正統派!取引先審査を突破するコツ

“身元確認”を制する会社は良い会社との取引を制す

2021年1月15日

なんでうちの会社は取引を断られるんだろう

何度も営業をかけてるけど、話すら聞いてもらえないよ

こんな疑問やお悩みはありませんか?

 

お取引を断られる原因は、

お相手から

”怪しい会社だ”
”信頼の置けない会社だ”

と思われているから

かもしれません。

 

今回ご紹介するポイントは、
経営者の皆さまの盲点になっている部分です。

 

”入国審査”

の例を使って
わかりやすく解説しました。

 

ぜひ最後までお読みになって、
日々の営業活動に生かしてくださいね。

 

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。2017年同社を退職。現在は大手企業との取引実現から銀行融資・補助金獲得まで支援するサービスを展開。小さな企業の救世主として期待されている。

*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411

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怪しく見える会社は取引を断られる

皆さまは
”入国審査”を受けたことがありますか?

 

渡航した海外の空港などで、
係官からの質問に答えたり、
パスポートを見せて、
その国に入るためのチェックを受けるものです。

 

空港で長い列に並んだことがある
という方も多いと思います。

 

この入国審査では、
入国しようとしている人物が、

「何をしに来たのか」
「ちゃんとした人物なのか」
「入国中に悪さをしないか」

ということがチェックされますよね。

 

つまり、
この2つを確認されます。

渡航者が入国する目的
渡航者の身元

 

チェックをされて、
”入国させても問題ない安心できる人物だ”
とわかってもらえれば、
空港のゲートを通過できるというわけです。

 

実は、会社と会社のお取引でも
入国審査と同じチェックがあります。

 

チェックされるのは、
あなたの会社が

取引をしようとする目的
会社の身元

です。

 

もう少し具体的に言うと、

「何を売ろう(買おう)としているのか」
「きちんとお金やもののやり取りができるしっかりした会社なのか」
「取引中に約束を破ったり倒産したりしないか」

ということがチェックされます。

 

そして、

”お取引をしても問題ない安全な会社だ”

と思ってもらえれば、
お相手と取引をすることができる

ということになります。

 

たくさんの会社を調査してきて感じていることですが、

「何を売ろうとしているか」
を伝えるばかりで、

「きちんとお金やもののやり取りができるしっかりした会社なのか」

「取引中に約束を破ったり倒産したりしないか」

をお相手に伝えきれていない会社はとても多いです。

 

入国審査でいうと、

係員に「何をしに来たのか」は伝えたけれど、

「ちゃんとした人物なのか」
「入国中に悪さをしないか」

を伝えきれていない状態です。

 

このままでは
まだ”怪しい人物”です。

 

もちろん、
空港のゲートは通過できません。

 

 

会社と会社の間でも、
”怪しい会社”
”信用できない会社”
のままではお取引に進ませてもらえないのです。

 

大企業➡︎中小企業のチェックは厳しい

いわゆる
大企業や一流企業と呼ばれるような会社は、
取引先を厳しくチェックしています。

 

例外はないと思ってください。

 

しかも、
中小企業に対するチェックはとても厳しいです。

 

入国審査も、
自国の人間より外国人に対する
チェックの方が厳しいですよね?

 

同様に、

大企業➡︎大企業のチェックよりも、
大企業➡︎中小企業のチェックは

厳しくなる傾向があります。

 

厳しくチェックをするために
「審査部」(*1)という
会社チェックの専門部署がある会社
まであるほどです。

 

 

大手企業や一流企業と
お取引がしたいとお考えなのであれば、

「ちゃんとした会社なのか」
「取引中に約束を破ったり、倒産しないか」

をお相手に示さなければなりません。

 

  • ホームページ
  • 商業登記
  • 社屋
  • 社長の言動
  • 財務
  • 調査会社の報告書
  • 過去の取引歴
  • うわさ話

など、
取引先をしっかり管理する会社は
あなたの会社について
ありとあらゆる情報をチェックしています。

 

チェックされる情報すべてで
「わたしの会社を信用して大丈夫です」
と示していかなければならないのです。

 

 

信用してもらうためには、
まず社長ご自身も意識を変えなければいけません。

 

大変厳しいことを申し上げますが、

取引を断られている今の状態のままで、
”ある日急にみんな取引をしてくれるようになった”
いう奇跡は決して起こらないんです。

 

日頃から、

「これは取引先に信用してもらえるかな」
「どのように変えれば信用してもらえるのか」

とお考えになり、

 

効果が期待できる良い情報を集め、
日々の経営に取り入れてください。

 

 

みなさまが取引したいと思っている良い会社の
取引先チェックは本当に厳しいです。

 

このブログでも、
会社が信用されるための情報を
たくさんお伝えしていきます。

 

ぜひ、
ご興味のある記事からお読みになって、
ご自身と会社の信用を高め、
良い会社とのお取引をつかみ取ってくださいね。

 

 

本日のブログはここまでです。

最後までお読み頂きありがとうございました。




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