
そんな疑問にお答えします。
実は、信用調査に答えるのはメリットばかり。
そして、
信用調査で高評点は狙えます。
本当!?
と思った方は、ぜひこのまま読み進めてみてくださいね。
この記事を書いている私は、企業信用調査会社の(株)東京商工リサーチに10年以上勤め、延べ7,000社以上を調査取材してきた元・調査員です。
信用調査の現場を熟知する者として、調査員が魅了されずにはいられない『高評点を勝ち取るための戦略的アプローチ』をご紹介します。
調査に答えるメリットや、メリットをつかんだ会社がその後どうなっていくのかも徹底解説しました。
記事の内容を実行すれば、信用調査を突破し、思うように売上・資金を勝ち取る未来も夢ではなくなります。
信用調査を味方につけて、良い取引を引き寄せたい社長様は必見です!
ぜひ最後までお読みくださいね。
- 信用調査とは?
- なぜ東京商工リサーチや帝国データバンクから連絡がくるの?
このような疑問をお持ちの方は、まずは以下の記事をお読みください。信用調査を理解してから本記事を読むと、メリットや高評点の勝ち取り方がよくわかりますよ。
信用調査会社から調査が入る理由を知りたい方向けの記事。信用調査とは?東京商工リサーチや帝国データバンクから連絡がくるのはなぜ?このような疑問をお持ちの社長様は必読です!元・調査員が教える!信用調査が入る理由【あなたの会社が狙われるワケ】
この記事を書いている私のこと
佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表
世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、大手企業との取引実現から銀行融資や補助金獲得まで支援するサービスを展開中。
*経済産業省が認定する経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411)です。
信用調査に答えるメリット
信用調査はメリットばかりです。元・調査員が厳選したメリットを6つご紹介します。
新しい取引先を獲得できる
信用調査に答えるメリットの1つ目は、新しい取引先を獲得できることです。
調査をする会社にとって、あなたの会社は取引先(候補)です。彼らのお眼鏡にかなえば、新規取引の獲得も夢ではありません。
向こうから取引が飛び込んできてくれますね。
既存の取引が拡大する
信用調査に答えるメリットの2つ目は、既存の取引が拡大することです。
既存の取引先もあなたの会社を調べることがあります。いわゆる“定期チェック“ですね。
以前調べた時よりも良くなっていると思ってもらえれば、取引拡大の可能性は高まるでしょう。
大手企業が売り先になる
信用調査に答えるメリットの3つ目は、大手企業が売り先になることです。
信用調査をするのはいわゆる”良い会社”です。大手企業や上場企業はつねに信用調査をしていますよ。
信用調査をする良い会社は、調達先(仕入先)候補もよく調べます。商品・サービスの調達先として、あなたの会社に声がかかる可能性は十分にあるのです。
大手企業が販売先になれば良い実績になるでしょう。代金回収の心配もなく、良いこと尽くめですね。
銀行が味方になる
信用調査に答えるメリットの4つ目は、銀行が味方になることです。
銀行も信用調査会社の情報を見ることがあります。良い会社だと思ってもらえれば、融資担当者から声がかかるチャンスも増えるでしょう。
審査の通過率アップの可能性も高まるかもしれませんね。
自社の見せ方が上手くなる
信用調査に答えるメリットの5つ目は、自社の見せ方が上手くなることです。
信用調査に答える時は、スムーズな受け答えに努め、会社の状況を理解してもらえるように説明も工夫することでしょう。
気がつけば、自社の説明が上手くなり、銀行や取引先への説明もお手のものになっています。
信用調査に協力する隠れメリットかもしれませんね。
会社の信用力が爆上がりする
信用調査に答えるメリットの6つ目は、会社信用力が爆上がりすることです。
インターネットで大抵のことがわかる時代とはいえ、中小企業の情報入手は至難の業。調査に答えれば、調べる側の会社は大喜びです。
上場企業が投資家や取引先、銀行に安心感を持ってもらうために自社情報を公開するように、あなたの会社も積極的に情報を公開している。
そのように思ってもらえることで、信用力も評価も爆上がりです。
信用調査に答えるメリットをまとめます。
信用調査に答えるメリット
- 新しい取引先を獲得できる
- 既存の取引が拡大する
- 大手企業が売り先になる
- 銀行が味方になる
- 自社の見せ方が上手くなる
- 会社の信用力が爆上がりする
なんだか東京商工リサーチや帝国データバンクの調査に答えたくなりますね。
でも、実はこのメリットはまだ序の口にすぎません。
メリットを勝ち取った会社は、その後さらなる成功の道を進んでいきますよ。

次のパートで解説しますね。
調査メリットを勝ち取る会社に起こる4つの魔法
信用調査のメリットを勝ち取る会社は、魔法にでもかかったように成功していきます。
調査メリットを勝ち取った会社に起こる魔法を見ていきましょう。
(魔法1)苦しい販路開拓から抜け出せる
調査メリットを勝ち取る会社に起こる魔法の1つ目は、苦しい販路開拓から抜け出せることです。
信用調査のメリットを勝ち取った会社には、取引の声がけが絶えません。こちらから営業をしなくても、相手から声がかかり、次々に取引が舞い込むのです。
やみくもな新規開拓、長期戦の販路開拓とはおさらばです。幸せな会社経営が叶うでしょう。
(魔法2)良い取引の引き寄せ体質になる
調査メリットを勝ち取る会社に起こる魔法の2つ目は、良い取引を引き寄せられる会社になることです。
信用調査をする会社は、取引に真剣に向き合っている会社です。管理体制もしっかりした、いわゆる”良い会社”であることが多いです。
信用調査に真摯に答える会社には、良い会社から「取引をしませんか?」と声がかかります。さらに、その取引実績を知った別の良い会社から「うちともどう?」と声がかかります。
気がつけば取引先は良い会社ばかり。最高の環境で会社を続けていくことができるのですね。
(魔法3)資金繰りで困らない
調査メリットを勝ち取る会社に起こる魔法の3つ目は、資金繰りで困らないことです。
良い取引先が増えれば、支払遅延や焦げ付きのような代金回収の不安とは無縁です。
銀行も取引実績を高く評価しますから、資金調達も思うように進むでしょう。もう運転資金を借りる銀行面談で緊張する必要はありません。
資金繰りの不安から解き放たれて、穏やかな心持ちで会社を続けていくことができるのです。
(魔法4)取引先から大事にされる
調査メリットを勝ち取る会社に起こる魔法の4つ目は、取引先から大事にされることです。
厳しい信用調査を突破して、晴れて取引先となれば、相手の会社からはとても大切にされることでしょう。
対等な立場で交渉が出来る。こちらにとって良い条件を提示してもらえる。困った時は助けてくれる。厳しい信用調査を経て始まる取引には、そのような”良い取引”であふれています。
いよいよあなたの会社も良い取引を行う会社の仲間入りですね。自社と商品・サービスが大切にされながら行われる取引をぜひ実感してください。
調査メリットを勝ち取る会社に起こる4つの魔法をまとめます。
調査メリットを勝ち取る会社に起こる魔法
- 苦しい販路開拓からの脱却
- 良い取引の引き寄せ体質になる
- 資金繰りで困らない
- 取引先から大事にされる

この記事のメインテーマですね。次のパートで解説します!
信用調査で高評点を勝ち取る7つの戦略的アプローチ
東京商工リサーチや帝国データバンクの信用調査で高評点を勝ち取るには、信用調査会社が「会社のどこを見ているか」を意識して、効果的なアプローチを仕掛ける必要があります。
具体的な方法を7つご紹介します。元・調査員の私も魅了されたアプローチです。参考にしてくださいね。
よどみない環境づくり
信用調査で高評点を勝ち取る7つの戦略的アプローチの1つ目は、よどみない環境づくりです。
調査員は事務所の外観や内観にも目を光らせます。会社の良し悪しは事務所に表れると考えるからですね。
例えば、商品が散乱していれば、在庫管理の甘さを疑われるでしょう。社内や応接室が汚れていれば、取引先との商談や銀行の来訪の少なさを見抜かれます。
社内にあまりにも活気がなければ、業績不振を疑われる危険性も否定できません。
社内の環境で悪いイメージを持たれないように、常日頃から環境はしっかり整えておきましょう。
抜かりない事前準備
信用調査で高評点を勝ち取る7つの戦略的アプローチの2つ目は、抜かりない事前準備です。
必要書類や資料は漏れなく準備しておきましょう。何が必要かわからない場合は、調査員に聞けば教えてもらえます。
調査員は受け取った資料について質問することがあります。事前に目を通して、質問に答えられるかシミュレーションしておきたいですね。特に数字はこまかく質問されます。
オープンマインド
信用調査で高評点を勝ち取る7つの戦略的アプローチの3つ目は、オープンマインドです。
つまり情報を可能な限り開示すること。すべての質問に答えておきましょう、ということです。調査員も評価に必要だから聞いてきます。
情報を隠すのは得策ではありません。「悪いのでは?」と邪推される可能性が高まります。
現代は情報開示の意識も高まっていますから、情報開示をしない会社の評価は上がりにくいですね。
可能な限り情報はオープンにすること。そして、オープンにしても恥ずかしくない経営状態にしておくことを心がけましょう。
「臨時」と「変化」の説明は前のめりで
信用調査で高評点を勝ち取る7つの戦略的アプローチの4つ目は、「臨時」と「変化」の説明は前のめりですることです。
調査対応では、基本は調査員の質問に答えていれば問題ありません。
ただし、ワンランク上を目指すのであれば、「臨時的に起きたこと」「変化したこと」の2つは、調査員に聞かれる前に説明するのがベストですよ。
相手が聞きたいポイントをわかっている。普段から先回りで説明している。そんな好印象を調査員に与えることができるからです。
具体例をご紹介しておきます。特に「数字に影響が出ているもの」は必ず説明しておきましょう。
▶︎臨時的に起きたこと(その期にだけ起きたこと)
- 特別利益・特別損失の数字について
- 一時的な原価・販管費増減について
- 一時的な設備投資について など
▶︎変化したこと
- 取引先の構成・取引量の増減について
- 新規取引先の獲得について
- 新製品・サービスの導入について
- 価格改定について
- 株主構成・人員体制について など

社長が取材に対応
信用調査で高評点を勝ち取る7つの戦略的アプローチの5つ目は、社長が取材に対応することです。
調査員は”社長”をよく見ています。見られているのは経営者能力と呼ばれるもの。調査対応では、社長の能力・人間性を思う存分アピールしておく必要がありますね。
会社を存続させていく能力があること。取引先から信用を勝ち取る人物であること。正しい経営判断ができることなどが伝わると良いですね。
経理や営業の担当者を調査に同席させるのは構いません。ただし、社長が会社の状況を把握しておらず、調査員の質問にまったく答えられないようでは話になりません。
経営者としての能力を怪しまれ、評価の低下は避けられないでしょう。注意してくださいね。
【盲点】裏付け調査対策
信用調査で高評点を勝ち取る7つの戦略的アプローチの6つ目は、裏付け調査対策をすることです。
調査員は貴社からヒアリングした情報だけで、会社の良し悪しを判断しません。情報の真偽を確かめたり、プラスαの情報収集をしています。
例えば、以下の情報は調べられていますよ。登録・更新の確認をしておきましょう。
- 許認可の更新・年次報告
- 決算公告
- ホームページ・インターネットの情
- 取引先の声
許認可は年次報告が必要な場合もあるでしょう。ホームページの情報が古い・少ないならば、更新も必要です。インターネットのカキコミも、必要に応じて対応が必要ですね。
調査で良いことを話しても、取引先が文句ブーブーだとわかれば評価は揺らぎます。常日頃から愛される会社であることも忘れてはなりせんね。
調査員を魅了する4つの切り口を極める
信用調査で高評点を勝ち取る7つの戦略的アプローチの7つ目は、調査員を魅了する4つの切り口を極めることです。
信用調査の受け答えでは、調査員が評価せずにはいられない以下の4項目を意識してアピールしておきましょう。
調査員を魅了する4つのアプローチ
- もうかる理由を説明する
- 資金繰りは問題ないアピール
- 有能な社長を醸し出す
- 【必須】将来像を伝える
どれも”良い会社”に欠かせないものですね。調査員も魅了されること間違いありません。
1つずつ簡単に補足します。
▶︎もうかる理由を説明する
会社の存続に儲けは欠かせません。あなたの会社がたくさんの売上・利益を獲得している理由を説明することで、高評点をつかみましょう。
例えば、以下のような話をしておくと、儲かる理由が伝わりますよね。
- 新規顧客を開拓した(※方法も)
- 既存取引が拡大した(※理由も)
- 原価・販管費を抑える方法
- 高収益獲得のために工夫していること
自社の状況に合わせて伝える内容も工夫しましょう。
▶︎資金繰りは問題ないアピール
会社は資金がなくなると倒産してしますから、資金繰りは評価の超重要ポイントになります。
資金繰りに問題がないと伝わるように、以下の項目はしっかりアピールしておきましょう。
例えば、下記のようなアピールが出来ると良いですね。
- どのような資金需要にどう対応しているか
(※しっかり対応できていると伝わるように) - 銀行と良好な関係を構築していること
(※資金の必要時に支援してもらえると伝わるように) - スムーズに資金調達ができていること
(※資金調達の実績が伝わるように)
ほかにも、自社の状況に応じてアピールを工夫しましょう。
▶︎有能な社長を醸し出す
すでにお伝えしたように、信用調査では経営者能力が見られています。
社長の考えや理念、経営方針、実績などを伝え、有能な社長と伝える努力をしましょう。
▶︎【必須】将来像を伝える
今後の売上・利益の見込み数字、方針などを積極的に伝えましょう。
「これからのことなんてわからない」は絶対NGな言葉です。行き当たりばったりの会社だと思われる可能性が高まります。注意しましょう。
信用調査で高評点を勝ち取る7つの戦略的アプローチをまとめます。
信用調査で高評点を勝ち取る7つの戦略的アプローチ
- よどみない環境づくり
- 抜かりない事前準備
- オープンマインド
- 「臨時」と「変化」の説明は前のめりで
- 社長が取材に対応
- 【盲点】裏付け調査対策
- 調査員を魅了する4つの切り口を極める

調査メリット獲得のチャンス到来!
最後に朗報です!
実は令和時代は信用調査のメリットを獲得する大チャンスなのです。
その理由は以下の3つ。
令和時代が調査メリットを獲得する大チャンスな理由
- コロナ感染拡大
- 物価高騰
- 情報公開時代
コロナや物価高騰で企業が大きな影響を受けています。業績や資金繰りが悪化する企業も増えていますし、倒産の件数も急増していますね。
実は、大手企業はそんな状況に危機感を強め、取引先の見直しを進めています。
「自社の取引先は大丈夫か?」と信用調査を強化していますし、過酷な状況でも安心して取引ができる会社を探しています。東京商工リサーチや帝国データバンクは大盛況でしょうね。
情報公開が当たり前の時代になったことも追い風です。情報公開をする企業に信用と取引が集まり、情報開示しない企業が信用されるのは難しくなってきました。
あなたの会社が信用調査に答え、高評点を獲得できれば、いままで以上に取引が舞い込む可能性が十分にあるのです。

相手から高く評価されるには、相手が知りたいことに的確に答え、信用を勝ち取っていくことが必要です。
信用調査を突破すれば、
- 相手側から取引が舞い込み、売上を獲得できる
- 銀行から声がかかり、思うように融資を受けられる
このような未来が夢ではなくなります。
この記事でお伝えしている7つの戦略的アプローチを実践して、調査のメリットをつかみ、貴社さらに発展していくことを心より応援しています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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