
不採択からの再申請は気持ちとの戦いです。
計画が否定されたようで落ち込んだり、採択されるか分からない不安が付きまといます。
そこで本日は、不採択で落ち込んだ時に読んでいただきたい記事を書きました。
本記事をお読みいただければ、落ち込みから回復して、前向きな気持ちで再申請の準備に取り組むことができます。
前向きに取り組めば、採択可能性が高まることも間違いありません。
ぜひ最後までお読みくださいね。
この記事を書いている私のこと
佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表
世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、審査の突破で売上・資金を勝ち取るサービスを展開中。▶︎ご支援事例はこちら
*経済産業省が認定する経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411)です。
補助金申請はスゴイと自覚する
補助金に興味はある。でも、難しそうだし、時間もない。手間もかかりそうだ。
そんな理由で申請を足ぶみしている方が沢山いることをご存知でしょうか?
補助金申請まで成し遂げたことは本当に凄いことですよ。
不採択で恥ずかしい、情けないとおっしゃる方がいますが、そんなことはありません。
補助金申請の準備をするのは大変なことです。とくに将来の構想を考え、事業計画書を作成することには、相当な時間と労力を費やしたはずです。
専門家に頼らず、自社で申請手続きをなさったのなら、なおさらです。
その頑張りは再申請で必ず活きてきます。
まずは申請までやり切ったことに自信を持ってください。
そして、次こそは採択をつかみ取りましょう!
補助金不採択は世界の終わりではない
補助金の不採択を誤解をしている方がいますので、正しい考え方をお伝えしておきますね。
補助金の不採択理由は、取組内容に改善の余地があったり、事業計画書で的確に説明できなかったケースが大半です。
事業計画や頑張りを否定するものではありません。
人気の補助金なら、ライバルとの競争がし烈だった可能性もあります。
もうダメだと思うようなことではありません。
より一層の高みを目指して、再申請に集中しましょう。
再申請まで辞める5つのこと
再申請までのあいだ「これは辞めておいた方がいいこと」を5つご紹介します。
どれも続けていると、気持ちが落ち込んだり、優先順位や大事なこと見失って、再申請の準備が進まなくなります。
一時的にでも辞めることを強くおすすめします。
SNS
再申請まで辞めることの1つ目は、SNSです。
SNSは不確かな情報や極端な意見も多いです。補助金の正しい情報を見極める自信がないなら、鵜呑みにするのは危険でしょう。
Twitterの「採択された!」「1回目で通った!」という投稿に打ちのめされてしまう方も多いです。
影響されすぎてしまうのであれば、一時的に距離を置きましょう。
審査員の文句
再申請まで辞めることの2つ目は、審査員の文句です。
審査員に物申したい気持ちはわかります。
ですが、文句を言ったところで採択結果は変わりません。
いま優先すべきは、再申請の準備です。変えられないことに貴重な時間と労力をかけるのは、もったいないです。
どうしても文句を言いたければ、採択されてから存分に言ってやりましょう。
採択事例探し
再申請まで辞めることの3つ目は、採択事例探しです。
採択事例を探しすぎて疲れてしまう方がいます。ほどほどにしてくださいね。
「どの事例が自社の参考になるか」を見極める目がなければ、自社の計画とはほど遠い事例を参考にしてしまう危険性もあります。
採択される方法をお求めなのであれば、専門家に相談するのも手です。最適な解決策を示してくれますよ。
怒り爆弾
再申請まで辞めることの4つ目は、怒りをまわりにぶつけることです。
不採択になった苛立ちを、ともに申請準備をした従業員や支援者にぶつけてしまう方がいます。お気持ちはわかりますが、ほどほどで辞めるのが賢明です。
彼らは次回申請を一緒に乗り切り、事業をともに進めていく同志です。雰囲気が悪くなれば、前向きな気持ちを持ってもらえません。
どうぞ大切になさってくださいね。
別の専門家探し
再申請まで辞めることの5つ目は、別の専門家探しです。
不採択の原因が専門家の支援や能力によるものかどうかも、冷静に検証する必要があります。
貴社をよく理解していて、再申請にも親身になってくれるなら、サポートを継続してもらった方がよい場合もあるでしょう。
まずは一呼吸置いて、落ち着いて考えましょう。
以上、再申請まで辞める5つのことをご紹介しました。
気持ちがマイナスに傾いたり、再申請の準備の足枷になることは、申請が終わるまで控えたいものです。

採択のモチベーションを保つ方法
どうしても気持ちが落ち込む、次回採択されるか不安でしょうがない。そんな方は以下の方法も試してみてください。
補助金は長期戦です。落ち込んだまま乗り切るのは困難です。
早めに気持ちを回復させて、最高のコンディションで申請準備を進めましょう。
補助金メリットの再チェック
採択のモチベーションを保つ方法の1つ目は、補助金メリットを再確認することです。
不採択がつらすぎて、補助金を取りたかった理由を忘れていませんか?
補助金のメリットを思い出せば、やる気もすぐに復活することでしょう。
補助金のメリットは以下の記事でお伝えしてます。再確認したい方はお読みくださいね。
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補助金を獲得するメリットとは?|補助金を取る会社に起こる7つの魔法
補助金のメリットを知りたい方向けの記事。お金をもらえることだけが補助金のメリットではありません。知らないと損する「真のメリット」をお伝えします。
▶︎補助金を獲得するメリットとは?補助金を取る会社に起こる7つの魔法
輝く未来に想いを馳せる
採択のモチベーションを保つ方法の2つ目は、輝く未来に想いを馳せることです。
現状がつらいときは、明るい未来に想いを馳せるに限ります。採択されて、補助金メリットを手にした自社を思う存分イメージしましょう。
もう一度頑張ろうという気持ちがすぐに湧いてきますよ。
不採択の事業計画書を読み直して褒める
採択のモチベーションを保つ方法の3つ目は、不採択になった事業計画書を読み直して褒めることです。
将来計画を立て、事業計画書を完成させるのは、時間も労力もかかることです。
ぜひ事業計画書を懸命に完成させた過去の自分を、これでもかと讃えてください。そして、次回申請の活力にしましょう。
不採択になった事業計画書だと思って、ないがしろにはしないでくださいね。
従業員と成長戦略を語り合う
採択のモチベーションを保つ方法の4つ目は、従業員と成長戦略を語り合うことです。
語り合う相手は経営陣や役員でも構いません。社内で将来の戦略やビジョンを語り、補助金を申請する目的をより明確にしておきましょう。
再申請を頑張らなければ!という気持ちがより強くなるはずです。
顧問や支援者に話を聞いてもらう
採択のモチベーションを保つ方法の5つ目は、顧問や支援者に話を聞いてもらうことです。
ふだんから貴社を支えてくれる顧問や支援者なら、落ち込んだときも親身になって話を聞いてくれるでしょう。最強の味方として力になってくれるはずです。
社長お一人で悩まないことです。頼れるものには大いに頼りましょう。

補助金再申請に前向きに取り組む5つのコツ
最後に念押しです。補助金の再申請に前向きに取り組むコツを5つお伝えします。
気持ちで負けないために要チェックですよ。
自社と計画を否定しない
補助金再申請に前向きに取り組むコツの1つ目は、自社と計画を否定しないことです。
繰り返しますが、補助金の不採択は会社や計画を否定するものではありません。
会社や計画を否定する気持ちは、事業計画書でも透けて見えてしまいます。再申請の準備も本気で取り組むことは難しいでしょう。
もっと改善する余地がある!と気持ちを切り替えましょう。再申請にも前向きなれるはずです。
とにかく基本を忠実に守る
補助金再申請に前向きに取り組むコツの2つ目は、とにかく基本を忠実に守ることです。
人気の補助金は競争が激しく、審査も厳しいです。小さな差が採択・不採択のボーダーラインになることも少なくありません。
取りこぼしを撲滅するために、基本の申請手順を見直して、丁寧に改善していきましょう。
見直して改善すべき「基本の申請手順」を知りたい方は、以下の記事の後半部分をお読みください。不採択リベンジのお役に立ちます。
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補助金の不採択地獄を脱け出す方法|不採択リベンジの9つの秘策
不採択リベンジを絶対に成功させたい方向けの記事。審査突破のプロが「不採択リベンジの秘策」を教えます。「採択をつかむための気持ちの持ちよう」や「採択のためにやめること」もお伝えしています。
▶︎補助金の不採択地獄を脱け出す方法|不採択リベンジの9つの秘策
妥協NG!本気で挑む!
補助金再申請に前向きに取り組むコツの3つ目は、妥協はNG!本気で挑むことです。
「これくらいでいいだろう」と思ってはいけません。補助金獲得に本気なら、自他ともに認めるベストな準備をしてください。
締切直前は妥協やミスをしがちです。余裕を持ったスケジュール確保も大切ですね。
気持ちはとにかく強く持ちましょう!
絶対に諦めない
補助金再申請に前向きに取り組むコツの4つ目は、絶対に諦めないことです。
本記事の最後でご紹介しますが、不採択になっても諦めず、何度目かの正直で採択を勝ち取る社長様もたくさんいらっしゃいます。
最後は挑戦し続けた会社が勝ちます。どうぞ途中で諦めないでくださいね。
社長一人で悩まない
補助金再申請に前向きに取り組むコツの5つ目は、社長一人で悩まないことです。
お一人で悩んでいても、不採択リベンジの最適解はなかなか思い浮かばないでしょう。
悩んだら信頼できる専門家に相談した方がいいです。貴社に寄り添い、最適な解決策を示してくれます。
身近にいない場合はご相談ください。お気持ち含め、じっくりお話をうかがいます。

複数回の不採択から採択を勝ち取った社長様の話【実話】
先日、補助金申請をお手伝いさせていただいたG社の社長様から、採択と私の対応に対するお礼のメッセージをいただきました。
2回不採択になったタイミングでご相談に来られ、見事3度目で採択を勝ち取られた社長様です。
ご相談に来られた当時は、度重なる不採択でどうしたらいいかと大変悩んでおられました。
一方で、事業と補助金に対する想いは強く、諦めない本気のお気持ちがひしひしと伝わってきました。
日中は通常業務でお忙しく、とても再申請の準備に時間が取れるような状態ではありませんでしたので、お打ち合わせと準備は連日夜中に進めるというハードなスケジュール。
それでも、手順を踏んで丁寧に作業を進め、再申請を終えた際には全力を出し切ったとおっしゃっておられました。
そして、見事に採択を勝ち取られたのです。
採択発表の直後は驚きと喜びでしばらく放心状態だったそうですよ。
現在は補助金の受け取りまで完了し、採択された事業を急速に拡大しておられます。
この記事をお読みいただいたいる皆さまも、どうぞ最後まで諦めず、採択の喜びを存分に味わっていただきたいと思います。
そして、補助金メリットの獲得とともに、事業をますます成長させていかれることを心より応援しています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
※G社様は私のサポートの感想も書いてくださいました。こちらのページの「お客様の声」からお読みいただけます。
補助金の審査を突破する3つのプログラム
補助金の審査を突破する3つのプログラムをご用意しました。
- 不採択から抜け出したい
- 真剣に将来計画を考えたい
- 補助金をきっかけに資金繰りを改善したい
そんな想いも、会社信用ドットコムのプログラムなら叶います。
- 延べ7,000社以上を調査取材した元・調査員の経験
- 補助金の事業計画書の書き方指導で150件以上の実績
以上で蓄積したノウハウを詰め込んだ充実のプログラムです。
すべてに代表の佐藤が対応。全国対応や初回無料相談も受け付けています。
只今ご相談が殺到しておりまして、すぐにご対応できない場合があります。
先着順に対応しておりますので、お急ぎの方はお早めにご相談をお願いします。
本気の社長様からのご相談を心よりお待ちしております。
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