初めての商談で
打ち解けてきたお相手と
なんて話をしていませんか?
「最近どうですか?」と聞かれた時に
このように答えている方も多いと思います。
断言しますが、
このような場面で
未来の話ができない社長は信用されません。
お取引先を増すことも、
お取引先から良い条件を引き出すこともできません。
必ずどこかで限界がきます。
本日のブログでは
お取引先をバンバン増やす社長は
商談で必ずコレを話す
というテーマでお伝えします。
お取引先を増やしている社長は、
「先のことなんてわからない」
とは決して口にしません。
自分の会社に安心感を持ってもらうために
みずから進んで未来の話をします。
お天気番組を例にして、
わかりやすく解説しますね。
この記事を書いている私のこと
佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表
世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。2017年同社を退職。現在は大手企業との取引実現から銀行融資・補助金獲得まで支援するサービスを展開。小さな企業の救世主として期待されている。
*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411)
未来の話をして相手に安心感を与えよう
先日、
とある気象予報士の方が
「梅雨の時期は天気の予測が難しい」
というお話をされていました。
ふだんの予報では、
東西の雲の流れを追いますが、
梅雨の時期は
南北に動く梅雨前線が加わって
雲の動きが複雑なることが、
予報が難しくなる原因だそうです。
では、
もしお天気番組が
梅雨は予測が難しいことを理由にして、
本日のお天気の振り返りだけで
番組を終えたらいかがでしょうか?
もしくは、
これからの参考として
過去の同じ時期のお天気を伝えただけで
番組が終わってしまったら。
あなたはどのように感じますか?
- 明日のお天気は?
- 今後1週間のお天気は?
- 私がいる地域はこれから
災害に気をつけるべき?
のように、
先の予報が気になるはずです。
とくに
災害並みの大雨が降っている時は
より一層先の予報が気になりますし、
そのタイミングで先の予報がなければ、
とても不安になるはずです。
未来の話ができない社長は、
明日の予報をしないお天気番組と同じです。
はじめてのお取引では、
お相手はまだあなたの会社を
信用しきっていません。
直接口にはしなくても、
- 支払や納品の約束を守ってくれるかな
- まさか倒産なんかしないだろうな
と思ってあなたの会社を見ています。
本当に大丈夫かな?
という不安を抱えています。
未来のお話をしない社長は、
お相手の不安を解消してあげることができません。
どれだけ一生懸命商品の話をしても、
どれだけ過去の取引実績の話をしても、
- この先もちゃんと続いていく会社だよ
- しっかり経営をして約束を守るよ
というアピールができていないんです。
多くの中小企業経営者に
お目にかかる中で感じていることですが、
大変失礼ながら
未来の話ができない社長は本当に多いです。
お取引先や銀行から今後について聞かれた時に、
と口にしていませんか?
困ったように笑ってごまかしていませんか?
これから先の話なんて
世間ばなしだと思っていませんか?
未来の話は、
お相手にとって
あなたの会社と取引する・しないを決める
重要な判断材料です。
お相手との会話で未来の話題が出た場合には、
決して話を軽く流したりせず、
ここ1番の真剣さでお話をしてくださいね。
少し長くなりましたので、
という疑問には
次回のブログでお答えします。
\続きの記事はこちら/ 【お取引先を増やし、お取引先から良い条件を引き出す社長が商談でしていること】前回の①の続きになります。今回は具体的な解決方法をご紹介しています。 続きを見る
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