良い取引先の開拓術

良い取引先を増やしたい中小企業ほど情報を公開しよう

2021年2月15日

うちは中小企業だし、そこまで詳しい情報は公開してませんよ

うちの会社は上場してるわけじゃないし、情報を公開する必要はないでしょ

 

この意識、変えましょう!

 

断言します。

情報を公開していないと
良いお取引先は増やせません。

 

お取引先を探している企業から

「お取引を検討しているのですが」

と声をかけてもらえるのは、
情報をしっかり公開している会社です。

 

情報を公開していない会社は、
声をかけてもらえる機会がぐんと減ります。

 

本日のブログでは、

『良い取引先を増やしたい
 中小企業ほど情報を公開しよう』

というテーマでお伝えします。

 

もうそろそろ

「中小企業だから
 情報なんて公開してくてもいい」

「まわりも公開していないから
 公開しなくてもいいだろう」

というレベルの低い会社からは卒業しませんか?

 

ぜひ最後までお読みになってくださいね。

 

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、審査の突破で売上・資金を勝ち取るサービスを展開中。中小企業の救世主として期待されている。

*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411

詳しいプロフィールはこちら

 

情報がないことで不利になる

上場しているわけじゃないから・・・
中小企業だから・・・

「詳しい情報を公開する必要はないでしょ?」

そのように思っている
中小企業経営者のみなさま。

 

大変失礼ながら、
考えが甘いです。

 

お取引先を増やしたいのであれば、
情報を公開しないのはマイナスです。

 

いまは
インターネットで
さくっと情報を調べられるのが
当たり前です。

SNSでごく普通の個人が
当たり前のように
詳しい情報を発信しています。

 

  • 法人なのに情報がない
  • ものすごく探さないと情報が出てこない
  • ほかの会社と比べて公開している情報が少ない

 

このような会社を
わざわざお取引先として選ぶ会社は
明らかに減りました。

 

わたしが
信用調査会社の調査員になった
10数年前と比べても、

お取引の現場では、

「なんでこの会社は
 情報を公開していないんだろう」

「これだけ情報公開の意識が
 高まってるのに情報を公開していないんだ」

という声を聞くことが、ぐんと増えています。

 

報公開する中小企業は取引先に選ばれやすい

繰り返しますが、

  • 情報を公開していない
  • 公開している情報が少ない

このような中小企業は、
良い会社とはお取引できません。

 

特に
ホームページがない会社は、
お相手に見つけてすらもらえません。

 

どこの会社も、

情報をきちんと公開していて、
どんな会社なのかよくわかる会社と
安心してお取引したいんです。

 

十分な情報を公開している中小企業は少ない

信用調査会社で
延べ7,000社の企業を調査して
感じていることなのですが、

中小企業で、

「これだけ情報があれば、
 おたくの会社のことがよくわかる。
 だから、安心して取引ができるよ」

とお相手に思わせるだけの情報を
公開できている会社は
まだまだ少ないです。

 

例えば、

お取引をする会社のものなら
誰もが見たいと思う決算書。

 

少し古いのですが、

決算書を
お取引先や信用調査会社に開示している
企業の割合を調べたデータがあります。

中小企業白書2008年版全文 第3-2-28図

出典:中小企業庁ホームページ 中小企業白書2008年版全文 第3-2-28図

 

信用調査機関に
決算書を公開している会社は
50%を少し超えるくらい。


主要取引先に
決算書を公開している会社は
30%ほどしがありません。

 

取引のお相手に
十分な情報を公開している企業は
まだまだ少ないんです。

 

詳しく情報を公開すると良い意味で目立つ

あらゆる情報を公開している
上場企業と違って、

中小企業の情報は
簡単には手に入りません。

その会社が公開してくれなければ
入手することはぐっと難しくなります。

 

そのような中で、

  • ホームページに決算情報が載っている
  • 信用調査会社にバッチリ情報を公開している
  • 商談などで会社の情報を包み隠さず話す

このような中小企業は、
パッと目にとまります。

 

実際、
新しいお取引先を探している企業からは
ものすごく重宝されています。

情報公開性が高いので、
印象も良いです。

 

このような会社に
大手企業や一流企業は
声をかけているんです。

 

良い取引先を増やしたい中小企業ほど情報を公開しよう

 

  • お取引先を探している会社に見つけてもらいたい
  • 良い会社だと思われたい
  • お取引の声をかけてほしい

そのように思っている中小企業は、
情報を公開するべきです。

 

特に

  • 営業マンが少ない
  • ご自身から新規開拓を仕掛けるのが難しい

と思っていらっしゃる会社は、

お相手の方から
声をかけてもらえる機会を減らしたり、
逃すのは絶対にダメです。

 

「中小企業だから
 情報なんて公開してくてもいい」

「まわりも公開していないから
 公開しなくてもいいだろう」

なんておっしゃっていないで、

  • 中小企業だけど公開する
  • まわりが公開していないから公開する

このように意識を変えてください。

 

そして、

お取引先を探している会社から
ガンガン声をかけてもらえる会社になってください。

 

 

デキル中小企業はすでにやっています。

 

しっかり情報を公開して、

良い会社から声をかけてもらえる
準備を整えています。

 

 

ぜひ
みなさまの会社も

”声をかけてもらえる会社”
”どんどんお取引先を増やす会社”

を目指してくださいね。

 

 

本日のブログはここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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