先日、会社経営をしている知人からこんな質問をされました。
同じ疑問をもっている社長もいらっしゃると思うので、簡単にまとめてみます。
本業が変わると印象は悪くなるの?
よっぽどのことがない限り、本業が変わっただけで取引先や銀行などからの印象が悪くなることはないと思って大丈夫です。
というのも、本業が変わることはさほど珍しいことではないんです。
信用調査会社の(株)帝国データバンクが2015年に調査によれば、有効回答企業数1万867社のうち約半数の企業が、創業時から本業が変化しているという結果が出ているんですよ。
創業時(設立時)と現在とを比較して、企業の47.7%で“本業”が変化していた。
参照:(株)帝国データバンク “本業”の現状と今後に対する企業の意識調査(2015/7/14)より一部抜粋
時代の変化にあわせて需要が変化したり、新しく始めた事業が上手くいったり、将来を見据えて新しく事業を始めたり。これは会社を経営していれば普通に起こることです。
あまり心配しすぎないでくださいね。
本業の変化が悪い印象を与えてしまうケースは?
本業が変わることは珍しくないとは言えど、場合によっては悪い印象を持たれてしまうなんてこともあります。
いくつか例を挙げておきますね。
- 短い期間に何度も本業が変わっている
- 新しい本業が成功する未来が見えない
- なぜその会社がその事業をやるのか理解できない
- 以前の本業で大きな失敗をしている
経営者能力に疑問を持たれたり、計画性がないと思われてしまうような本業の変化は悪く見られがちです。
ちなみに、わたしは数年ごとに本業が変わる会社を取材したことがあるのですが、さすがにここまで短期間で何度も本業が変わると、会社が安定しません。
本業は変わった当初は事業にも勢いがあるのですが、結局は取引先や収益が安定しないというケースが多かったです。
『収益が伴っている』『安定感がある』というのも印象を決めるポイントになりますね。
新しい本業が上手くいっていないと思われないように注意!
本業が変わった理由は絶対にスムーズに説明できるようにしておいてください。
しどろもどろな説明だと、上手くいっていないと思われやすいです。
実際は上手くいっていたとしたら、とってももったいないことですよね。
本業が変った理由をイマイチ上手く説明できないという方は、
- 新しい本業を始めたきっかけ
- なぜ新しい本業が伸びたのか?
- 以前の本業はどうなったのか?
と分解して考えてみると説明しやすいと思います。
「どう説明したら良い印象を持ってもらえるかな」と考えて、ご自身でも納得のいく説明ができるように頑張ってくださいね。
本日のブログはここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
審査を突破したい・会社の評価を高めたい社長様へ
下記のようなお悩み・課題をお持ちの社長様はお気軽にご相談ください。
下記のお悩みや課題を解決します
- 融資や補助金の審査を突破できない
- 銀行に良い会社だと思ってもらえない
- 事業計画書で会社の良さを表現したい
- 国の支援制度を活用して企業価値を高めたい
- 銀行や信用調査会社に話す内容にアドバイスが欲しい
- 情報開示を見直して会社の信用を高めたい
★補助金の審査突破をサポート
補助金の審査を突破するための3つのサポートをご用意しています。
-
補助金申請サポートのご案内
補助金申請サポートのご案内です。事業再構築補助金・小規模事業者持続化補助金・ものづくり補助金に対応。「事業計画雨書の作成」「事業計画書の添削・書き方指導」「採択後のサポート」をご用意しています。
続きを見る
★単発コンサルティングのご案内
何でもご相談いただける1回限りのコンサルティングです。
-
単発コンサルティングのご案内
何でもご相談いただける単発コンサルティングのご案内ページです。「1回だけ相談したい」「サービスを申込む前にとりあえず相談だけしたい」「とりあえず色々話を聞いてほしい」など、お気軽にご相談ください。
続きを見る
★サービス・ご料金一覧
-
サービス・ご料金のご案内
会社信用ドットコムのサービス・ご料金のページです。「審査を突破したい」「会社の評価を高めたい」社長様のためのおサポートをご提供します。
続きを見る