焦付きを連発する会社が危なく見えてしまう理由

2021年4月2日

焦付き(こげつき)・貸し倒れ(かしだおれ)とは
取引先の倒産などでお金(売掛金や受取手形など)が回収できなくなること。“焦付いた”=“回収できなくなった”です。貸し倒れ(かしだおれ)とも呼ばれます。

 

確かに何度も焦付きにあってるなー。まぁ、今までも何とかなってるし、特に問題ないでしょ

 

その考えだと、
危ない会社だと思われてしまいます。

 

大手企業や一流企業は取引をしてくれません。

 

 

本日のブログは

焦付きを連発する会社が危なく見えてしまう理由

についてお伝えしてます。

 

 

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

 

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子/会社信用クリエイター

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、大手企業との取引実現から銀行融資や補助金獲得まで支援するサービスを展開中。
*詳しいプロフィールはこちら           

焦付きを連発する会社が危なく見えてしまう理由

焦付きを連発している会社は、

 

「この会社、経営のことちゃんと考えてないんじゃないの」

 

と思われてしまうんです。

 

 

焦付きを連発する会社はこう見える

  • 資金繰りが苦しくなる怖さをわかっていない
  • 会社を長く続けていく意識が低い
  • 管理がいい加減そう
  • 会社が信用されなくなることに無頓着

 

少し厳しい言い方になってしまうのですが、

ものすごくいい加減な経営をしているように見えてしまうんですね。

 

 

1つずつ解説します。

 

資金繰りが苦しくなる怖さをわかっていない

焦付きは、回収するはずだったお金が入ってこなくなるものです。

 

「こんなふうにお金をやり繰りしようかな」と思っていた予定は崩れてしまいますし、足りない分を他から調達しなければいけません。

 

 

上手くお金が調達できず、支払が遅れたり、不渡りを起こしてしまう会社も多いんです。

 

下手をしたらそのまま倒産です。

 

 

焦付きを連発する会社は、焦付きでお金まわりが苦しくなることを理解していない、危機感のない要注意な会社に見えてしまうんです。

 

会社を長く続けていく意識が低い

焦付き発生(お金が入ってこない)➡︎資金繰り悪化➡︎倒産

 

という流れで倒産してしまう会社は本当に多いです。

 

取引先をしっかり管理している会社はそのことをよく知っています。

 

なので、焦付きを連発する会社には、「焦付きが倒産に繋がるものだとわかってないんじゃないの?」と呆れてしまうんです。

 

会社をきちんと続けていく意識が低いと思われてしまうんですね。

 

管理がいい加減そう

焦付きは、取引をする会社をチェックしていればだいぶ防げます。

 

焦付きを連発していると、取引先のチェックをしっかりしていないと思われるだけでなく、

 

「この会社、何でこんなに何度も焦付くのかな?いい加減に会社やってるんだろうな」

 

というふうに、ありとあらゆる管理がいい加減な会社だと思われかねません。

 

 

この言葉は、実際にとある大手企業で取引先審査を担当している方がおっしゃっていたものです。

 

そんなふうに思われないように、焦付きがでないように注意しましょう。

 

会社が信用されなくなることに無頓着

焦付きでは、支払えなくなった会社と回収できなかった会社の両方の評判が下がります。

 

「あの会社のせいで焦げ付いた」なんて、相手の会社に怒りをぶつけている場合ではないんですね。

 

ご自身の会社もまわりから厳しい目で見られているんです。

 

 

こちらの記事でわかりやすく解説しているので、読んでみてください。

 

\某女優とNHKの関係を例に図でわかりやすく解説しています/

 

しっかりした会社は焦付いた会社に厳しい

“自社の仕入先や販売先が取引先から代金を回収できなくなった”

 

なんて情報を耳にしたら、取引先チェックをしっかりしている会社は真相を確かめようとすぐに動き出します。

 

焦付いた会社に直接聞いたり、信用調査会社に調査を依頼したり、手間もお金も惜しまず情報を集めようとします。

 

 

「この会社、焦付きが出て資金繰り苦しくなったりしない!?」

「潰れたりしたい!?」

「うちの会社、この会社と取引を続けて大丈夫!?」

という気持ちで、とにかく頑張って情報を集めて、

 

これからも取引を続けるのは危険だと判断すれば、すぐ取引を中止したり、取引額を減らすんです。

 

 

会社の未来を真剣に考えている会社ほど、焦付いた会社には厳しく対応しているんですよ。

 

なんとかなると思っているのは焦げ付いた本人だけ

経営者のみなさまは、

「とにかく目先の売上が欲しい」

「取引先なんて選んでられない」

「取引先を調べるなんて面倒臭い」

なんて思っているかもしれません。

 

「焦付きが続いたくらいで大げさに反応しすぎだよ」

とも感じているかもしれませんね。

 

 

信用調査会社で働いていた経験から断言しますが、

 

何度も焦付いている会社に対するまわりの見る目は、ものすごく厳しいものです。

 

既存の取引先からの信用はガクッと落ちると思ってください。

 

 

「また焦げついちゃったよ〜」くらいの軽い気持ちでいるのは、焦付いた本人だけですよ。

 

与信管理をしておきましょう

ご自身の会社のお金を守るため、評判を落とさないためにも、取引先のチェックはしっかりして、安心できる会社と取引をすることを考えてください。

 

“与信管理”なんて呼ばれるものですね。

 

 

取引先をチェックする方法は、信用調査会社に調査を依頼することだけではありません。

 

  • 相手の会社を訪問してみる
  • 相手と直接会って話してみる
  • 経営状態について2・3質問してみる

これだけでも立派な与信管理です。

 

長く取引をしているけど1度も相手の会社を訪問したことがないとか、最初に会ったきりで何年も担当者の顔を見ていない取引先がありますよね?

 

電話で話していた時は感じなかったけど、思っていたより経営が上手くいってなさそう・・・

のように感じる会社もあるかもしれませんよ。

 

 

相手のことをよく知らずに取引をしていて良いのか、もう1度よく考え、少しずつ取引先をチェックすることも始めてみて下さいね。

 

 

本日のブログはここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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