こんなふうに思ったことはありませんか?
取引先や銀行は社屋を本当によく見ています。
悪い印象を与えないためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事を書いている私のこと
佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表
世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。2017年同社を退職。現在は大手企業との取引実現から銀行融資・補助金獲得まで支援するサービスを展開。小さな企業の救世主として期待されている。
*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411)
なぜ社屋の印象が大事なのか?
社屋には経営状態が滲み出るからです。
社屋からは本当にたくさんのことがわかってしまうんですよ。
社屋には倒産の兆候も出やすいです。
決算数字ではわからないような兆候も見えます。
銀行やベテランの審査マンになると、社屋を見ただけでみなさんの会社の良し悪しを見抜けるものですよ。
訪問者に悪い印象を与えないためにも、しっかり社屋は整えておいてください。
取引先に好印象を与えるために意識すること
よい会社では、『社屋が訪問者の目にどう映るのか』を常に意識しています。
社屋を自分たちが働くためだけの場所だとは思っていないんです。
- 商談の場
- 経営状態をチェックされる場
という意識をしっかり持っていますね。
訪問者に、
取引しよう
取引を増やそう
取引を長く続けよう
と思ってもらえる社屋にする努力を惜しみません。
では、どんなところに注意したら良いのか。
次のパートでポイントをご紹介します。
社屋の印象をアップさせるポイント
こんな社屋を目指そう
- 清潔感のある社屋
- 整理整頓された社屋
- 活気のある社屋
なぜ清潔感や整理整頓、活気がある社屋がよいのか。
それは、よい取引先がたくさんあるという印象を訪問者に伝えられるからです。
良い会社は取引も活発でたくさんの来客があるものです。訪問者のために玄関や応接室も綺麗に掃除されています。
たくさん取引があるので社内には活気を感じますし、管理もしっかりされていて、整理整頓も行き届いていますね。
清潔感がなかったり、整理整頓されていなかったり、活気のない社屋は、それだけで訪問者や取引先が少ないという印象を与えてしまうんです。
玄関、廊下、入り口ドア、受付、応接室などの訪問者が通る場所はもちろん、訪問者の目に止まる社員のデスクなどにも注意を払って下さいね。
注文書や契約書が無造作に置かれている社員デスクが丸見えになっている会社、結構多いですよ。
なかでも注意するべきポイントはこちら。
第一印象にはとくに気をつかおう
人と会う時と同じで、社屋も第一印象が大事です。
訪問者が社屋に入って受付にたどり着くまでの導線には特に気を配ってください。
例えば、こんなところをチェックしておくと良いです。
- 入口ドア・玄関・廊下は汚れていないか
- 郵便受けに郵便物は溜まっていないか
- 玄関や廊下が荷物だらけになっていないか
- 社名を外看板・案内板・入口ドアで示しているか
- 玄関や廊下の照明は暗くないか
- 受付や呼び鈴がない
『汚いな』とか『管理がなっていないな』『どこに受付があるかわからない』なんて思われないように気を配ってください。
余裕のある方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
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会社の印象を悪くしないためにも、社屋はしっかり整えておきましょう。
本日のブログはここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。