果たして本当にそうでしょうか?
このように考えている社長は、
会社と会社との取引では、会社を信用してもらうことが大切だ
ということを見落としています。
そして、
会社が信用されるかどうかは、社長の言動1つに左右される
ということを知らないんですよね。
本日のブログは、
大切な取引はコレでつかむ!取引先が信頼する社長の言動4選
をご紹介します。
社長のその言動、実は取引の決め手になっていますよ!
大切な取引のチャンスを逃さないためにも、ぜひ最後までお読みくださいね。
この記事を書いている私のこと
佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表
世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。2017年同社を退職。現在は大手企業との取引実現から銀行融資・補助金獲得まで支援するサービスを展開。小さな企業の救世主として期待されている。
*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411)
会社と会社との取引で意識するべき大切なこと
繰り返しになりますが、
会社と会社の取引で大切なことは、
です。
取引の場では、商品・サービスで信頼をつかむことばかり一生懸命やってもダメです。
お相手の会社は、みなさまの会社と安心して取引がしたいと思っているので、
- 倒産の心配がないか
- 約束を守ってもらえるか
ということをとても気にしています。
なので、
“会社そのものが信用されること”を意識してください。
具体的に社長はどんなことを意識すれば良いのか、ご紹介しますね。
取引先がグッと心をつかまれる社長の言動4選
自分の会社のことをしっかり把握している
- 売上が上がった(下がった)理由をしっかり説明できる
- 毎月経費がどれくらいかかるのか把握している
- 会社でお金が必要になるタイミングを完璧に理解している
- 主要な取引先との取引状況がわかっている
など、
自分の会社のことをしっかり把握している社長は、お相手に安心感を与えます。
「これだけ会社のことをしっかりわかっている社長なら、状況に応じて良い判断ができるだろうし、会社を良い方向に導いていけるんだろうな」
と思ってもらえるんですね。
ご自身の会社のことをしっかり把握していない社長って意外と多いので、しっかり把握している社長はそれだけで相手の心をつかめます。
なんておっしゃっている方、甘いですよ。
こちらの記事を読んで何がダメなのか確認してください。
『会社の経営状態や今後について社長ご自身が話すことができない会社は、お相手から信用してもらえない』ということを解説しています。
という方は、こちらの記事を参考にしてください。
決算書の説明で難しい知識は必要ありません。
説明すべきポイントと上手く説明すコツを解説しています。
お金の余裕を感じさせる
会社が続いていくためにはお金が欠かせません。
ですので、
取引をするお相手は、みなさまの会社の資金繰りを1番気にしていますし、会社にお金の余裕があると感じると安心します。
取引先と会話をする時は、
「この会社はお金は大丈夫そうだな。しばらくやっていけるだけの余裕がありそうだな」
という印象を与えることを意識してください。
という方は、こちらの記事を参考にしてください。
「お金の余裕を感じさせるにはこんな風に伝えると良いですよ」という具体例も紹介しています。
会社の将来に期待を持たせる話をする
よく昔話が大好きな社長にお目にかかるのですが、
会社は続いてナンボなので、取引のお相手はみなさまの会社が「これからどうなっていくか」を常に気にしています。
会社を将来どうしていくかを伝えなければ、取引するお相手は、みなさまの会社がこれからどうなっていくのかわかりません。取引をすることにも不安に感じてしまいます。
会話では将来の話をすることを意識して、
この先もちゃんと続いていく会社だよ
ということをアピールできると、取引のお相手の心をグッとつかめます。
将来の話をすることが大事だよという話は、こちらの記事でも詳しく解説しています。
「こんな話をすると良いですよ」という具体例も紹介していますので、読んでみてくださいね。
とにかく堂々とする
「決算数字や業績も良く、商品・サービスも素晴らしい」
「資金繰りも特に問題はなさそう」
「将来の計画もしっかり立てている」
例えそうだとしても、
社長が自信なさそうにしていたら全てが台無しです。
社長が自信なさそうにしていると、お相手からは
「本当に大丈夫??」
「今のところ大丈夫だけれど、将来のことまではあまり期待しすぎてはいけないな」
と思われてしまうんですね。
お相手に
「この社長なら大丈夫そうだな」
と思ってもらえるように、
信用して欲しいお相手の前では少しだけ気合を入れて堂々とした姿を見せると、お相手も安心します。
自信のなさはちょっとした言葉に出やすいです。
相手からの信用が下がり社長の行動を解説した記事も書いているので、参考にしてください。
社長がダメだと思われたら会社は信用されない
決算書の数字が良くても、商品やサービスが素晴らしいものでも、
社長がいい加減だったり、きちんとした決断ができない人であれば、会社が悪くなる危険性は格段に高まります。
なので、
会社の良し悪しを見極めようとしている人たちは、
『会社の良し悪しを判断するには社長を見なければ』
という意識を強く持って、社長の言動を観察しています。
このことをしっかり意識して、
大切なお取引の場では、会社の信用を高める言動をするように心がけてくださいね。
ちょっとした振る舞いで、みなさまの会社の信用はグンとアップし、取引のお相手の心をつかむことができるはずです。
本日のブログはここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。