補助金一発採択の必勝法 事業承継・引継ぎ補助金

事業承継・引継ぎ補助金の採択対策|10次公募のスケジュールや採択率・申請準備のポイントを解説

2024年1月3日

事業承継・引継ぎ補助金の採択対策|10次公募のスケジュールや採択率・申請準備のポイントを解説|会社信用ドットコム

事業承継・引継ぎ補助金の9次公募のスケジュールが発表されましたね。

これまでの採択率や不採択リベンジの方法をお伝えします。

この記事を書いている私のプロフィール

佐藤絵梨子(さとうえりこ)
会社信用ドットコム代表・会社信用クリエイター

世界最大の企業情報を保有する (株)東京商工リサーチに入社後、個人から売上1兆円企業まで10年間で延べ7,000社以上を調査。商業登記簿から会社の信用度を見抜くほどになり、全国1,000人以上の調査員中、営業成績1位獲得の実績を誇る。2017年同社を退職。現在は大手企業との取引実現から銀行融資・補助金獲得まで支援するサービスを展開。小さな企業の救世主として期待されている。

*経済産業省認定 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:107713006411

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<メディア掲載情報>

SMBCグループの経営層向け会報誌『SMBCマネジメントプラス』2024年12月号
日本実業出版社『企業実務』2024年12月号 など

会社信用ドットコムメディア情報

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30秒でわかる事業承継・引継ぎ補助金

事業承継・引継ぎ補助金を簡単に説明します。

事業承継・引継ぎ補助金とは、事業承継やM&A、廃業をきっかけとして行われる新しい取り組みや、経営資源の引き継ぎを支援してくれる補助金です。

「①経営革新事業」「②専門家活用事業」「③廃業・再チャレンジ事業」という3つの申請類型があります。

申請類型によっては、経済産業省が認定する経営革新等支援機関(※事業計画策定を支援する中小企業支援者)に相談をして、共に事業計画を考える必要もあります。

対象になる事業者は以下のとおり。
 

対象になる事業者

 

対象経費・補助率・上限額は以下のとおり。
 

申請類型・対象経費・補助率・補助上限額

申請類型対象経費補助率・上限額
経営革新事業▶︎「承継後の取り組み」にかかる費用を補助
店舗等借入費、設備費、原材料費、産業財産権等関連経費、謝金、旅費、マーケティング調査費、広報費、開業賃借費、外注費、委託費、廃業費
1/2または2/3
600万円以内または800万円以内
専門家活用事業▶︎「M&A(事業引継ぎ)時」等にかかる費用を補助
(※M&A支援業者に支払う手数料、セカンドオピニオン等)

謝金、旅費、外注費、委託費、システム利用料、保険料、廃業費、廃業支援費、在庫廃棄費、解体費、原状回復費、リースの解約費、移転・移設費用
1/2または2/3
600万円以内
廃業・再チャレンジ事業▶︎「承継時にともなう廃業」にかかる費用を補助
廃業支援費、在庫廃棄費、解体費、原状回復費、リースの解約費、リースの解約に伴う解約金・違約金 移転・移設費用
2/3
150万円以内

第7回公募要領をもとに会社信用ドットコムで作成。

 

事業承継・引継ぎ補助金の採択率・難易度

近年の事業継承・引継ぎ補助金の採択率は以下の通りです。

※経営革新事業・専門家活用事業のみ集計。廃業・再チャレンジ事業は公式サイト等をご確認ください


2022年(令和4年)

公募回公募期間申請類型申請数採択件数採択率
1次公募経営革新:令和4年5月31日〜6月20日/専門家活用:令和4年4月22日〜5月31日経営革新209件105件50.2%
専門家活用790件407件51.5%
2次公募令和4年7月27日〜9月2日経営革新188件105件55.8%
専門家活用422件234件55.4%
3次公募令和4年10月6日〜11月24日経営革新189件107件56.6%
専門家活用408件234件57.3%
4次公募令和4年12月26日〜令和5年2月9日経営革新264件146件55.3%
専門家活用518件290件55.9%

 

2023年(令和5年)

公募回公募期間申請類型申請数採択件数採択率
5次公募令和5年3月20日〜5月12日経営革新309件186件60.1%
専門家活用453件275件60.7%
6次公募令和5年6月16日〜8月10日経営革新357件218件61.0%
専門家活用468件282件60.2%
7次公募令和5年9月15日~11月17日経営革新313件190件60.7%
専門家活用498件299件60.0%

公式サイトをもとに会社信用ドットコムで作成。必ず公式サイトで詳細をご確認ください

 

2024年(令和6年)

公募回公募期間申請類型申請数採択件数採択率
8次公募令和6年1月9日~2月16日経営革新334件201件60.2%
専門家活用374件229件61.2%
9次公募令和6年4月1日~4月30日経営革新※採択結果発表待ち
専門家活用
10次公募※今後募集スケジュール発表予定経営革新※今後募集スケジュール発表予定
専門家活用※10次公募では募集なし

公式サイトをもとに会社信用ドットコムで作成。必ず公式サイトで詳細をご確認ください

採択率は年度や申請回によって変動しますが、近年の採択率は60%ほどです。

念入りに準備をしてのぞむ事業者様が大半を占める補助金です。それでも3社に1社は不採択になっています。

気を抜かず、しっかりと準備をして申請をしましょう。

 

10次公募(次回)スケジュール

第10次公募のスケジュールは今後順次発表される予定です。現在は予定のみ発表されています。

  • 申請期間:未発表
  • 交付決定日:2024年8 月末又は9月月初(予定) 
  • 事業実施期間:2024年9月初頭~2024年11月下旬(予定)

第10次公募は臨時で設けられた申請回となりますため、申請枠は「専門家活用枠」のみとなります。事業実施期間も極めて短くなっています。※第10次公募では「経営革新枠」「廃業・再チャレンジ枠(単独申請)」の募集はありません。

事業構想を細部まで考える時間や、書類準備・電子申請入力をする時間も考えて、余裕のあるスケジュールで申請準備を進めましょう。

 

採択率を高める申請準備のポイント

事業承継・引継ぎ補助金の採択率を高めるには、以下のポイントを意識して申請準備を進めましょう。

事業承継・引継ぎ補助金の申請準備のポイント

  1. 【盲点】スケジュール確保
  2. 最適な申請類型を選ぶ
  3. 必要書類の不備撲滅
  4. 事業計画に命をかける
  5. 審査ポイントを極める
  6. 正しく事業計画を伝える
  7. 専門家を味方につける

 

各ポイントの詳細は以下の記事で解説しています。必要であればお読みください。

詳しくはこちら
事業承継・引継ぎ補助金の採択率は高くて狙い目?審査突破プロ直伝!確実にもらう申請のコツ7選|会社信用ドットコム
事業承継・引継ぎ補助金の採択率は高くて狙い目?審査突破プロ直伝!確実にもらう申請のコツ7選

事業承継・引き継ぎ補助金の採択率と確実にもらうコツを知りたい方向けの記事。審査突破のプロが「事業承継・引継ぎ補助金を確実にもらう申請のコツ」をご紹介します。「採択率が高い理由」も解説しました。

続きを見る

 

不採択リベンジをする社長様へ

不採択になってしまった事業者様が再申請をする場合は、以下の項目を確認しましょう。不採択の原因を突き止め、適切に準備を進めることが必要です。
 

不採択になったら確認すること

  • 書類不備のチェック
  • 次回公募要領の確認
  • 計画内容・申請書の改善
  • 11次公募での申請検討

 

1つずつ簡単に補足します。

 

書類不備のチェック

書類不備がある場合は、必要な書類や修正が必要な書類を確認しておきましょう。

良い事業計画を考え、最高の事業計画書もあるのに、書類不備で不採択になるなんて、こんなにもったいないことはありません。

抜け漏れがないように、慎重に準備を進めましょう。

 

次回公募要領の確認

8次公募(次回)で再申請をする場合は、最新の公募要領を必ず確認しましょう。

不採択になった申請回とは最新の申請回では、内容が変わることがあります。

「前回と同じだろう」という気持ちでいると、思わぬミスや想定外なことでつまづきかねません。必ず一度目を通しておきましょう。

 

計画内容・申請書の改善

計画内容や申請書の修正・改善をしましょう。

申請書の書き方だけが悪いとは限りません。場合によっては計画内容そのもののレベルアップや改善も必要なことも多いです。

専門家のアドバイスなどを参考に改善できる点がないか念入りに確認をしてください。

 

11次公募での申請検討

10次公募(次回)申請締切まで時間がない場合は、11次公募で申請することも検討しましょう。

準備期間に余裕があれば、十分に戦略を練り、慎重に準備をすることができます。

焦って適当に準備をするよりも、採択可能性は格段に高まるでしょう。申請スケジュールは十分に検討することをおすすめします。

※10次公募は「専門家活用枠」のみの募集です。「経営革新枠」「廃業・再チャレンジ枠(単独申請)」の募集はありませんので、11次公募まで準備期間が取れますね。

 

補助金不採択でもめげない!

これまで補助金を申請して不採択になってしまった事業者様は大変残念に感じていることと思います。

ですが、1回・2回の不採択で補助金を諦めるのは時期尚早です。

何度も挑戦をして、採択をつかむ事業者様もたくさんいらっしゃいます。

(※会社信用ドットコムには、1〜5回不採択を経験してご相談に来られる方も多いです)

自社だけではリベンジが難しいと感じていらっしゃるのであれば、専門家の協力を得ることも一つの手です。

専門家は不採択の原因を見抜き、審査突破の最適解を提示してくれれます。

どうぞ諦めずに再申請に挑戦してくださいね。

お困りの方はご相談ください。お力になります。
 

補助金の獲得は、事業の実現を後押しし、企業の成長を加速させます。

みなさまが補助金に採択され、事業をますます発展させていかれることを心から応援しています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

事業承継・引継ぎ補助金の詳細はこちら

詳細は公式サイトや公募要領をご確認ください。

▶︎事業承継・引継ぎ補助金の公式サイトはこちら(10次公募)※今後詳細発表予定

 

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