そんなお悩みを解消します。
補助金の審査突破は簡単ではありません。
人気の補助金は競争が激しいです。
審査も厳しく、採択率が30%台しかない補助金もありますね。
不採択になり、この世の終わりのような気持ちになっている方もいるのではないでしょうか?
本日は、次こそ採択されたいあなたのために、審査突破のプロが「不採択リベンジの秘策」をご紹介します。
最初に大切なことをお伝えします。
ラクをして採択される秘策は存在しません(※期待した方はごめんなさい)
「では、どうすればいいの?」と思った方は、どうぞこのままお読みくださいね。
最後までお読みいただければ、再申請ですべきことがわかります。
実は大事な「採択されたいなら辞めるべきこと」も要チェックですよ。
本記事を読んで、次こそは採択を勝ち取りましょう!
不採択の原因究明、計画書の添削を必要とされる方は、お気軽にご相談ください。
この記事を書いている私のこと
佐藤絵梨子/会社信用ドットコム代表
世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。2017年同社を退職。現在は大手企業との取引実現から銀行融資・補助金獲得まで支援するサービスを展開。小さな企業の救世主として期待されている。
*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411)
1回2回の不採択でめげない!
補助金で何度も不採択になって、再申請を諦めようとしていませんか?
不採択はとてもショックなことだと思います。
事業計画や頑張りを否定されたような気持ちになりますよね。
再申請をしても採択されるかわからない。そんな中で諦めたくなる気持ちもよくわかります。
ですが、これだけはお伝えします。
補助金は簡単にもらえるものではありません。
返還しなくてよい。高額な資金が手に入る。成し遂げたい事業も実現できる。
当然ながら、人気があり、競争率も高く、審査は厳しいです。専門家がサポートをしても、採択されないことがあるほどです。
何度も挑戦をして、ようやく採択される社長様もたくさんいらっしゃいます。
(※私のところには、何度も不採択になってご相談に来られる方も多いです)
1回・2回の不採択で補助金を諦めるのは、時期尚早ではないでしょうか。
真剣に考えた補助金計画。
丁寧にそろえた必要書類。
とにかく時間がかかった申請手続き。
数回の不採択で諦めるのは、もったいないと思いませんか?
どうぞ諦めない気持ちを強く持ってください。
そして、不採択リベンジのポイントをつかみ、次こそは採択を勝ち取りましょう!
補助金採択のために辞める5つのこと
補助金申請のサポートをさせていただいていると、「これは辞めた方がいい」と思うことをしてしまう方がいます。
悪い影響を受ける可能性があることは、思い切って、再申請が終わるまで遠ざけましょう。
とくに注意すべき5つをご紹介します。
SNS &ネットサーフィン
採択されたいなら辞めることの1つ目は、SNS &ネットサーフィンです。
採択のためにSNSやインターネットで情報を探したくなる気持ちはよくわかります。
ですが、SNSやインターネットは不正確な情報や極端な意見も多いです。
不採択後の弱った気持ちのまま閲覧をして、影響されすぎないように気をつけてくださいね。
しかも、あなたがSNSやネットを見ている間に、ライバルたちは着々と申請準備を進めて、採択可能性を高めています。
いま何を優先するべきか、見誤らないないようにしましょう。
落ちこみすぎる
採択されたいなら辞めることの2つ目は、落ちこみすぎてしまうことです。
不採択だったからといって、あなたの事業計画が否定されたわけではありません。
不採択理由の大半は、取組内容に改善の余地を残していたり、事業計画書でうまく説明できていなかったケースです。
計画が全否定されたわけではないことはどうぞご理解くださいね。
落ち込みすぎると再申請にも前向きになれません。早めに気持ちを回復させましょう。
どうしても気持ちが落ち込んでしまう方は以下の記事をお読みください。気持ち回復のお役に立ちます。
補助金が不採択でツライ!を劇的解決|繰り返し不採択を乗り越える方法【審査突破のプロが解説】
補助金で不採択になってツライ経営者様の記事。審査突破のプロが教える!気持ちを回復させ、次こそ採択されるコツを詰め込みました。
▶︎補助金が不採択でツライ!を乗り越える方法|再申請に前向きに取り組む5つのコツ
何とかなるモード
採択されたいなら辞めることの3つ目は、何とかなるモードです。
不採択になって落ちこむ必要はありませんが、お気楽すぎるのは考えものです。
気を抜けば、補助金審査は突破できません。
万全の準備をして、再申請にのぞみましょう。
審査員の文句
採択されたいなら辞めることの4つ目は、審査員への文句です。
不採択になり、審査員に物申したい!と思っている方もいることでしょう。
残念ながら、文句を言ったところで、審査結果が変わることはありません。
審査員の文句を言うより、再申請の準備に時間と労力を使いませんか?そして、次こそ採択されて、「どうだ見たことか!」と思ってやればいいのです。
マイナスな気持ちにとらわれて、力を注ぐべきことを見誤らないでくださいね。
すぐ専門家を変える
採択されたいなら辞めることの5つ目は、支援してもらう専門家をすぐ変えることです。
不採択になって「この専門家はダメだ」と思う気持ちもわかります。
ですが、不採択の原因が専門家の支援方法や能力によるものかどうかは、冷静に検証する必要があるでしょう。
場合によっては、専門家は変えない方が良いこともあります。
専門家が補助金計画をよく理解してくれていて、次回申請に向けて改善策を示してくれる場合は当てはまりますね。
どのように専門家を活用するかも含めて、冷静に再検証することが必要です。
審査突破のプロが教える!不採択リベンジの9つの秘策
さて、いよいよ本記事の本題。審査突破のプロが「不採択リベンジの秘策」をお伝えします。
冒頭の繰り返しになりますが、簡単に採択される秘策は存在しません(※期待した方はごめんなさい)
不採択リベンジの秘策は、地道な確認作業と、補助金申請の基本を丁寧に行うことです。
「なんだそんなことか」と思ったあなた。
実は、その地道な作業と基本ができていない方がとても多いのですよ。
厳選した9つの項目をご紹介します。自社はできているか、徹底チェックしてください。
不採択理由をはっきりさせる【意外な盲点あり】
不採択リベンジの秘策の1つ目は、不採択理由をはっきりさせることです。
再申請で採択されるには、不採択になった原因を改善することが必要です。
不採択理由がわかっていないと、どこを改善したらいいかわからず、不採択を繰り返してしまうからですね。
不採択理由を教えてくれる補助金もあります。必ず確認しましょう。
注意すべきは、教えてもらえる不採択理由は「主なもの」だということです。教えてもらえない”その他もろもろの理由”の改善が必要なケースもあります。
不採択になった原因がわからない場合は、専門家に相談するのも手です。最適な解決策を示してくれるでしょう。
最適な補助金か再検討する
不採択リベンジの秘策の2つ目は、最適な補助金か再検討することです。
そもそも申請する補助金が最適ではないケースを見かけます。
「計画内容がこの補助金には合わない」
「ほかの補助金の方が最適では?」
というケースですね。
申請した補助金が本当に最適なのか、公募要領を見ながら再検証しましょう。
あわせて「申請枠」が最適かの再検証もしておきたいですね。
最新の公募要領を見直す
不採択リベンジの秘策の3つ目は、最新の公募要領を見直すことです。
補助金は申請回ごとに内容やルールが変わることがあります。
追加書類が必要になることや、事業計画書の様式が変更になること、補助金の対象や申請枠が変わることもよくあります。
「前回はこうだったから、今回も同じだと思いました(内容が変わったのを知らなかった)」は通用しません。
必ず最新の公募要領を確認しましょう。
余裕のあるスケジュールを死守!
不採択リベンジの秘策の4つ目は、余裕のあるスケジュールを死守することです。
不採択理由の改善には十分な時間が必要です。
直前の準備は、焦りでミスをする可能性が高まります。専門家に頼りたくても、直前の相談は断られる可能性が高いでしょう。
ギリギリのスケジュールでは入念な準備はできません。
締切に間に合うように、余裕を持って準備をしましょう。
書類審査の不備は徹底排除
不採択リベンジの秘策の5つ目は、書類審査の不備は徹底排除することです。
公募要領や公式サイトのお知らせを確認して、必要な書類をいま一度よく確認しましょう。
正しい書類を揃えているか、記入ミスや記載不足はないかも確認が必要です。
書類不備で不採択になるのはもったいないです。気をつけてくださいね。
事業計画をレベルアップする
不採択リベンジの秘策の6つ目は、事業計画をレベルアップすることです。
審査項目を確認したり、専門家から意見を聞いたりしながら、より良くできる部分は改善をしましょう。
計画内容が不適切なら見直しも必要です。
最後は”計画の良し悪し”で採否が決まります。計画内容に妥協は許されません。
審査を突破する事業計画書を作成する
不採択リベンジの秘策の7つ目は、審査を突破する事業計画書を作成することです。
提出書類の中でも、事業計画書は重点的に審査されます。
どこをどう改善すれば良いかを明確にして、十分に時間をかけて取り組みましょう。
とくに、記載すべき内容が網羅されているか、審査項目に沿って書かれているか、はよく確認しておきたいポイントです。
補助金の事業計画書の書き方は、以下の記事でご紹介しています。必要でしたらお読みください。
まず書き方の基本を押さえたい方はこちら
補助金審査の9つの掟|まずこの書き方だけは死守!採択される事業計画書作成のコツ
補助金で採択される事業計画書の書き方を知りたい方向けの記事。「補助金の事業計画書がどのように審査されるか」「採択される事業計画書の書き方」を解説しています。
▶︎補助金審査の9つの掟|まずこの書き方だけは死守!採択される事業計画書の書き方
採択可能性をより高めたい方はこちら
補助金採択率アップを狙う書き方|審査突破のプロが厳選!ワザありな事業計画書の書き方10選
補助金の採択率アップを狙う書き方が知りたい方向けの記事。「審査員の心をつかむ事業計画書の特徴」と「採択率がアップする”ワザあり”な事業計画書の書き方」をご紹介します。
▶︎補助金採択率アップを狙う書き方|ワザありな事業計画書の書き方10選
加点項目を甘くみない
不採択リベンジの秘策の8つ目は、加点項目を甘くみないことです。
競争の激しい補助金では、加点があるか・ないかが採否に大きく影響します。
複数の加点項目に当てはまるように準備をする事業者様も多いです。取れる加点は確実に取っておきましょう。
減点項目に当てはまっていないかも要確認です。対策が可能ならしておきましょう。
信頼できる専門家を味方にする
不採択リベンジの秘策の最後は、信頼できる専門家を味方にすることです。
自社だけでは判断に悩んだり、解決策が見出せないこともあるでしょう。
お悩みが深い場合は、専門家の手を借りることも検討してみてください。
実力のある専門家なら、審査突破の最適解を示してくれるはずです。
不採択リベンジの秘策9選をまとめます。
不採択リベンジの秘策9選
- 不採択理由をはっきりさせる
- 最適な補助金か再検討する
- 最新の公募要領を見直す
- 余裕のあるスケジュールを死守!
- 書類審査の不備は徹底排除
- 事業計画をレベルアップする
- 審査を突破する事業計画書を作成する
- 加点項目を甘くみない
- 信頼できる専門家を味方にする
以上、補助金の不採択地獄を脱け出す方法|審査突破のプロが教える!不採択リベンジの9つの秘策をお伝えしました。
補助金の獲得は、事業成長の可能性を引き出し、成し遂げたい事業の実現を後押ししてくれます。
アドバイスやご相談が必要な方はご相談ください。お力になります。
みなさまが補助金に採択され、ますまず事業を成長させていかれることを心より願っています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。