
どんなに頑張っている社長様でも、たまにはこんな風に弱音を言いたくなることがあるのではないでしょうか?
わたしが信用調査会社で調査員をしていた時も、弱音を言う社長様は結構な数いらっしゃいました。
みなさま、世間話くらいの軽い気持ちでいらっしゃるのだと思うのですが、
調査会社や融資の担当者、取引先の営業マンのような、会社の信用力を見ている人たちの前での弱音発言はぜったいにNGです。
本日のブログでは、
弱音を言う社長様が融資や取引をしてもらえない本当の理由というテーマでお伝えします。
審査担当者は弱音を言う社長様をどう評価するのかにも触れました。
「そう言えば、自分は弱音発言が多いぞ」という社長様は必読です。
1分ほどで読める記事ですので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事を書いている私のこと 世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、大手企業との取引実現から銀行融資や補助金獲得まで支援するサービスを展開中。佐藤絵梨子/会社信用クリエイター
*詳しいプロフィールはこちら
審査担当者は社長様の弱音から●●●と▲▲▲に不安を感じる
最初に1番重要なことをお伝えしてしまいますが、審査の担当者は、弱音を言う社長様の会社を決して高く評価しません。
審査担当者は、弱音を言う社長様を見ると【社長様の経営者能力】と【会社の将来性】に不安を感じるからです。

なんて思いますよね?
でも、それは幻想です。
なぜなら、調査員をしていたわたしも、長いお付き合いのある社長様の弱音発言から感じた不安を、しっかり評価に反映させていましたから。
長い付き合いのある取引先や融資の審査担当者って、気心も知れていて、安心できる存在かもしれません。
社長様の弱音にも「大変ですね」「わかります。そうですよね」なんて優しく相槌を打ってくれることもあることでしょう。
でも、それは表の顔です。
審査をしてきた側の人間として断言しますが、審査担当者は、頭では冷静に「この社長で、この会社は大丈夫かしら」と考えていますよ。
相槌を打ってくれるから、にこやかに対応してくれるから、といって油断は禁物なんです。
融資・取引の審査では『経営者能力』が見られています
このブログでは何度もお伝えしていることですが、中小企業の評価は、社長様そのものの評価と言っても過言ではありません。
審査担当者にとっては、「とにかく社長をしっかり見る」というのは常識。
社長様のちょっとした発言や態度が、すべて会社評価の判断材料になっていることを忘れないでください。
ご自身の会社を正しく評価して欲しい人の前では、弱音ではなく、ポジティブなお話(会社の将来像などが良いですね!)を積極的にして、良い会社であることをアピールなさってくださいね。
会社の評価は、社長様ご自身が高めていくものです。
少しずつでも信用を積み上げて参りましょう!
本日のブログはここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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