こんにちは。
会社信用クリエイターの佐藤絵梨子です。
このブログでは何度も『良い会社とお取引がしたいならホームページは大事ですよ』とお伝えしてきたのですが、
みなさまの会社では、ホームページの更新をしていますか?
実は、

ではないんです。
信用調査会社に勤めていた頃からたくさんの会社のホームページを見てきましたが、ホームページの情報更新をこまめにしていない会社は”良い会社だ”と思ってもらえません。
本日のブログでは、
- ホームページの情報更新をこまめにする会社が信頼される理由
- どんな情報をこまめに発信したら良いのか
についてお伝えします。
せっかく公開しているホームページですから、”良い会社だ”と思ってもらうために最大限手を加えましょう!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事を書いている私のこと
佐藤絵梨子/会社信用クリエイター
世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。同社退職後、大手企業との取引実現から銀行融資や補助金獲得まで支援するサービスを展開中。
*国が認定する経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411)です
ホームページの情報更新をこまめにする会社が信頼される理由
ホームページの情報をこまめに更新する会社が信頼されるのは、ホームページを見たお相手がこんな印象を受けるからです。
情報がこまめに更新されていると、見た人はこう感じる
「ちゃんと生きている会社だ」
「今の会社の状態がきちんと反映されている」
「社内の管理体制がしっかりしている」
1つずつ解説しますね。
ちゃんと生きている会社だとわかる
情報更新が止まっている会社は、動いている会社なのか・事業をストップしている会社なのかわかりません。
「この会社、ちゃんとやってる?」
と思われてしまうんですよね。
もう少し言うと、
「何だか今にも動きが止まって潰れてしまいそう・・・」
というふうに危なくも見えるんです。
取引先のホームページをしっかりチェックしている会社ほど、情報を更新していないホームページを見た時に「大丈夫かな?」と思う傾向がありますね。
みなさまも、取引をするのなら、活発に動いていそうな会社と取引をしたいですよね?
情報更新が止まっている会社は、動いていなさそうに見えるので、「取引をしよう」と声をかけてもらいにくいんです。
掲載されている情報が最新のものだとわかる
「ホームページを見て問い合わせをしたら、実際には見ていたのは古い情報で、今の会社の状態はホームページの情報とは全然違っていた」
という経験はありませんか?
よくあるこんなこと
- ホームページには載っていたのに、今は扱っていない
- 掲載されていた価格と今の価格が違う
- 数日で納品できると掲載されていたが、今は納品まで数週間かかると言われた
これでは、せっかくホームページを見て問い合わせてくれたお相手をガッカリさせてしまいますよね。
お相手は、みなさまが発信している情報を信頼してくれなくなるので、そこから気を取り直して取引しましょう!とはならないですよね。
これだけは絶対にやってはダメ
- 新社長になったのに、古い社長の氏名を載せている
- 本社(工場・事務所)移転したのに住所が古いまま
- 主力の事業が変わったのに、内容を載せていない
よくあることなのですが、
まわりの人から「千代田区にあるA社って会社が良いらしいよ」という話を耳にして、「どれどれ、うちの新しい取引先としてどうだろう?」なんて思って、ホームページで『A社・千代田区』と探したとしましょう。
ところが、いくら探しても、千代田区のA社という会社は見つかりませんでした。
なぜなら、実はA社は渋谷区に移転していたんですね。
探した人は、渋谷区のA社のホームページを見つけても、千代田区のA社と同じ会社だとは気がつかなかったというわけです。
情報が古いと、探している会社と同じ会社なのか特定ができないんです。
せっかくの取引のチャンスを逃してしまいますよね。
このようにならないように、ホームページには現在の情報をきちんと載せておきましょう。
社内の管理体制がしっかりしていると思ってもらいやすい
情報をこまめに更新していると、社内の管理体制がしっかりしていると思ってもらえます。
「こんなにこまめに更新をする会社なら、社内もちゃんとしてるんだろうな」
と思ってもらいやすいんですね。
社内の管理体制がしっかりしている会社は、業績も良く、お金の管理もしっかりしていて、倒産の心配も少ないことが多いです。
大手企業が取引したくなるのは、こんな会社です。
ホームページを見た人がどんな印象を受けるのかも考えて、情報は最新のものを載せておきましょう。
どんな情報をこまめに発信したら良いの?

と思っている方もいらっしゃると思います。
でも、難しく考えなくて大丈夫です。
”会社で変化したこと”を発信する
まずはこれだけやってみましょう。
変化というのは、例えばこんなことです。
- 新しい扱い品が増えた
- 製品・サービスの取り扱いを辞めた
- 製品やサービスを改良した
- 新しい機械を導入した・買い換えた
- 資金調達をした
- お値段・料金に変更があった
- 新しい従業員を採用した
などがそうですね。
”変化”を発信する場所は、ホームページのトップページが良いです。
サイトを見た人の目に1番に入る情報なので、強く印象に残りまよ。
1つ例として、キヤノン(株)のホームページのトップページを見てみましょう。
このように『新製品・サービス情報』とか『お知らせ』という項目をつくって、情報を発信するといいですね。
項目はこんな名前にするといい
- ニュース
- お知らせ
- トピックス
- 新製品情報
- サービス情報
情報を発信する時のポイントは、
情報を発信した日付を目立たせること
キヤノン(株)のホームページのこの部分ですね。
「情報をしっかり更新しているよ!」ということを強くアピールしてください。
ほかにも”こんな情報を更新すると良い”というものを紹介します。
決算について報告する
中小・零細企業でも、
「決算が無事終わりました」
というタイトルで、その期の売上高と前期との比較を一言発信している会社も見たことがあります。
わたしが見たのは、売上高10億円ほどの中小企業で、売上高と営業・経常・当期純利益を報告していました。
こまめな情報更新+業績もわかる
ということで信頼感は抜群でしたね。
”社会環境にどう対応しているか”報告する
今の時期だと、『コロナウイルスへの対応について』がそうですね。
地震や豪雨など災害地域に会社がある方は、こまめに報告すると良いです。
とくに、メーカーで災害地域に工場がある場合は、工場への影響を発信しておくと見た人に安心感を与えられます。
運送事業を行っている会社も、運搬 ・運行に支障がないかどうかを掲載しておくと良いですね。
とくに影響がなかったとしても、「弊社業務に影響はございません」と発信しておくのも、安心感があるのでおすすめです。
受賞歴・支援活動を報告する
ソフトバンク(株)のホームページでも、トップページで支援活動の報告をしています。
受賞歴・支援活動がある会社は、ホームページのトップページで公表してみてくださいね。
こまめに情報を発信すれば、会社はぐんと信頼されるようになります。
どんな情報を発信できるか、みなさまの会社でも考えてみてくださいね。
本日のブログはここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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