与信管理・取引先チェック

取り込み詐欺で焦付いていませんか?【騙されやすさをチェック】

取り込み詐欺とは・・・

簡単に説明すると『代金を払わずに商品を持ち逃げされること』です。
通称:『パクリ屋』とも呼ばれています。

取り込み詐欺にあってしまった!商品を持ち逃げされて、お金が回収できなかったよー!!!

 

こんな経験はありませんか?

 

自分は被害に遭っていないけれど知り合いの会社が被害にあったとか、“取り込み詐欺”という言葉は聞いたことがあるという方もいらっしゃると思います。

 

 

このブログで度々お伝えしているとおり、代金が回収できない『焦付き』(貸し倒れともいいます)はみなさんの会社の資金繰りを悪化させます。

 

そして、焦付きを繰り返していると、みなさんの会社も信用されなくなくなてっていきます。

 

 

そんなわけで、

みなさんは、詐欺会社には絶対に引っかかってはいけません!!!

 

 

取り込み詐欺に遭った経営者の方は、ほとんどの方が「まさかうちが被害に遭うなんて・・・」とおっしゃいますが、取り込み詐欺は少し意識をするだけで引っかかる可能性をグッと下げられるものです。

 

 

今回のブログと次回のブログの2回に分けて、詐欺会社に騙されないために知っておくべきことをお伝えしようと思います。

 

後でも少し触れますが、コロナで経営が思わしくない会社が増えている今のような環境では、取り込み詐欺が増えやすい傾向があります。

 

注意喚起の意味も込めてお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

 

今回のブログの簡単な内容紹介

  • あなたの会社がどれくらい詐欺会社に騙されやすいのかチェック
  • 取り込み詐欺会社の特徴
  • 騙されないという気持ちを持つ上で意識すべきポイント

 

次回から数回に分けて、見抜いた経験がなくても簡単に詐欺会社を見抜くためのポイントをご紹介します。

この記事を書いている私のこと

佐藤絵梨子
会社信用クリエイター

新卒で企業の信用調査会社に入社。10年間で延べ7,000社以上を取材し、大手企業との取引は無理だと諦めている経営者が多くいることに気づき一念発起。現在は、数字に自信がない中小・零細企業が大手企業から取引先として選ばれるためのサポートを展開。ブログやツイッターでは会社が信頼されるコツを伝える。※詳しいプロフィールはこちら

詐欺会社が騙しやすいのはどんな会社?

少しでも危機感を持っていただくために、まずは『あなたの会社がどれくらい詐欺会社に騙されやすいのか』をチェックしてみてましょう。

 

こんな会社は騙されやすい

  • 取引相手の素性をチェックしていない
  • 売上が上がるならどんな取引でもする
  • ラクなもうけ話にはとにかく乗りたい
  • 商談なしでパパッと取引を決めたい

 

「うちは当てはまるな」とドキッとした方はご注意を。私が詐欺会社だったら、こんな会社は真っ先に騙しに行きますよ!

 

とくに1番上の『取引相手の素性をチェックしていない』に当てはまる方は要注意です。

 

詐欺会社はきちんとチェックをすれば、素人でもある程度までは見抜けるものなんです。

 

そのチェックをしてない時点で騙される可能性はグンと上がっている、ということを知っておいて欲しいなと思います。

 

取り込み詐欺会社の特徴とは?

取り込み詐欺会社の特徴を3つご紹介します。

 

彼らは巧みに相手を騙すので、全ての会社がこの特徴に当てはまるわけではないですが、「こんな感じなんだな」「こんなふうに騙されるんだ」という”取り込み詐欺会社の雰囲気”をつかんでみてください。

 

取り込み詐欺のよくある手口

最初の数回は普通の取引で、お金も滞りなく払ってくれる ➡︎ 何回目かの取引で大口取引を持ちかけられ、物だけ持ち逃げされる

 

被害に合う会社はだいたいこの流れで持ち逃げされています。

 

何回か取引をして「お金ちゃんと払ってくれる」と安心した頃に、大きな取引をふっかけられて、物だけ取られて逃げられてしまうんです。

 

しかも、半年や1年のように時間をかけて取引するのではなく、短期間の間にパパパパパっと取引が進むケースが多いですね。

 

あとは、取引の始まり方も割と唐突だったりします。

「ホームページを見て良さそうだと思ったから、注文するよ!!」

のように、いきなりかかってきた電話から取引が始まることが多いですね。

 

事前に会うこともなく(会ったとしても、相手はすでに注文することは決めている)、あなたにとっては頑張って新規開拓することもなく、まさに「なんてありがたいんだ!」と思うような流れで取引が始まったりします。

 

「妙にラクできる取引が入ってきたな〜」と感じる取引は警戒しましょう。

 

換金性の高いもの(転売してお金になりやすいもの)を扱っている会社は狙われる

食品や電化製品、事務機器、建築資材、日用品を扱っている会社はターゲットにされやすいです。

 

ただ、今はフリマアプリや自前の通販サイトなどで昔より物を換金しやすくなっていますし、何より相手はプロなのであっと驚く換金ルートも持っているはずなので、「うちは被害に遭いやすい物は扱っていないから」という理由だけで安心するのは危険です。

 

私が詐欺会社だったら、そんなふうに油断している会社にこそ話を持ちかけると思うので、「うちは大丈夫!」なんて過信しないようにして欲しいと思います。

 

詐欺会社は“調子がいい”

詐欺会社ってすごく“調子がいい”です。

 

向こうのテンションに合わせていたらこっちが疲れてしまうような、何だか勢いがあって元気がいい人が多いように傾向があります。

 

きっちりと話を詰めていく雰囲気ではなく、

「お宅から仕入れたものすごく好評だから、またよろしく頼むよっ!じゃあ!」

というように勢いと豪快さでささっと話をまとめるタイプが多いように感じます。

 

普通だったら「何だか変だな」と気づきそうなところですが、とにかく売上が欲しくて、パパッと決まっていく取引に興奮していると、相手のテンションの高さや不自然な取引の運びに気づけなくなるのだと思います。恐ろしいですね・・・。

 

『こんなに上手くいっていいのかな♪』と感じる時こそ一呼吸おいて、本当に安全な取引なのかよく考える

これが大事です。みなさん、とにかく一旦落ち着きましょう。

 

詐欺会社はあなたを喜ばせるのがとても上手です。

 

知り合って間もない会社なのに、スムーズに話が進んだり、短期間にちょこちょこ注文してくれたり、とにかくあなたが『嬉しい!』と思うことをたくさんしてきます。

 

甘い話には裏がある!妙に喜びばかり感じる取引には特に注意してください。

 

代金を回収できてこそ売上です

うちは詐欺会社なんかに騙されないよ!

と思うかもしれません。でも、騙された方はみな、そう思っていたそうです。過信は禁物です。

 

私のように長年信用調査をしてきたとか、審査担当としてたくさんの取引先をチェックしてきたきたとか、融資担当の銀行マンのように、ある程度経験を積んでいなければ騙される可能性はいくらでもあると私は思います。

 

詐欺会社って本当に巧みに騙そうとしてくるんです。とくに『少しでも売上を上げたい!』という気持ちにはもれなくつけ込んできます。

 

コロナで売上が落ちてしまって、どの会社も頑張って売上を上げたいと思っている今のような時期は、心理的にもとくに騙されやすくなっているので、本当に本当に注意してください。

 

繰り返しになるのですが、取引が上手く行きすぎている時は一旦立ち止まって考えること。そして、『本当に代金を回収できるのか』をしっかり見極めることが大切です。

 

売上が上がっても回収できなければ意味がありません。とにかく回収が大事。回収するまでが売上です!

 

このことをぜひぜひ忘れないでいてくださいね。

 

 

詐欺会社と見抜くために、もう少しポイントを教えてほしい

 

という方もいらっしゃると思うので、次回から数回の記事に分けて、見抜いた経験がない方が簡単に詐欺会社を見抜くためのポイントをご紹介しようと思います。

 

 

本日のブログはここまでです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

本日の記事が、1人でも多くの経営者の方のお役に立てれば嬉しいです。

 

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