こんにちは。
会社の信用力アップをサポートする
会社信用クリエイターの佐藤絵梨子です。
前回に続き、今回も取り込み詐欺会社の見抜き方についてです。
今回は、取り込み詐欺会社の見抜き方の中でも、【相手に質問することで見抜く方法】をご紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
今回ご紹介したポイントに当てはまる会社が、必ずしも怪しい会社だとは限りません。あくまでも詐欺会社の特徴として出やすいものであり、良い会社でもあてはまることがあります。怪しいか否かは慎重に確かめるようにしてください。
この記事を書いている私のこと 佐藤絵梨子 新卒で企業の信用調査会社に入社。10年間で延べ7,000社以上を取材し、大手企業との取引は無理だと諦めている経営者が多くいることに気づき一念発起。現在は、数字に自信がない中小・零細企業が大手企業から取引先として選ばれるためのサポートを展開。ブログやツイッターでは会社が信頼されるコツを伝える。※詳しいプロフィールはこちら
会社信用クリエイター
突っ込んだ質問をして見抜く
前回のブログでもお伝えしたとおり、詐欺会社は具体的な話ははぐらかしたり、つじつまが合わないことを言い出すことが多いです。
なので、少し突っ込んだ話をした時に、相手がどんな反応や回答をするのかを見ることは、怪しい会社かどうかを見極めるための良い判断材料になります。
見抜くために効果的な質問を2つご紹介します。
- 『会社の沿革』について聞いてみる
- 『扱い品』と『販路』について聞いてみる
あらかじめ取得しておいた商業登記簿の内容に触れながら、
「ここで住所や社名が変わっていますが、何か方針が変わったんですか?」
「会社も色々と変化しているようですが、扱っているものはずっと変わらないのですか?」
「うちのような業界の会社とは昔から取引が多いのですか?」
のように、変更点と絡めた聞き方をするとベストです。
相手の回答がはっきりしない、ふわっとしたつかみどころのないものだったら、自分が納得できるまでどんどん質問しましょう。
▼こんな回答をする会社は怪しいので、もっと深く聞いていきましょう▼
「いや〜私は最近この会社に入ったばかりだから、詳しいことはわからないんですよ」
「昔のことは把握してないんだよね」
商業登記簿の内容と相手の説明に矛盾がないか、しっかり説明してくれるのかをじっくり確認しましょう。
納得ができる回答をしてもらえなかった。回答を聞いて逆にもやもやした。回答を聞いて不安になった。
こんな時は、取引をしないという決断をすることも必要です。
不安を感じる会社と無理に取引をしても、回収ができなければ意味がありません。
経営者のみなさん見極める目を持って、誠実な会社と良い取引をするようにしてくださいね。
本日のブログはここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日の記事が、1人でも多くの経営者の方のお役に立てれば嬉しいです。
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