は高められるだけ高めておこう

相手からの信頼はありばあるほど取引ではプラスになります。

 

会う前にガッカリされないように準備は万端にしておいてくださいね。

 

本日のブログはここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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