小規模企業の与信審査攻略法

資金調達戦略がない小規模企業は危険!ここぞの場面で与信審査に通るための7つの戦略

2024年1月14日

資金調達戦略がない小規模企業は危険!ここぞの場面で与信審査に通るための7つの戦略

うちは私と妻で経営する小さな会社です。いざ資金が必要になった時に与信審査に通るか不安なんだよね。

スムーズな資金調達には日頃の準備が大切です。審査突破のための戦略も必要です。

本記事では、ここぞの場面で与信審査を突破するために”小さな会社が普段から準備すべきこと”をお伝えします。

いざ資金が必要になって慌てても、出来ることは限られます。

厳しい選択肢しか残されていない。そうならないための予防策としても効果的な内容です。

資金調達の可能性を高めたい社長様は、ぜひ最後までお読みください。

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、審査の突破で売上・資金を勝ち取るサービスを展開中。

*経済産業省が認定する経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411

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資金調達戦略がない小さな会社が危険な理由

資金調達戦略がない小規模企業は危険!ここぞという場で与信審査に通るための7つの戦略

企業信用調査会社で多くの企業を取材し、数多の倒産を見てきた元・調査員として申し上げます。

小規模企業が戦略もなく、やみくもに資金調達をするのは大変危険です。

なぜなら、小規模企業は小さな資金調達のミスが命取りになるからです。


もろもろの理由で突発的な支払いが必要になった。そんなケースを想像してみましょう。

規模が大きな大企業であれば、資金力もあり、信用力でお金も調達できて、どうにか対処できる可能性が高そうですね。

一方、小規模企業の場合はどうでしょうか?

十分な現預金はあるでしょうか?

近々回収する売掛金で対処できるでしょうか?

もし銀行に打診をしたら、十分なお金を貸してくれそうでしょうか?

銀行以外からの資金調達は可能でしょうか?

 

大企業に比べると少し不安ですよね。

 

なぜ普段から必要資金をしっかり把握していなかったのか

先を見据えてもう少し余裕のある支払条件にしておけばよかった

売上が一時的に減っていて、このままだと資金繰りが苦しくなるとわかっていたんだから、早く対策をしておけばよかった

日頃から銀行に相談をしておくんだった

 

いざお金が必要なタイミングでこのように慌てても、どうにもなりません。

 

小規模企業の場合、大企業以上に普段の資金繰りを把握しておくことが大事です。

そして、

いざ資金調達をする時に審査を突破できる体制にしておかなければなりません

 

具体的にどうすれば良いのでしょうか?

次のパートで解説します。
佐藤絵梨子

 

小規模企業が資金調達の与信審査に通るための7つの戦略

小規模企業が資金調達の与信審査に通る7つの戦略

小さな会社がいざという時に資金調達の与信審査に通るにはどうすれば良いか。

1つ前のパートの繰り返しになりますが、

  • 普段から資金繰りを把握しておく
  • 審査を突破できる体制にしておく

この2つのポイントを意識して準備をしておくことです。

準備の内容を1から7まで順番に解説します。

 

戦略1:自社のデータを集める

最適な資金調達戦略を立てるには、

「いま自社はどのような状態なのか」を把握することが必要不可欠です(※戦略2)

そして、

会社の状況を正しく把握するためには、正確なデータが必要です。

 

最低でも月次の残高試算表はすぐに用意できるようにしておきましょう。

もし今、すぐにデータを用意できないのなら、データ収集のためのシステム導入も検討するべきです。

日々の記帳、顧問税理士への速やかな報告やすぐデータもらえる体制づくりも必要でしょう。

 

「おそらくこれくらい」のような社長の肌感覚で資金調達を打診しても、審査担当者は納得してくれません。

正確なデータはとても大切です。

 

戦略2:現状把握をする

戦略1で自社データを収集したら、現在の状況を確認しておきましょう。

売上高や利益入金や出金の状況現預金に不足感がないか確認してください。

前年同月やここ数ヶ月と比べて状況が大きく変化している場合は、「何がどう変化しているのか」と「変化した理由」も確認しておきましょう(※戦略3で役立ちます)

小さな変化が資金繰りで命取りになるケースも少なくありません。

データを集めたら必ず内容を確認しましょう。

 

戦略3:将来予測をする

戦略2で現状把握をしたら、将来の資金繰り予測をしてください。

「いつ(時期)」「いくらいくらい(金額)」資金が必要になりそうかを確認しましょう。

最低でも半年、できれば1年先まで予測しておくのが望ましいです。

 

このまま昨年並の売上、利益を維持できれば運転資金は不足しないだろう

年末年始の忙しさが昨年と同じくらいなら300万円資金が不足しそうだ

このまま業績が回復しないと●ヶ月後に300万円資金が不足しそうだ

●月に実施する設備投資では自己資金以外に500万円必要だ

 

資金調達では審査担当者に必要な金額・時期を説得力を持って説明しなければなりません。

最初は必要な金額や時期を上手く予想できないかもしれませんが、繰り返しているうちに傾向をつかんで、予測の精度も上がっていきます。

頑張りましょう!

 

戦略4:資金調達策を調べる

資金調達と聞くと、融資や代表借入を思い浮かべる社長様も多いかと思いますが、最近は新しい資金調達方法も続々と登場しています。

補助金や助成金、国の認定制度、ファクタリング、クラウドファンディング、ベンチャーキャピタル、エンジェル投資家 など

すぐに思いつくだけでもこれだけの資金調達策があります。

ひと昔前はハードルが高かったけれど、今は使いやすくなっている。そんな資金調達方法もありますよ。

いざ資金調達が必要になる場面では、方法や制度を知っているかどうかがものをいいます。

「うちの会社では無理」という考えは一旦捨てて、日頃から資金調達策を調べておきましょう。

 

戦略5:審査担当者が見るポイントを知る

融資、補助金、国の認定制度、ファクタリングなど、資金調達策を使うにはそれぞれの審査を突破しなければなりません。

そして、

それぞれの審査担当者は、会社を審査するポイントが異なります。

「こんなところを見てるのだな」程度の認識で構いません。

実際に審査を経験したお知り合いの社長、企業支援者や専門家など、信頼できる情報筋から情報を集めておきましょう。

審査ポイントを把握することは少々難易度が高いです。ですが、審査担当者の見方を知っておけば、有効な対策を取ることができます。

できる限り、審査を知る努力をしてください。

 

戦略6:自社の「見せ方戦略」を考える

企業審査の経験を持つ者として断言します。

企業の評価は情報の”見せ方”によって大きく変わります。

「何の情報を開示するのか」「どうように情報を説明するのか」によって、会社の評価を1ランクも2ランクもアップさせることができるのです。

業況が悪い時には、数字が悪い事情を適切に説明することで、評価の下がり幅を最小限に抑えることもできます。

一方で、見せる情報や説明の仕方が悪ければ高評価は獲得できません。

それどころか、実態よりも悪く見られてしまう危険性すらあります。

審査担当者に対して「自社をどう見せれば高評価を勝ち取ることができるのか」考えておきましょう。

 

戦略7:最適なタイミング・順番で資金調達をする

資金調達の成功率は、最適なタイミングや順番を選ぶことによって高めることができます。

例えば、

設備投資で資金調達をする場合、補助金申請の前に銀行に融資の打診をしておくと資金繰りで失敗しにくです

有利な条件で融資を取りたいなら、銀行に打診をする前に国の認定制度を取得しておくと低金利などの優遇条件を引き出しやすいです

すべての取引行、政府系金融機関から良い条件で融資を引き出したいなら、まずはメインバンクからの了承を先に取り付けた方がスムーズなケースも多いです

 

もちろん、貴社の状況や必要資金の内容、資金調達先によってタイミングや順番は変わりますから、状況を見極めた冷静な判断も必要です。

戦略3の資金調達策を調べる際には、どの順番で資金調達策を利用すれば良いかも確認しておきたいですね。


小規模企業が資金調達の与信審査に通る7つの戦略をまとめます。
 

小規模企業が資金調達の与信審査に通る7つの戦略

  • 戦略1:自社のデータを集める
  • 戦略2:現状把握をする
  • 戦略3:将来予想をする
  • 戦略4:資金調達策を調べる
  • 戦略5:審査担当者が見るポイントを知る
  • 戦略6:自社の「見せ方戦略」を考える
  • 戦略7:最適なタイミング・順番で資金調達をする

まずは戦略1から、すぐに取り掛かります!

 

情報の見せ方で与信審査の通過率は変わる

情報の見せ方で与信審査の通過率は変わる

繰り返しになりますが、

企業の評価は情報の見せ方によって大きく変わります。

つまり、

高評価を獲得して与信審査に通るには、審査担当者が見るポイントにあわせて情報の出し方を工夫することが必要ということです。

このブログでも、審査を突破する情報の見せ方の記事をたくさん配信しています。必要な記事をお読みくださいね。
 

  • 審査担当者が見るポイントを知りたい
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与信審査に通る会社になれば、いざという時も思うままに資金をつかみ取り、安心して事業を続けていくことができます。

皆様の会社もその1社となりますよう、心より応援しています。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

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