良い取引先の開拓術

5つの質問でわかるダメ社屋診断【取引する・しないは社屋で決まる】

2021年1月7日

本社に来てもらった後から、取引先の対応がイマイチになってしまった

取引先の営業マンがあまり事務所に顔を出してくれない

どうも取引先や銀行に良く思われてないみたいなんだよなぁ

こんなお悩みはありませんか?

 

そのお悩みの原因は、
社屋の印象の悪いから
かもしれません。

 

『倒産の兆候は社屋を見ればわかる』
と言われるくらい、
社屋には会社の状態があらわれます。

あなたの会社の社屋には、
訪問者に「取引したくない」と感じさせる
”何か”があるのかもしれません。

 

本日のブログでご紹介する5つは、
倒産する会社の社屋にも現れやすい特徴です。

ご自身の社屋に当てはまるものがないか
しっかりチェックしてみてくださいね。

 

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、審査の突破で売上・資金を勝ち取るサービスを展開中。中小企業の救世主として期待されている。

*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411

詳しいプロフィールはこちら

 

社名は目立ってますか?

会社の入口ドアにたどり着くまでに
社名が一切見当たらない。

このような会社はとても多いです。

例えば、
ビルの側面に看板がなかったり。

 

1階郵便受けや入口案内板に表札がなかったり。

会社の入口ドアに着くまでに
どこにも社名が見当たらないと、

訪問者は
「本当にここに会社があるのかな?」
と不安になります。

不安な気持ちは頭に残ります。
不安な気持ちが
あなたの会社への印象になるのです。

 

ビル側面には看板を、
郵便受けには表札を用意しましょう。

訪問者を不安にさせないために
「ちゃんとここにあるよ!」
としっかりアピールしてください。

 

とにかく暗くありませんか?

照明が薄暗い会社はとても多いです。

こんな暗さの照明をよく見かけます

 

節電をしているのはわかります。

ですが、
何ごとにも限度があります。

 

訪問者に、

「この薄暗い環境で仕事をしているの?」
「お客様があまり来ない
 (そもそもお客さんがいない)のかな?」

と思われないように、
一定以上の明るさは確保してください。

節電とお客さま、
どちらが大切でしょうか?

 

よく目にするのは、
社内は明るいけれど、
廊下やエレベーターが薄暗い会社です。

廊下に電気がついていない会社もとても多いです

 

実際わたしも、
廊下が真っ暗な会社を何社も訪問しましたが、

どの会社も
会社の入口ドア前に着くまで
ものすごく不安でした。

 

訪問者はビルの入口から入り、
エレベータにーに乗り、廊下を通って
あなたの会社にたどり着きます。

会社の入口ドアに着くまでの光景も
あなたの会社への印象としてしっかり記憶されます。

  • お客様が来る時間帯は前もって電気をつけておく
  • ビルの管理会社に照明を明るくできないか相談する

など、
訪問者を不安にさせない工夫をしてください。

 

どれも難しいという方は、
商談で次のひと言を伝えましょう。

「節電してるので暗くてすみません」
「管理会社に明るくしてくれって頼んだんだけど
 まだ対応してもらえてなくて」

”改善する努力をしているんだな”
とわかる一言があるかないかで、
あなたの会社への印象はだいぶ変わりますよ。

 

どうしようもなく汚れが目立っていませんか?

応接室の机や椅子、
汚れていませんか?

椅子のカバーに大きなシミがあったり、
机にホコリが溜まっていたり。

タバコの灰が机に落ちている会社も
よくお見かけします。

灰が落ちたテーブル

 

応接室が、
お客様を招く場所ではなく、
ご自身たちの休憩場所になっているのが
バレてしまいますよ?

あまり来客がない、
経営が思わしくない会社
だという印象も与えてしまいます。

気心知れたお仲間との商談や
ご自身たちの休憩時間以外は
社内をきちんと片付けておきましょう。

 

社内だけでなく、
廊下や階段、エレベーターの汚れにも
注意を払ってください。

廊下にホコリがたまっている会社は
本当によく見かけます。

ホコリだらけの廊下

 

何度も繰り返しますが、

お相手にとっては、
会社の入口にたどりつくまでの光景が
あなたの会社への印象として残ります。

お客様が通る場所は
すべてきれいに掃除しておいてくださいね。

 

びっくりするくらい散らかっていませんか?

販売する商品や、
仕入れた材料が入った段ボールを
廊下や社内に高く積み上げていませんか?

段ボールが積み上がった廊下

 

必ず倉庫に保管しなければいけない
と言っているわけではありません。

社内の一角を保管場所にして、
しっかり整頓・管理しているなら良いのです。

 

ダメなのは、

  • 誰でも(社外の人でも)触れることができる場所に
    ずっと置いたままにしている
  • 整理しないで無造作に置かれている

このような状態です。

 

物がゴチャゴチャしていたり、
ずっと放置されている状態だと、

それを見たお相手は、

「在庫をきちんと管理してなさそう」
「この適当に置かれているものを
 お客様に販売しているの?
 (自分が客だったら嫌だ)」

と思ってしまいます。

 

もう1つご注意頂きたいのが、
ビルの1階にある郵便受けです。

郵便物をずっと放置していませんか?

郵便物であふれた郵便受

 

この状態は、
とてもだらしなく見えますし、

「請求書などの重要書類の管理も
 きちんとできていないのでは?」

と思われかねません。

郵便受けは、
銀行の融資担当の方も
チェックするポイントです。

 

管理できない会社・だらしない会社
と思われないためにも、
ふだんからきちんと片付けをしましょう。

 

人の気配はしますか?

会社は人が集まって仕事をする場所です。

普通であれば
何かしらの音や気配があるはずです。

 

ですが、
人の声も電話やパソコンのキーの音も、
人が活動している気配すらも
まったく感じない会社があります。

 

飲食店や小売店でも、
店内にお客さまがいないお店は
不安になりませんか?

 

間違っても、

「活発に営業しているな〜」
「きっと業績も伸びているんだろうな〜」

とは思いませんよね?

 

あまりにも静かすぎたり、
人の気配を感じない会社は、

「何だか静かすぎて不気味だな」
「経営がうまくいっていないのかな」

という印象を訪問者に与えます。

 

社内の人の気配だけではありません。

社外の人の気配を
感じさせないのもよくありません。

「取引先や銀行はあまり訪ねてこないのかな?」
と思われてしまいます。

 

社内が静かな理由があるのなら、
その理由を訪問者にさりげなく伝えましょう。

 

「リモートワークで社内に人がいないんです」
「営業で皆外に出てしまっているんですよ」
「壁を良いものにしたから防音効果がすごくて」

こんなひと言があると、
訪問者が受ける印象もずいぶん変わります。

 

社内に人がいることや、
社外からの訪問者がいることを感じさせるためには、

こんな対策をとっておくと良いです。

  • 取引先からもらったカレンダーを飾っておく
    (相手の社名が入っているものがベスト)
  • 社内の誰かに頼んで、訪問者にお茶を出してもらう

 

これだけで訪問者に安心感を与えられます。

取引先からもらった卓上カレンダーを飾ると良いです

お茶は自分で出さず、他の方に出してもらうと「他に人がいること」をアピールできます

 

若い方にお茶を出してもらうと、
若手の採用をしていることを
訪問者にさりげなくアピールできます。

おすすめですよ。

 

あとがき

いかがでしたでしょうか?

社屋の印象が悪いせいで
会社への印象が悪くなってしまうのは
とてももったいないです。

 

ちょっとしたひと工夫で
訪問者に安心感を与えることはできます。

この5つの中で
「うちの会社も当てはまるな」
というものがある方は
すぐに改善なさってくださいね。

 

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