補助金一発採択の必勝法 事業再構築補助金

事業再構築補助金の第12回公募開始!スケジュールや変更点は?採択の必勝法を解説

2023年8月17日

事業再構築補助金の第12回公募開始!スケジュールや変更点は?採択の必勝法を解説

事業再構築補助金の第12回公募が開始されました。

申請締切は令和6年7月26日(金)18:00です。

スケジュール、第11回から第12回にかけての変更点、第12回公募のスケジュール、採択のコツをお伝えします。

補助金申請や事業計画書添削のサポートを必要とされる方は、お気軽にご相談ください。

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。2017年同社を退職。現在は大手企業との取引実現から銀行融資・補助金獲得まで支援するサービスを展開。小さな企業の救世主として期待されている。

*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411

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事業再構築補助金とは?

事業再構築補助金は「今なおコロナの影響を受ける事業者」「ポストコロナに対応した事業再構築をこれから行う事業者」を重点的に支援する補助金です。

申請類型や対象者、補助金額、対象経費は下記の通り。

12回公募の申請枠は「成長分野進出枠」「コロナ回復加速化枠」「サプライチェーン強靱化枠」のです。

対象経費の特徴は建物費(改修や修繕、撤去等)が対象になることです。補助金額も大きいので、数千万円単位の設備投資を考えている事業者様は、まず申請を検討すべき補助金ですね。

補助金活用のイメージも確認しておきましょう。

 

申請するには、経済産業省が認定する経営革新等支援機関(※中小企業支援者です)に相談をして、共に事業計画を考える必要があります。

申請枠の特徴や対象者、申請の手続きの詳しい内容は公募要領に記載されています。必ず確認をしましょう。

・成長分野進出枠、コロナ回復加速化枠の公募要領
・サプライチェーン強靭化枠の公募要領

自社に最適な申請枠を選び、補助金を最大限に活用してくださいね。

 

事業再構築補助金の第12回公募スケジュル

  • 申請開始:令和5年5月20日
  • 申請締切:令和6年7月26日 18:00
  • 交付候補者決定(採択発表):令和6年10月下旬~11月上旬頃(予定)


 
ご注意点

事業再構築補助金は必要書類も多く、事業計画書の作成にも時間がかかります。早めに準備を始めましょう。

 

第11回から第12回にかけての主な変更点

第10回から第11回にかけて以下の点が変更さました。第10回の頃から補助金の申請を検討している事業者様は要注意です。

申請類型の減少

申請類型は6枠から3枠になりました。第12回の申請類型は成長分野進出枠・コロナ回復加速化枠・サプライチェーン強靱化枠の3つになります。

 

事前着手制度の廃止

第11回公募までは交付決定前に事業に着手することが可能でしたが、第12回から事前着手制度は原則廃止となりました。

採択時期や交付決定時期を見据えて、事業実施のスケジュールを考える必要がありますね。

※経過措置として、第10回・第11回公募において事前着手が可能であった事業類型の補助金交付候補者として不採択となった事業者が、第12回公募で「コロナ回復加速化枠」「サプライチェーン強靱化枠」に申請する場合のみ事前着手が可能です。

 

審査項目・加点項目の変更

第12回からは事業再構築補助金の審査項目も変化しています。

審査される項目は以下の5項目。

審査項目

  • 補助対象事業としての適格性
  • 新規事業の有望度
  • 事業の実現可能性
  • 公的補助の必要性
  • 政策点

審査項目は以前に比べると、だいぶわかりやすくなったと思います。

それぞれの項目の内容を詳しく確認しておきたい方は、下記をクリックして確認してください。


 

必ず最新の公募要領を確認してください。
公募要領は随時改定されますので上記内容が変更されることがあります。
※「加点項目」や口頭審査の審査項目は公募要領の「加点項目」を確認しましょう。
・成長分野進出枠、コロナ回復加速化枠の公募要領
・サプライチェーン強靭化枠の公募要領

 

口頭審査の実施

これまでは書面審査だけだった事業再構築補助金ですが、第12回から口頭審査も実施されることになりました。

すべての事業者が対象になるわけではなく、対象になった事業者のみ実施されます。

口頭審査の対象になったのに受験しなかった場合は不採択となります。

公募要領で「口頭審査」の部分をよく読んでおきましょう。

・成長分野進出枠、コロナ回復加速化枠の公募要領
・サプライチェーン強靭化枠の公募要領

 

事業報告の厳格化

補助金入金後の事業報告の頻度が増えます。

これまで年1回で済んでいた報告ですが、今後は四半期ごと報告する必要があります。

忘れると補助金返還などのペナルティもあります。注意してくださいね。

手続きや報告が厳しくなっていますので、手続きの手引きをよく読んで対応しましょう。
 

事業再構築補助金のスケジュールや変更点、採択のコツをお伝えしました。

みなさまが補助金を勝ち取り、事業をますます発展させていかれることを応援しています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

事業再構築補助金の詳細はこちら

詳細は公式サイトや公募要領も確認してください。

▶︎事業再構築補助金の公式サイトはこちら

 

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