こんにちは。
会社信用クリエイターの佐藤絵梨子です。
突然ですが、
このブログをお読みいただいている経営者のみなさまの会社には、ホームページはありますか?
ホームページがないという会社、実は多いのではないでしょうか?
少し古いデータなのですが、
中規模事業者の約2割、小規模事業者では約5割が、ホームページを開設していません。
出典:中小企業庁ホームページ 中小企業白書2013年版全文 第2-4-2図

なんてお話も小耳にはさむのですが、
ホームページがないのは、実はすごくもったいないことなんです。
本日のブログは、
取引先を増やせるかどうかの鍵はホームページにあり
についてお伝えします。
きちんとホームページの役割を知っておかないと、これから売上を伸ばすことも、取引先を増やしていくことも、会社を長く続けることも厳しくなるかもしれません。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事を書いている私のこと
佐藤絵梨子/会社信用クリエイター
世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、大手企業との取引実現から銀行融資や補助金獲得まで支援するサービスを展開中。
*国が認定する経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411)です
ホームページにはどんな役割があるの?
ホームページは商品やサービスを宣伝するためだけのものではありません。
みなさまの会社が「安心して取引ができる会社だ」と証明するものです。
どういうことか説明しますね。
ホームページがないとよくわからない会社だと思われる
まわりの人からの口コミや噂ばなしなど、たまたま何かのきっかけで知ったA社という会社があったとしましょう。
「うちの会社の取引先に良さそうだな」なんて思って、インターネットで探してみたけれど、
探せども探せどもホームページが見当たらない。
このA社、
みなさまだったら「取引をしませんか」と声をかけますか?
おそらく大半の会社は、声をかけないと思います。
ホームページがない会社は、ほかの会社から問い合わせをもらったり、取引の声をかけてもらえることがとても少ないです。
理由は簡単です。
情報が少なすぎて、どんな会社なのかよくわからないからですね。
ホームページがない会社は、
「確かに存在していて、営業もしているんだろうけど、イマイチどんな会社なのかわからないんだよね」
と思われてしまうんです。
よくわからない会社と取引するのは怖い
ホームページがないと、まわりの会社はあなたの会社の良さに気づきません。
良い会社なのか悪い会社なのかの判断もできないんです。
ホームページがないと、相手はこんな不安を感じます
- 安心して取引できる会社じゃないかもしれない
- ちゃんとお金を払ってくれないかもしれない
- 経営状態が悪い会社かもしれない
- 支払や納品が遅れるかもしれない
- 取引の途中で倒産してしまうかもしれない
- 取引条件を守ってくれないかもしれない
取引先がなくて、よっぽど切羽詰まっている会社でもなければ、取引先として選んでくれないです。
よくわからない➡︎取引するのはちょっと不安➡︎取引先として選ばない
という流れです。
大半の会社は、あなたの会社には声をかけず、すぐに別の取引先候補を探しはじめるんですね。
良い会社ほど”安心して取引できる”と感じた会社を選ぶ


と思っている方がいるかもしれませんが、
良い会社になればなるほど、よくわらかない会社とは取引をしません。
自分の会社に悪い影響を与える可能性がある会社ではなく、「安心して取引ができる」と感じた会社と取引がしたいと思っています。
しかも、
良い会社って忙しいです。
さまざまな業務をしっかり管理しながら進めているので、とにかく時間がありません。
よくわからない会社にわざわざ問い合わせをして確認をするなんて、手間も時間もかかって面倒なんです。
そんなことをするよりも、あらかじめ良い会社だとわかっている会社と取引をする方が楽なんです。
なので、良い会社アピールをしっかりしている会社の方を選ぶんですね。
ホームページがある会社は安心してもらいやすい
繰り返しになりますが、
ホームページは、みなさまの会社が「安心して取引ができる会社だ」と証明するものです。
商品・サービスを紹介したり、宣伝するためだけにあるわけではありません。
見てくれた相手に安心感をもってもらう情報を提供することが必要です。
こんなふうに感じる会社のホームページには安心感があります
- 「ちゃんと存在する会社なんだな」
- 「こんなサービスや事業をやっているんだな」
- 会社の内情も見えてくる
- きちんと動いている会社だとわかる
安心できてはじめて、
「じゃあ、とりあえず話をしてみようかな」
と声をかけてくれる会社が現れるんですね。
まずは声をかけてもらえる会社になろう
取引先を探している会社は、こんなことを考えながら取引先を探しています。
取引先を探している会社の気持ち
- できるだけ会社の様子を知っておきたい
- 経営状態がしっかりした会社を選びたい
- きちんと約束を守ってくれる会社がいい
- 長く取引できそうな会社がいい
ホームページでは、みなさまの会社の実績と強みを存分にアピールして、安心して取引ができる良い会社だと知ってもらいましょう。
取引先を探している会社はたくさんあります
中小企業の経営者のみなさまからは、
「新規開拓が進まない」
「問い合わせが増えない」
「取引を断られてしまう」
というような、取引に関するお悩みをよく聞くのですが、
みなさまが取引先がなかなか増えないと悩んでいる一方で、
新しい取引先を探している会社はものすごく多いんです。
わたしは昔、信用調査会社に勤めていたのでよくわかるのですが、
「とにかく販売先を増やしたい」
「仕入先を探している」
「良さそうな外注先が欲しい」
のように、取引先を探している会社からの調査依頼が、信用調査会社には毎日山ほど集まります。
世の中には、取引先を探している会社がたくさんあるんです。
取引先を探している会社がこれだけあるのに、みなさまの会社への問い合わせが増えない理由は、
「安心して取引できる会社だ」と思ってもらえていないからです。
取引のチャンスは、実はたくさんあるんです。
そのチャンスをガッツリつかむためにも、ホームページを開設し、良い会社だというアピールをガンガンしていきましょう!
あとがき
信用調査会社で取引先を選ぶ会社、選ばれる会社の両方を見ているとわかるのですが、
「良い会社なのだから、ホームページがあればもう少し取引先として選ばれやすくなるのにな」と感じる会社は、本当に数え切れないほどたくさんあるものです。
良い会社なのに、情報が少ないだけでよくわからない不安な会社になってしまうなんて、もったいないです。
せっかくのチャンスをみなさま自身で逃さないためにも、ホームページを準備すること、しっかり考えてみてくださいね。
本日のブログはここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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